2023年04月07日

ぼくのおふろ 鈴木のりたけ

ぼくのおふろ 鈴木のりたけ PHP研究所

 表紙をめくると、たくさんのおふろの絵が出てきます。
 幼児にとって、新しい言葉と言葉の意味を覚えることができる絵本です。

 読み終えて、今度親戚のちびっこたちに会った時にプレゼントする絵本の候補の一冊にすることにしました。

 想像力の例示、アイデア集です。
 
 ひらがなをリズムにのせて読む絵本です。
 歌のようでもある。

 迷路ぶろがあります。
 なるほど、ちびっこは、迷路遊びが大好きです。
 絵本に『おふろめいろ』は、わたしにはちょっとむずかしかった。
 なかなかとけなかったので、逆方向、ゴールからスタートをめざしてやれました。

 『会議室ぶろ』は、アイデアがおもしろい。
 国際会議は、入浴しながらやりましょう。
 裸の付き合いです。

 男女混浴ぶろは、見当たりませんが、男女別のおふろはあります。

 スーパー銭湯みたいです。

 『ふかいふろ』は、こわい。かなり深い。だいじょうぶだろうか。

 ママに気を使います。
 ママのためのおふろがあります。
 ママをねぎらうのです。(ねぎらう:苦労に感謝して、いたわる)

 絵本を見ていると、温泉につかりたくなります。

 おふろに入っている人たちがいっぱいいます。
 絵本『ウォーリーをさがせ!』みたいな展開になりました。
 もじゃもじゃあたまのサングラスをかけた男をさがします。
 顔の雰囲気は、フォークシンガーだったころの井上陽水(いのうえ・ようすい)さんみたいです。

 『小』から『大』へ。『狭い』から『広い』へと絵は変化していきます。
 世界は広がりを見せます。
 絵本の中は、宇宙です。
 
 もじゃもじゃあたまのサングラス男を見つけてどうするのかと思っていたら、水鉄砲で男を狙い撃ち(ねらいうち)です。

 ドラえもんとのび太が飛行機にのっているようでもある。

 そして、絵本では、最後は自宅のおふろに戻ります。
 その絵を見ていて、ふと思いました。
 じいちゃんであるわたしは、孫たちがうちに泊まりに来たときは、孫たちがまだしゃべることができないあかちゃんだった時から、いっしょにおふろに入っています。
 あかちゃんと浴槽の湯につかるのは、わたしにとっては得意技です。右手をお尻のしたにおいてあかちゃんの体を支えます。左の手のひらを頭の下において、耳にお湯が入らないように、左手親指であかちゃんの右の耳、薬指で左の耳をふさぎます。もう慣れたのでこわくはありません。湯船にぷっかりと赤ちゃんの体を浮かせます。力はいりません。ぷかぷか浮かんだあかちゃんだったころの孫たちは、気持ち良さそうにしていました。
 孫の数が増えて、数年前からは、おふろは、三人でいっしょに入っています。浴槽の中で大暴れして(おおあばれして)、手に負えません。
 体がちいさかったので、わたしが孫たちのからだを洗います。シャンプーつけて、頭を洗って、あわあわせっけんをつけて体を洗ってあげて、そんなことをしています。
 思うのです。幼稚園も卒園したので、そろそろ、自分で自分の体を洗ってほしい。なのに、洗ってくれという態度なのです。まあいいか。洗ってあげている間、ちびっこたちは、うれしそうな表情をしています。

 おふろが嫌い(きらい)な人もいます。
 入浴はしない。シャワーだけという人もいます。
 おふろには、毎日は入らないという人もいます。
 女の人でもおふろにあまり入らない人もいます。
 心身の健康のために、入浴習慣は身につけたいものです。
 
 裏表紙の裏に「かいてんずしぶろ」というおふろの絵があります。
 最近、なにかと話題になった回転寿司です。
 人がいやがるようなことをやって喜ぶという心理は、正常な精神状態とは思えません。心が、屈折(くっせつ)しています。  

Posted by 熊太郎 at 07:24Comments(0)TrackBack(0)読書感想文