2023年12月19日

出川哲朗の充電バイクの旅 熊本高橋稲荷神社→日奈久温泉

出川哲朗の充電バイクの旅 熊本高橋稲荷神社→日奈久温泉(ひなくおんせん) TVer(ティーバー)

 出川哲朗の充電させてもらえませんか? 熊本縦断の旅
 行くぞくまモン<絶景の有明海>沿いをズズーっと114キロパワスポ高橋稲荷から目指すは名湯<日奈久温泉>ですがダチョウ倶楽部が絶好調過ぎ!ヤバイよヤバイよSP

 有明海の向こうに見える雲仙普賢岳(うんぜんふげんだけ)あたりの光景が絶景です。
 海は穏やかで碧く(あおく)波静かです。
 自分も何度か行ったことがある地域なのでなつかしい。

 今回のディレクターは熊谷さんです。
 たいてい、出川さんがディレクターから、そこは、日本三大なんとかとか、目的地のキャッチフレーズを聞くと、ほかの場所はどこか?と質問します。どのディレクターさんも口ごもります。なんだか、定番のやりとりになっています。といっても、事前に聞かれることがわかっていても答えは用意しないスタッフです。そんなことよりほかのことが大事です。それでいいと思います。

 ゲストはダチョウ倶楽部の寺門ジモンさんで、あれやこれやと口やかましい人です。今回もその傾向が前面に出ていました。見ているほうはそれでもかまいません。以前寺門ジモンさんが、番組『東野・岡村の旅猿』に出て、大きなクワガタムシを捕りに行ったことがあったと思います。なかなかやかましかった。にぎやかな人です。
 番組の途中、熊谷ディレクターが映像を編集する話を出しますが、うそでつくった映像にだまされて感動・感心する視聴者にはなりたくありませんので、そこのところよろしくです。出川哲朗さんと寺門ジモンさんがウソの映像放映を嫌がって良かった。

 熊本県の宇土半島(うとはんとう)をぐるっとUターンして回って来てから南下します。
 最初の神社での、投げた玉の的中が、とても良かった。スリルがありました。むずかしそうに見えたので、おふたりとも成功して良かった。見どころがありました。

 地元の人たちの素朴さがいい。
 なんというか、毎日、海と山と、田んぼと(お米の稲が実りの黄金色でした。10月です)のある風景の中で、ペットのワンちゃんもいて、そのような環境に囲まれて暮らすと、人の心は穏やかでゆったりしたものになると想像できます。人に優しさがあります。
 
 寺門ジモンさんが、今回のロケは充電の回数が多い。そのたび自分が充電の依頼をするのがたいへんだと苦情を申し立てられます。確かに多いです。体重が重くて電気がなくなりやすいのかなあ。
 そういえば、充電式バイクが世の中にどんどん広まる気配です。この番組はエコ社会づくりの先駆けです。

 寺門ジモンさんは、アレルギーがあって、牡蠣(かき)は食べられないそうです。また、お茶は、午後3時以降は飲めないそうです。お茶を飲むと、精神状態が高ぶって夜眠れなくなるそうです。お茶に含まれるタンニンが良くないのだろうか。いろいろたいへんそうです。
 
 有明海の有明海苔(ありあけのり)は、とてもおいしいです。わたしも好みです。海苔販売店の息子さんである出川さんが有明海苔を、『超高級品』とほめたたえます。
 
 ちいちゃい鳥居くぐりのシーンがとても良かった。ふつう人間は狭い場所でも、頭が通れば、全身が通ると聞いたことがあります。『東野・岡村の旅猿』でも、歴史好きなロバート山本さんの案内で、徳川家康ゆかりの神社で同じことをやっていました。
 最初に1歳半ぐらいの幼児がちっちゃい鳥居くぐりを今回やってくれたのですが、奈良東大寺の大仏殿の後ろにある太い柱の穴をこどもたちがくぐる動作に似ていました。
 体の太い寺門ジモンさんと出川哲朗さんが苦労しながら小さな鳥居を抜けた姿にちょっとした感動がありました。見ていたみなさんが拍手です。

 駅併設のレトロな食堂と、途中の温泉施設は、指定管理者という制度を活用しているのでしょう。田舎は、役所が中心になって営業活動を後押しするやり方で住民サービスを提供しているのでしょう。
 食堂では食材に、地元特産のレンコンとか海苔(のり)を使っておられるのだろうと推測しました。
 
 移動の途中、明治時代の洋館が出てきます。
 今読んでいる本が、小川哲『地図と拳』で、建築の話が出てくるのですが、明治時代の人たちは優れていたと感心するのです。設計をして建築をする。ヨーロッパのやり方を学んで実現されています。

 いなかゆえに、テレビ慣れしていない人もいます。老齢の方に多い。撮影ロケは、緊張するのでしょう。

 花火大会の映像が流れました。
 熊本ではなく、海の向こうの長崎、島原半島で上がっている花火に見えました。

(次回の放送に続く ゲストは、肥後克広さんです)
 
 後半の肥後さんはすんなりとコースを走って、午後3時半には、目的地の温泉旅館の温泉につかっておられました。前半の寺門ジモンさんとは大違いでした。そのときそのときで運不運はありますな。

 前半放送のロケの時にディレクターが、映像を前後させて編集しますからというようなことをおっしゃったので、いろいろ考えて、映像は加工されているというつもりで見ることにしました。
 ①同じシーンを数回撮って、都合のいいものを選んである。②後撮り(あとどり)がある。出演者のロケが終わったあと、もう一度後日、同じルートをスタッフだけで回っている。映像に出る地元の人たちにお礼と放映の許可を得ながら画像を編集している。食べ物屋では、湯気(ゆげ)がたつような食べ物のシーンを撮っている。
 
 後半も自然の映像がとても良かった。土地も広いし、家屋の敷地も広い。
 たんぼと山並みと海と、ちょうど、自分自身も九州新幹線で鹿児島まで行って来たところだったので、映像と現実が一致しました。遠くをながめる景色がきれいです。番組のロケは10月です。自分の訪問は12月、今月初めのころでした。
 地元の人たちが優しい。熊本県八代市(やつしろし)には、昔親戚が住んでいたので身近に感じます。
 映像では、長い髪をくるくる巻きにした中学3年生女子3人がダンスをしてくれました。じょうずなダンスでした。
 ゲストの肥後克広さんに、ちなんでか、熊本でもあり、『肥後スポーツ』とか『肥後卓球場』とか『肥後』の名称のお店が出てきます。縁があります。
 ハロウィンのちびっこたちも良かった。9人ぐらいのちびっこの姿がありました。
 こどもとたわむれる。そういうことが、あとあといい思い出になります。
 ラーメン屋さん・チャンポン屋さんを教えてくれた6歳ぐらいの女の子は、しっかり受け答えができる少女で感心しました。たいしたものです。
 地元の人たちの心持ちがいい。出川哲朗さんもじょうずに対応されています。人口密集地の都会だとトゲトゲしたところがある人がいるのでイヤになるときがあります。とんがった人とは、関わり合いになりたくありません。競争主義の悪いところです。資本主義は、自分たちとあいつらで競争する社会です。民主主義は必ずふた手に分かれて、対立するようになっている制度です。行き過ぎるとギスギスした社会になります。

 熊本ですから、『くまモン』の像がいっぱい映像に出てきます。驚きました。
 国際クルーズ船のターミナルと紹介がありました。『くまモンポート八代』という名称の施設でした。
 今年は野生の熊が大暴れでたいへんでしたが、キャラクターのくまは、どこも人気です。熊は熊でも野生とキャラクター商品は、別物ですな。
 
 出演者の皆さんが移動の途中で渡った『球磨川(くまがわ)』からは、水害を思い出します。2020年7月(令和2年)に流域で大きな自然災害がありました。65人が亡くなって、2人が行方不明になっています。

 BGM(バックグラウンド)がなつかしい。アグネス・チャンのひなげしの花が流れていました。最近はなんだか半世紀前に流行った歌をよく聞きます。自分のような前期高齢者の世代は、なんだか、また、生まれたときに戻ったような感覚がします。

 出川さんと肥後さんの最後のギャグは、出川さんと亡くなった上島さんの定番でした。ケンカ→キッス→仲直りというパターンです。上島さんは自死されたわけですが、上島さんの芸をまねされるときの芸人さんたちが明るいことが不思議です。それなりに悲しみをこらえての笑いづくりなのでしょう。

 次回は、今回と同じく九州で、九重(くじゅう)とか湯布院(ゆふいん)あたりと聞きました。高校生のころに何度かそのあたりの山に登ってキャンプをしたことがあるので映像を観るのが楽しみです。ゲストは、カンニング竹山さんと最近恋愛話でニュースになった井上咲楽(いのうえ・さくら)さんだそうです。竹山さんは同郷の福岡県出身だし、井上さんは以前太川陽介さんと村井美樹さんのバス対鉄道対決旅に出たとき、昆虫食をする人だとわかって映像を見ていてびっくりした人です。

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