2022年09月30日
こんな人いるよねぇ~ 本を読んでつぶやいた つぶやきシロー
こんな人いるよねぇ~ 本を読んでつぶやいた つぶやきシロー・著 伊藤ハムスター・絵 自由国民社
またたび:本のカバーに「またたび1ダース1000円」とあります。わたしは、またたびなるものを見たことがありません。
ねこにまたたび:猫の大好物がまたたびだそうです。猫は、またたびを食べたり、匂いをかいだりして、お酒に酔ったようになるそうです。
またたびは樹木。売る時は、またたびの木が1ダースというセットのようです。12本。
つぶやきシローさんが、出版社から与えられた本を読んだ感想をつぶやく内容だそうです。
目次を見ると、わたしが読んだことがある本も何冊かあります。
益体(やくたい)もないと思う:このような漢字は初めて見ました。
読みは「やくたいもない」意味は、役に立たないことばかり。つまらない。くだらない。
和菓子の『最中(もなか)』を『さいちゅう』と呼んでしまう。(そういうことって、あります)
目次をながめています。
紹介されているうちの一冊で『友だち幻想 菅野仁 筑摩書房』は、読んだことあります。
14ページまで読みました。
内容は、話し言葉の記述であり、文章とは思えない表記方法です。
録音を文章に起こしてあるような語りです。
『つぶやきシロー』という個性だからなのでしょう。
つぶやいています。
慮る:おもんばかる。
ウソで固めた人間社会を風刺(ふうし)する作品です。(あざ笑う。遠回しに批判する)
出版社から与えられた本は、しっかり読みこんでおられるようです。
ハイウエスト:ウエストの位置が高い。
(つづく)
読んでも、あまり得るもの(えるもの)がなさそうな内容です。
(ハズレ作品をつかんでしまったのか)
記述してあることは、演芸をするためのネタ帳のようです。
『ざんねんな偉人伝』という本が出てきました。
今たまたま同時進行で読んでいる本が『ざんねんな先生 有馬心一朗(ありま・しんいちろう) 新評論』です。
穿いて:はいて。パンツをはいて。
スーパーのレジで小銭を支払うお話です。
世の中はもうキャッシュレス時代です。(やーむ。やはりこの本はハズレか)
ふと、現金の管理はたいへんなんだよなーと、働いていた時のことを思い出しました。
(速読に入りました)
不倫相手と結婚できても、うまくいくのは25%だそうです。75%は別れるそうです。
どうやって、統計をとったのかわかりませんが、さしあたって、自分には無関係な話です。
83ページで、さっき書いたようなタイトルの本が出てきました。
『残念な教員 学校教育の失敗学 林純次 光文社』
先生は本をあまり読まないらしい。
昔職場の若い女子が(大学の文学部出身)、新聞の読書欄を読んだことがないと言ったので、びっくりしたことがありました。大学の文学部に所属していても、そんなものなのか。
先生も生徒も、テストで点をとるための本しか読まない。
そういえば、むかし小説家が、最近の出版社の大卒社員は、過去の有名作家の作品を読んだことがない人間ばかりだと嘆いていた文章を読んだことがありました。
『他人を攻撃せずにはいられない人 片田珠美(かただ・たまみ) PHP研究所』は読んだことがあります。親族関係の中で対立があるというお話でした。会社でのことの記述は少なかった。対策として「あきらめる」「関係をもたないようにする」でした。
愛されたことがない、優しくされたことが無い人が、攻撃型人間になるというような分析内容でした。
つぶやきさんの感想を読みましたが、なにか、わたしとは視点が違いました。
『言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲(たちばな・あきら 男性) 新潮社』
自分は、読んだことがあるというか、読んでいて途中で気分が悪くなって読むことをやめました。サイコパス(精神病質的反社会的人格)の記述内容だったという読書メモが残っています。
つぶやきさんは、読みやすかったという感想です。やはり、読書感想は、人それぞれです。
脳梁(のうりょう):右脳と左脳をつなぐ部分。
『ほしいものはなんですか 益田ミリ(ますだ・みり) ミシマ社』は読みました。
覇気(はき。元気。積極性。野望)のない内容だったという自分の読書メモが残っています。
つぶやきさんの感想は、評価があいまいに感じました。
『漫画 君たちはどう生きるのか 原作 吉野源三郎 漫画 羽賀翔一 マガジンハウス』
読みました。読後感が良かったという自分の読書メモが残っています。
つぶやきさんの感想も同じような内容です。
うーむ。
いちおう全部に目をとおしました。
読んでいて、楽しいという気分になれる本ではありませんでした。
(2回目の本読み)
速読だったので、もう一度最初に戻って、ポイントを押さえながら読み返してみることにしました。
なんというか、『すき間産業』です。
すき間をすき間のままにしておいてもいいのですが、すき間をなにかで埋めてもいいという立ち位置の本だという印象をもちました。
タイトルが『こんな人いるよねぇ~』ですが、タイトルと本の中身が一致していなかったような印象がありました。
この本の中身は、出版社から読むようにと与えられた本の読書感想メモです。
『こんな人』がどんな人だったのかを再確認するためにページをめくりなおします。
・都合のいい人(自分の都合のいい人? いまいちピンときません)
・グイグイ系の人
・断り上手な人は、できる人
・待ち合わせ時間に間に合わない人
・無駄な行為が多い人
・クレーム防止のために先手を打つ人
・いろいろな生態のおじさん
・ひとりごはんの人
・怒り続ける人
・不倫しやすい人、不倫されやすい人
・ホワイトボードにフリーハンドで円を描けない数学の先生
・言葉では謝っているけれど、じっさいは謝っていない人
・相手のことを思っていないのに「お前のためを思って……」と言う人(ウソを言う人)
・自分のプライベートを公開したがる人
・大型電気店に行くと商品のことで気持ちが盛り上がる人
・自分が「何歳に見える?」って聞いてくる人
・自分にとって都合のいい人を「友だち」と言う人
・節約(お金を徹底的に使わない)に全神経を集中する人
・まわりに人がいるのに個人情報をいきなり質問してくる人
・初対面で、自分の自慢話をする人
・電車で席を譲られてもかたくなに断る人
・ため息をついて相手を見る人
・せかしてくる人
・指示語ばかりの人「あれ、それ、これ、どれ?」
・あれもこれも忘れる人
・最後にいつも「しらんけど」って言う人
・ワンカップ大関の飲んだあとのカップを捨てられない人
・女性にもてない言動をする男性
なんというか、あれもだめ、これもだめとか、あれもこれもおかしいと否定すると、人間が存在する意味がなくなるような気持ちになりました。
強い印象が残った部分がありました。
109ページ『自分を暴露するのって、脳の快感なんだって』
あわせて、112ページ付近にある記述の趣旨として、自分のプライベートを発表するSNSが流行しているのは、発表する本人の気持ちがすっきりするという面があるからですというものがありました。
自分が思うに、人は、脳みその中にあるあれこれ雑多なことを他人に話すと気持ちが楽になれるということはあります。
またたび:本のカバーに「またたび1ダース1000円」とあります。わたしは、またたびなるものを見たことがありません。
ねこにまたたび:猫の大好物がまたたびだそうです。猫は、またたびを食べたり、匂いをかいだりして、お酒に酔ったようになるそうです。
またたびは樹木。売る時は、またたびの木が1ダースというセットのようです。12本。
つぶやきシローさんが、出版社から与えられた本を読んだ感想をつぶやく内容だそうです。
目次を見ると、わたしが読んだことがある本も何冊かあります。
益体(やくたい)もないと思う:このような漢字は初めて見ました。
読みは「やくたいもない」意味は、役に立たないことばかり。つまらない。くだらない。
和菓子の『最中(もなか)』を『さいちゅう』と呼んでしまう。(そういうことって、あります)
目次をながめています。
紹介されているうちの一冊で『友だち幻想 菅野仁 筑摩書房』は、読んだことあります。
14ページまで読みました。
内容は、話し言葉の記述であり、文章とは思えない表記方法です。
録音を文章に起こしてあるような語りです。
『つぶやきシロー』という個性だからなのでしょう。
つぶやいています。
慮る:おもんばかる。
ウソで固めた人間社会を風刺(ふうし)する作品です。(あざ笑う。遠回しに批判する)
出版社から与えられた本は、しっかり読みこんでおられるようです。
ハイウエスト:ウエストの位置が高い。
(つづく)
読んでも、あまり得るもの(えるもの)がなさそうな内容です。
(ハズレ作品をつかんでしまったのか)
記述してあることは、演芸をするためのネタ帳のようです。
『ざんねんな偉人伝』という本が出てきました。
今たまたま同時進行で読んでいる本が『ざんねんな先生 有馬心一朗(ありま・しんいちろう) 新評論』です。
穿いて:はいて。パンツをはいて。
スーパーのレジで小銭を支払うお話です。
世の中はもうキャッシュレス時代です。(やーむ。やはりこの本はハズレか)
ふと、現金の管理はたいへんなんだよなーと、働いていた時のことを思い出しました。
(速読に入りました)
不倫相手と結婚できても、うまくいくのは25%だそうです。75%は別れるそうです。
どうやって、統計をとったのかわかりませんが、さしあたって、自分には無関係な話です。
83ページで、さっき書いたようなタイトルの本が出てきました。
『残念な教員 学校教育の失敗学 林純次 光文社』
先生は本をあまり読まないらしい。
昔職場の若い女子が(大学の文学部出身)、新聞の読書欄を読んだことがないと言ったので、びっくりしたことがありました。大学の文学部に所属していても、そんなものなのか。
先生も生徒も、テストで点をとるための本しか読まない。
そういえば、むかし小説家が、最近の出版社の大卒社員は、過去の有名作家の作品を読んだことがない人間ばかりだと嘆いていた文章を読んだことがありました。
『他人を攻撃せずにはいられない人 片田珠美(かただ・たまみ) PHP研究所』は読んだことがあります。親族関係の中で対立があるというお話でした。会社でのことの記述は少なかった。対策として「あきらめる」「関係をもたないようにする」でした。
愛されたことがない、優しくされたことが無い人が、攻撃型人間になるというような分析内容でした。
つぶやきさんの感想を読みましたが、なにか、わたしとは視点が違いました。
『言ってはいけない 残酷すぎる真実 橘玲(たちばな・あきら 男性) 新潮社』
自分は、読んだことがあるというか、読んでいて途中で気分が悪くなって読むことをやめました。サイコパス(精神病質的反社会的人格)の記述内容だったという読書メモが残っています。
つぶやきさんは、読みやすかったという感想です。やはり、読書感想は、人それぞれです。
脳梁(のうりょう):右脳と左脳をつなぐ部分。
『ほしいものはなんですか 益田ミリ(ますだ・みり) ミシマ社』は読みました。
覇気(はき。元気。積極性。野望)のない内容だったという自分の読書メモが残っています。
つぶやきさんの感想は、評価があいまいに感じました。
『漫画 君たちはどう生きるのか 原作 吉野源三郎 漫画 羽賀翔一 マガジンハウス』
読みました。読後感が良かったという自分の読書メモが残っています。
つぶやきさんの感想も同じような内容です。
うーむ。
いちおう全部に目をとおしました。
読んでいて、楽しいという気分になれる本ではありませんでした。
(2回目の本読み)
速読だったので、もう一度最初に戻って、ポイントを押さえながら読み返してみることにしました。
なんというか、『すき間産業』です。
すき間をすき間のままにしておいてもいいのですが、すき間をなにかで埋めてもいいという立ち位置の本だという印象をもちました。
タイトルが『こんな人いるよねぇ~』ですが、タイトルと本の中身が一致していなかったような印象がありました。
この本の中身は、出版社から読むようにと与えられた本の読書感想メモです。
『こんな人』がどんな人だったのかを再確認するためにページをめくりなおします。
・都合のいい人(自分の都合のいい人? いまいちピンときません)
・グイグイ系の人
・断り上手な人は、できる人
・待ち合わせ時間に間に合わない人
・無駄な行為が多い人
・クレーム防止のために先手を打つ人
・いろいろな生態のおじさん
・ひとりごはんの人
・怒り続ける人
・不倫しやすい人、不倫されやすい人
・ホワイトボードにフリーハンドで円を描けない数学の先生
・言葉では謝っているけれど、じっさいは謝っていない人
・相手のことを思っていないのに「お前のためを思って……」と言う人(ウソを言う人)
・自分のプライベートを公開したがる人
・大型電気店に行くと商品のことで気持ちが盛り上がる人
・自分が「何歳に見える?」って聞いてくる人
・自分にとって都合のいい人を「友だち」と言う人
・節約(お金を徹底的に使わない)に全神経を集中する人
・まわりに人がいるのに個人情報をいきなり質問してくる人
・初対面で、自分の自慢話をする人
・電車で席を譲られてもかたくなに断る人
・ため息をついて相手を見る人
・せかしてくる人
・指示語ばかりの人「あれ、それ、これ、どれ?」
・あれもこれも忘れる人
・最後にいつも「しらんけど」って言う人
・ワンカップ大関の飲んだあとのカップを捨てられない人
・女性にもてない言動をする男性
なんというか、あれもだめ、これもだめとか、あれもこれもおかしいと否定すると、人間が存在する意味がなくなるような気持ちになりました。
強い印象が残った部分がありました。
109ページ『自分を暴露するのって、脳の快感なんだって』
あわせて、112ページ付近にある記述の趣旨として、自分のプライベートを発表するSNSが流行しているのは、発表する本人の気持ちがすっきりするという面があるからですというものがありました。
自分が思うに、人は、脳みその中にあるあれこれ雑多なことを他人に話すと気持ちが楽になれるということはあります。
2022年09月29日
絵本 おっぱい おっぱい わかやまけん
絵本 おっぱい おっぱい わかやまけん 童心社
エロいお話ではありません。
あかちゃんにとってだいじな、おっぱいの絵本です。
1983年(昭和58年)の作品です。
作者は2015年(平成27年)に85歳で永眠されています。
歌謡絵本のようです。
文章が歌に思えるのです。
『さるさん さるさん なきむし けむし えん えん』なのです。
リズム感があります。
メロディーもあります。
おさるさんが、なんで泣いているのかというと、おかあさんがいなくなったからです。
おかあさんがいないと、おっぱいがのめないのです。
そう、おさるさんは、まだあかちゃんなのです。
(ページをめくったら、おさるのおかあさんがいました。おさるのあかちゃんがさっそく、おかあさんのおっぱいをいじくっています。そのとなりで、おさるのおとうさんが、そのようすをながめています)
絵本の色は淡い。(あわい)
こんどは、シロブタのこどもたちがいっぱいです。
かあさんのおっぱいを求めて、みんなでいっせいに右側方向へと駆けていきます。(かけていきます)
シロブタのこどもは、数えたら14匹もいました。
母ぶたのおっぱいは、14あるらしい。
あッ! よく見たら、一匹あぶれていました。おっぱいの数は、13でした。
こんどは黒いクマの親子です。
そういえば、先日、宮城県仙台市青葉区でクマが出ましたというテレビニュースを見ました。
政令指定都市の行政区にクマが出るとは驚きです。
たまに、サルやイノシシが出ることはあります。
仙台市では、駅のそばにある木に登っていたそうです。
次はワンちゃんです。
ワン、ワン、ワン、子犬が5匹、ママ犬のおなかに集まっています。
2枚開きの絵本のまんなかに、乳牛のおかあさんが、一頭で、どーんと立っています。
だれが、牛のおかあさんのおっぱいを飲むのかな?
(ページをめくったら、だれも出てきませんでした。そのかわりに、シロナガスクジラの親子の絵が目に飛び込んできました。そうか、クジラもほ乳類ですから、おっぱいがあります)
最後は、人間の親子です。おかあさんがいて、あかちゃんがいて、おとうさんがいます。
『おとうさんにはあげないよーー』
そういえば昔、月亭可朝(つきていかちょう)さんという漫談家がおられました。
『おっぱいは、おとうちゃんのものではないんやでーー』というようなお歌を歌っておられました。
なつかしい。
『嘆きのボイン(なげきのぼいん)』1969年(昭和44年)
自分はまだ小学生でした。
なのにもう、おじいさんになってしまいました。
エロいお話ではありません。
あかちゃんにとってだいじな、おっぱいの絵本です。
1983年(昭和58年)の作品です。
作者は2015年(平成27年)に85歳で永眠されています。
歌謡絵本のようです。
文章が歌に思えるのです。
『さるさん さるさん なきむし けむし えん えん』なのです。
リズム感があります。
メロディーもあります。
おさるさんが、なんで泣いているのかというと、おかあさんがいなくなったからです。
おかあさんがいないと、おっぱいがのめないのです。
そう、おさるさんは、まだあかちゃんなのです。
(ページをめくったら、おさるのおかあさんがいました。おさるのあかちゃんがさっそく、おかあさんのおっぱいをいじくっています。そのとなりで、おさるのおとうさんが、そのようすをながめています)
絵本の色は淡い。(あわい)
こんどは、シロブタのこどもたちがいっぱいです。
かあさんのおっぱいを求めて、みんなでいっせいに右側方向へと駆けていきます。(かけていきます)
シロブタのこどもは、数えたら14匹もいました。
母ぶたのおっぱいは、14あるらしい。
あッ! よく見たら、一匹あぶれていました。おっぱいの数は、13でした。
こんどは黒いクマの親子です。
そういえば、先日、宮城県仙台市青葉区でクマが出ましたというテレビニュースを見ました。
政令指定都市の行政区にクマが出るとは驚きです。
たまに、サルやイノシシが出ることはあります。
仙台市では、駅のそばにある木に登っていたそうです。
次はワンちゃんです。
ワン、ワン、ワン、子犬が5匹、ママ犬のおなかに集まっています。
2枚開きの絵本のまんなかに、乳牛のおかあさんが、一頭で、どーんと立っています。
だれが、牛のおかあさんのおっぱいを飲むのかな?
(ページをめくったら、だれも出てきませんでした。そのかわりに、シロナガスクジラの親子の絵が目に飛び込んできました。そうか、クジラもほ乳類ですから、おっぱいがあります)
最後は、人間の親子です。おかあさんがいて、あかちゃんがいて、おとうさんがいます。
『おとうさんにはあげないよーー』
そういえば昔、月亭可朝(つきていかちょう)さんという漫談家がおられました。
『おっぱいは、おとうちゃんのものではないんやでーー』というようなお歌を歌っておられました。
なつかしい。
『嘆きのボイン(なげきのぼいん)』1969年(昭和44年)
自分はまだ小学生でした。
なのにもう、おじいさんになってしまいました。
2022年09月28日
出川哲朗の充電バイクの旅 奄美大島&徳之島
出川哲朗の充電バイクの旅 奄美大島&徳之島 テレビ番組
ゲストは、前半の奄美大島が高嶋ちさ子さん。たいへんお元気な方でした。
高嶋ちさ子さんは、行く先々で『おきれいですね』と言われ『よく言われるんです』と返しておられました。笑いました。
最初は夏のロケだったのか『暑い』を連発されていましたが、出川さんやスタッフたちとも関係が良く楽しみました。
奄美大島と徳之島の間はフェリーで3時間もかかるそうです。
フェリーの船体がとても大きかったので驚きました。
海のブルーが美しい。
山と海の地形です。
田舎道が続きます。
のんびりできそう。
セミの大合唱があります。
夢をかなえるカメというところへ行きました。
見学した複数の生きたハブは怖い。(こわい)
鶏飯(けいはん)という名物料理を食べます。
出川さんは4年前に同じところを訪れたことがあるらしく、現地の人たちと『また4年後に会いましょう』と声を掛け合っていました。仕事がたくさん入っていて忙しいので、4年間ぐらいは、すぐに過ぎてしまうという感覚なのでしょう。
ハートロックという岩場の海岸へ行きます。
ハートの形をした岩が直立しているのだろうと思っていたら違いました。
海の水が干潮で引くと、岩にハート型のみずたまりのような潮だまりができるのでした。深さがあって、熱帯魚が泳いでいたりもします。
出会った観光客のみなさんは、人生の思い出づくりで旅をされています。ウェディングドレス姿のカップルもおられました。
美しい海、ビラビーチの景色がありました。
かき氷とスムージーを飲みます。スムージー:シャーベット状の飲み物。果物、野菜が材料。
高嶋ちさ子さんは、飛行機の時刻があるそうで帰られました。
飛行機はプロペラ機だろうか。(奄美空港発の小型ジェット機でした)
後半のゲストは、岡田結実(おかだ・ゆい)さんでした。おきれいな方でした。
岡田さんは出川さんを『ボス』と呼びます。
岡田さんが、出川さんと縫田ディレクター(ぬいだディレクター)は、よくケンカするコンビだと言いました。雰囲気が伝わってきてなかなかいい。
『黒糖(こくとう)』はなつかしい。九州にいたころ時々見ました。
中学生の通学路を通り、海の上を通るような橋を渡り、島の生活を垣間見ます。
こどもたちは、成長すると島を出るのでしょう。東京へ行くこどもさんもいるでしょう。
ホテルが満室状態で、出川さんと縫田さんは、一泊素泊まり2500円の宿に泊まります。東野&岡村の『旅猿』みたいでなかなかいい。思い出してみると『旅猿』の初期には、東野、岡村、出川の3人でインド旅行ほかをしていました。『旅猿』から枝分かれするような形で、出川さんが『充電バイクの旅』を始めました。
黒毛和牛の散歩がおもしろかった。
おじさんが和牛を引いているのかと思ったら、おじさんみたいな男子高校生が和牛を引いていました。なかなか似合っていていい雰囲気でした。
そういえば、前回のこの番組では行き先が北海道で、出川さんたちは、子牛を誘導する仕事をしていました。今回は、南方の奄美大島・徳之島で、次回はまた北海道を舞台にして番組が放映されるようです。忙しいことです。
こどもたちとの応援のエール交換(お互いを応援する儀式)で出川さんが『ここってどこだったっけ?』忙しすぎて、今自分がロケをしている場所の地名も言えません。そういうものなのでしょう。
徳之島は、南国の果樹園のような島でした。
(その後のこと)
早朝の番組で、徳之島での自然破壊に関する内容のお話が紹介されていました。
砕石現場(さいせきげんば。石をとる)があるそうです。
地割れや、山の崩壊、景観の破壊もあるようです。
地域住民がたいへん迷惑をしているそうです。
資本主義は金もうけが目的です。金をもうけて、豊かな生活を送る。
お金か自然保護か、バランスをとるのがむずかしい。どちらかを完全否定することもできません。
以前読んだ本があります。
『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く 藻谷浩介(もたに・こうすけ) NHK広島取材班 角川新書』
自然との共生について書かれていました。
ゲストは、前半の奄美大島が高嶋ちさ子さん。たいへんお元気な方でした。
高嶋ちさ子さんは、行く先々で『おきれいですね』と言われ『よく言われるんです』と返しておられました。笑いました。
最初は夏のロケだったのか『暑い』を連発されていましたが、出川さんやスタッフたちとも関係が良く楽しみました。
奄美大島と徳之島の間はフェリーで3時間もかかるそうです。
フェリーの船体がとても大きかったので驚きました。
海のブルーが美しい。
山と海の地形です。
田舎道が続きます。
のんびりできそう。
セミの大合唱があります。
夢をかなえるカメというところへ行きました。
見学した複数の生きたハブは怖い。(こわい)
鶏飯(けいはん)という名物料理を食べます。
出川さんは4年前に同じところを訪れたことがあるらしく、現地の人たちと『また4年後に会いましょう』と声を掛け合っていました。仕事がたくさん入っていて忙しいので、4年間ぐらいは、すぐに過ぎてしまうという感覚なのでしょう。
ハートロックという岩場の海岸へ行きます。
ハートの形をした岩が直立しているのだろうと思っていたら違いました。
海の水が干潮で引くと、岩にハート型のみずたまりのような潮だまりができるのでした。深さがあって、熱帯魚が泳いでいたりもします。
出会った観光客のみなさんは、人生の思い出づくりで旅をされています。ウェディングドレス姿のカップルもおられました。
美しい海、ビラビーチの景色がありました。
かき氷とスムージーを飲みます。スムージー:シャーベット状の飲み物。果物、野菜が材料。
高嶋ちさ子さんは、飛行機の時刻があるそうで帰られました。
飛行機はプロペラ機だろうか。(奄美空港発の小型ジェット機でした)
後半のゲストは、岡田結実(おかだ・ゆい)さんでした。おきれいな方でした。
岡田さんは出川さんを『ボス』と呼びます。
岡田さんが、出川さんと縫田ディレクター(ぬいだディレクター)は、よくケンカするコンビだと言いました。雰囲気が伝わってきてなかなかいい。
『黒糖(こくとう)』はなつかしい。九州にいたころ時々見ました。
中学生の通学路を通り、海の上を通るような橋を渡り、島の生活を垣間見ます。
こどもたちは、成長すると島を出るのでしょう。東京へ行くこどもさんもいるでしょう。
ホテルが満室状態で、出川さんと縫田さんは、一泊素泊まり2500円の宿に泊まります。東野&岡村の『旅猿』みたいでなかなかいい。思い出してみると『旅猿』の初期には、東野、岡村、出川の3人でインド旅行ほかをしていました。『旅猿』から枝分かれするような形で、出川さんが『充電バイクの旅』を始めました。
黒毛和牛の散歩がおもしろかった。
おじさんが和牛を引いているのかと思ったら、おじさんみたいな男子高校生が和牛を引いていました。なかなか似合っていていい雰囲気でした。
そういえば、前回のこの番組では行き先が北海道で、出川さんたちは、子牛を誘導する仕事をしていました。今回は、南方の奄美大島・徳之島で、次回はまた北海道を舞台にして番組が放映されるようです。忙しいことです。
こどもたちとの応援のエール交換(お互いを応援する儀式)で出川さんが『ここってどこだったっけ?』忙しすぎて、今自分がロケをしている場所の地名も言えません。そういうものなのでしょう。
徳之島は、南国の果樹園のような島でした。
(その後のこと)
早朝の番組で、徳之島での自然破壊に関する内容のお話が紹介されていました。
砕石現場(さいせきげんば。石をとる)があるそうです。
地割れや、山の崩壊、景観の破壊もあるようです。
地域住民がたいへん迷惑をしているそうです。
資本主義は金もうけが目的です。金をもうけて、豊かな生活を送る。
お金か自然保護か、バランスをとるのがむずかしい。どちらかを完全否定することもできません。
以前読んだ本があります。
『里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く 藻谷浩介(もたに・こうすけ) NHK広島取材班 角川新書』
自然との共生について書かれていました。
2022年09月27日
東野・岡村の旅猿 タイで原点回帰の旅
東野・岡村の旅猿 タイで原点回帰の旅 2022年8月~9月放送分 動画配信サービス
番組では、久しぶりの海外旅行です。
3年ぶりの海外、9年ぶりのタイ国訪問だそうです。
原点回帰は歓迎します。
初期の頃のインド旅行がなつかしい。
現地の路線バスに乗って、おおぜいのインドの人たちに囲まれて見つめられて怖い雰囲気でした。
食堂に入ると注文もしていないのに、次から次へと料理が出て来て、むちゃくちゃなのですが、それでもぼったくりのわけでもなく、人が優しい。
出川哲朗さんが参加した時もおもしろかった。出川さんが牛のうんこを踏んづけて、ものすごく臭い靴を履いて、旅行バッグをガラガラと引きずりながらうろうろしていました。
初期の頃のバックパッカー貧乏旅行は傑作、名作でした。
泊まるところは狭い部屋でぎちぎちに体をくっつけて寝ていました。
タイ国までは6時間ぐらいの空路の旅だそうです。
到着したバンコックの市街地風景は大都会です。
とてもきれい。
近代的なビルが並んでいます。
空港も美しい。
はでな寺院、仏像、建築物が次々に出てくる映像です。
日本と同じで、コロナウィルス防御対策で、タイの人たちもみんなマスクを着用しているそうです。
このあとの映像を観ると、タイの人たちは親切で、心があたたかい。
ゲストなしのふたり旅です。
撮影スタッフは3人ぐらいに見えました。
賞味二日間滞在できるそうです。
一泊二日みたいな旅です。
駅で切符を自分で買って電車に乗ります。
1バーツが約4円だそうです。
乗車券は、硬貨のような丸い形をしていて、改札機でタッチすると入場ができます。(退場時に乗車券を回収するときはどうするのだろう。その映像は出ませんでした)
売れっ子タレントは電車の乗り方がわからないというような話をふたりがします。
東野さんは、新幹線を下車して、品川駅でいつもタクシー乗り場に行くそうです。ほかのタレントさんは、電車に乗り換えるそうです。東野さんは目的地までの電車の乗り換えがわからないようすでした。(先日自分も品川駅を利用しました。わかりやすい駅です)
市場で朝食をとります。
現地に60年間住んでいるという親切な日本人女性が注文を代行してくださいました。
ガパオライスとオムレツです。
おいしそうなオムレツです。
水は、ペットボトルです。
食器の洗浄とか衛生面が気になりますがまあだいじょうぶでしょう。
東野さんが『安心安全のおいしさ』とほめます。
黒ゴマスープは、いかすみスープのようでした。
黒ゴマ+お湯だそうですが、甘いスープになっているそうです。
現地のタイ人が話しかけてきます。『ウェウカム トゥ タイランド』と聞き取れました。嬉しい。
次回は、バンコクを一望できる高層ビルへ行くそうです。
楽しみです。
移動手段としてのトゥクトゥクの代金が、最初は300バーツ(2台で)でしたが、東野さんが値切り交渉をしたら100バーツになったのでびっくりしました。1200円ぐらいが400円になりました。物価の根拠がわかりません。
(つづく)
高層ビルディングの最上階78階屋上314mからの展望シーンがあります。足元の床がすきとおったガラスとなっており、恐怖心でいっぱいです。(スカイツリーの展望デッキが350mです)
東野幸治さんが『怖い!(こわい)』を連発します。あとで『来て良かった』という発言があります。
ガラス面の上を歩きます。夜は夜景で絶景でしょう。
絵葉書の中にいるみたいでした。
バンコクの人口は558万人ぐらい。
展望台から見る景色は、大都会です。
名古屋市の人口が232万人ぐらいですから、倍ぐらいの人口です。
映像を観ていると、名古屋市内のような広い道路があります。高架式の道路もあります。
先日福島市の人口を調べたら27万8000人ぐらいでした。政令指定都市の大きな区ぐらいです。東北地方とか山陰地方の人口が少ない。自治体としての活動がたいへんだろうと察します。
バックパッカーの聖地カオサンストリートというところに行きます。
ふたりが9年前に泊まったホテルはなくなっています。
そのときは、ベッキーさんもいっしょで、あまりにも泊るホテルの部屋が狭いことにベッキーさんの目がまんまるになってびっくりしておられました。
衣料品店で、半パンツを買います。
パンツ1枚400バーツが、400円であることを知らずに東野さんが値切り交渉をします。
お店の奥さんは絶対に値切りませんでした。
400円であることを知った東野さんは、そのあまりの安さに、申し訳ないと謝っていました。
「ハロー」から始まる商品選び、値引き交渉でした。
そのあとふたりは、お店のご夫婦に白いシャツの購入も押し付けられて、いらないのに買わされました。
暑いから、半パンツにしようとお店に入ったのに、上半身は重ね着で暑くなってしまいました。
オープンカフェで、色がきれいなジュースを味わうおふたりです。
冷たいジュースをいっきに飲んだので、頭が痛くなりました。
なかなか忙しい。
休憩したあとは、寺院見学です。
岡村さんの『(大仏が)夜立ち上がって歩き出したら怖い(こわい)』に共感しました。
ふたりとも背中に大きなリュックをせおって移動です。コインロッカーに預けたり、ロケ車に預けたりしない貧乏旅が今回の方針であることがわかります。
寺院内で、東野幸治さんが日本語で(たぶん頼んだ女性は日本人)が、「写真を撮ってください」と頼んできます。(芸能人だからふつう東野さんを入れて記念写真を撮ると思うのですが)東野さんにカメラマンを頼んだだけだとわかります。本人はにが笑いで、まわりもうっすら笑います。
東野さんはタレントとしてのプライドが傷ついたようで、もっと有名になるようにがんばりますという話を周囲にされていました。(仕返しに、わざと展示物の一部分が切れるように撮影したそうです)
寺院内は、緑色をベースに、金色、オレンジ色が配置されていて幻想的でした。
(つづく)
ふかひれスープとチャーハンを食べてから、ムエタイ(キックボクシングのような格闘技)の体験物まねをして、コロナウィルスのPCR検査です。(現在感染の有無)
いつになったらコロナの災難はおさまるのだろうか。2020年、2021年、2022年、長くなりました。
ムエタイ体験を嫌がるふたりです。
現地コーディネーターの存在を嫌うふたりです。
既定の路線にのせられて、笑いの芸を提供することが嫌なふたりです。いつももめます。この番組の趣旨はプライベートでごめんなさいですから、なるべく仕事はしたくないのです。
別の意味で、年寄りも同じです。決められた観光ルートを回って、お買い物ショッピングをすることが苦痛です。体が三十代のころのようにびゅんびゅんとは動きません。
歳をとっての最近は、同じ所にずーっととどまって、まわりの風景が変化したり、人間が入れ替わったりするのをながめているだけで満足できます。
(つづく)
繁華街の映像を観ていると『豚肉』とか『牛肉』みたいな日本の漢字の看板が見えました。
日本人観光客とか現地で暮らしておられる日本人が多いのでしょう。
大きなゾウが、まるで、犬のお散歩のように人に連れられて道路を歩いているのは、ゾウを神さまとして大事にするタイのお国柄でしょう。
ピンク色のガネーシャ(ゾウの神さま)が大きい。
宗教はどこの国にもあります。
日本のような国は珍しいそうです。無神論者が多いとか、無宗教の人が多いとか、何の宗教でも気にしないとか。
ときどき東野さんの主張が前に出てきます。
テレビ映像の提供において、ことに『旅猿』においては、スタッフによる話題づくりのためのやらせシーンを嫌がります。それでいいと思います。
パタヤの海です。
ビーチと近くの商店街は人がいっぱいです。
コロナ禍の日本の観光地の様子とはコロナ対策の状態がかなり違います。だれもマスクをしていません。
人がいっぱい。にぎわいあり。
シーフードのレストランに入って、注文していない料理が次々ときたのには驚かされましたが、全部おいしかったので良かった。(お勧めはなんですかと聞いたら、注文していないのに、注文したかのようにつくられて提供されました)
トムヤンクン:オレンジ色のスープ。
カニのカレーとか、シーバス(スズキ。お魚)などが出ました。
ときおり出る『エンジョイ』という言葉が良かった。
会話の中で出てくる『めるる』の意味がわからなかったので調べました。
タレントさんのお名前でした。
めるる:生見愛瑠(ぬくみ・める)さん。旅番組に出ておられるそうです。
エイベックスの所属なのか。以前エイベックスの株を保有していたことがあります。ちょっぴり儲けさせてもらいました。
年寄りなので、今の若いタレントさんのことはよくわかりません。
番組「旅猿」では、食事の途中で、PCR検査結果が各自のスマホに届きました。
全員陰性で良かった。
久しぶりの、ちょっと治安に心配がありそうな地域での安宿に宿泊です。
ふたりで1600円。ひとり800円の宿です。
外は、夜なのに大にぎわいでさわがしく、ふたりは、一晩じゅうたぶん眠れない夜になるでしょう。
観ていて、はっはっはと笑いました。旅猿らしくていい。
明日は、朝の7時30分にホテルの外で朝食だそうです。
(つづく)
パタヤビーチから高速船に乗って、ビーチから離れたところにある離島(ラン島)で、バナナボートとか水上バイクです。東野さん55歳のバナナボートもつらい。女子が見つかりません。
スタッフが、現地コーディネーターに頼んで、お人形さんのような若い女性を連れてきてもらいました。アイドル希望の女子だろうか。笑顔がぎこちない。
やっぱりお金を払って、撮影用の根回しとか仕込みが必要です。
まあ、コンパニオンですな。
女子たちふたりは、ほんとは、いやだったんじゃなかろうか。
ほんとうのぜいたくは、なにもせず、ぼーっと時が過ぎていくのを楽しむことなのでしょう。
自分が動くではなく、まわりにある自然の風景が変化していくのを楽しむのです。
(つづく)
現地コーディネーター(案内ガイド)の知り合いのお宅(お金持ちさんだった)で食事をすることを嫌がるふたりです。
ふたりは、やらせ的な映像をひどく嫌がります。
撮影時に精神的な負担があります。
コーディネーターの顔を立てるために、迎えてくれるご家族に気を使わなければなりません。
日本のタレント(芸能人)を迎えてくれる相手のために利用するというコーディネーターや相手方の下心を感じます。
東野さんの言うとおり、現地の人との台本があるようなつくられたふれあい、食事会の開催は、今回で最後にされたほうがいいです。これまでに何度かこういう場がありましたが、おふたりがお気の毒です。
水上マーケットに行き、ナレーション担当の奥貫薫さんにおみやげを買います。奥貫さんの小学5年生男子に買った輪ゴム鉄砲が良かった。輪ゴムを飛ばす木製の銃です。かっこいい。
モデルさんみたいなきれいで若い女性がドレスを着て立っています。
写真をとってくれというような態度なので写真を撮ったらチップを要求されました。
また、勝手にいつのまにか、ふたりの写真が撮影されて、売り場の棚で並べて売られています。それもまた買い取ってくれという要求です。映像写真はタレントゆえに問題ありか(著作権料が発生するのか)
なんでもかんでもお金です。しかたがありません。
(つづく)
タイ国訪問最終回の番組まできました。
ふたりはマッサージを受けるのですが、『タイ式マッサージ』を予想していましたが違っていました。
『トックセン マッサージ』というもので、体のポイントに木の棒を当てて、金づちで釘を打つように、木槌(きずち)で棒をたたくのです。けっこう衝撃力があります。見ていて、関節や筋肉を傷めないだろうかと心配になりました。
あんのじょう東野さんが、痛みに耐えきれず、施術時間の途中で切り上げとなりました。
料金は、ひとり6000円。ふたりで、1万2000円でした。高いなー
ふたりはゾウ乗り体験をしました。
以前東野さんがバリ島でゾウ乗りに挑戦したとき、ゾウが、ゾウのうんこがある泥のような池でしゃがんだので、ゾウの背中に乗っていた東野さんの全身がうんこ池に沈んだシーンを覚えています。ショッキングな映像でしたが、見ていて笑えました。
ゾウ乗りは、映像を見せてもらうだけで満足です。自分は、乗りたくはありません。
最後の空港近くのレストランまでの移動時間が2時間ぐらいかかっています。けっこう移動時間がかかるのだなと驚きました。
現地ガイドのエーさんというガイドさんがよく動いてくれます。お店できびきびとウェイターのように働いてくれます。ただ、どこのお店でも(マッサージ店も)お店とガイドさんの間で、お金が動いているような気配があります。
勝手に写真を撮られて、いやいや写真を購入するふたりです。象乗りではチップを請求されます。当然のことですが、どこに行ってもマネー、マネーとお金を求められます。
これで『旅猿21』の番組はすべて終了しました。
次回から『旅猿22』が始まるそうです。
予告として、森三中の黒沢さんの映像がチラリと流れました。楽しみです。
番組では、久しぶりの海外旅行です。
3年ぶりの海外、9年ぶりのタイ国訪問だそうです。
原点回帰は歓迎します。
初期の頃のインド旅行がなつかしい。
現地の路線バスに乗って、おおぜいのインドの人たちに囲まれて見つめられて怖い雰囲気でした。
食堂に入ると注文もしていないのに、次から次へと料理が出て来て、むちゃくちゃなのですが、それでもぼったくりのわけでもなく、人が優しい。
出川哲朗さんが参加した時もおもしろかった。出川さんが牛のうんこを踏んづけて、ものすごく臭い靴を履いて、旅行バッグをガラガラと引きずりながらうろうろしていました。
初期の頃のバックパッカー貧乏旅行は傑作、名作でした。
泊まるところは狭い部屋でぎちぎちに体をくっつけて寝ていました。
タイ国までは6時間ぐらいの空路の旅だそうです。
到着したバンコックの市街地風景は大都会です。
とてもきれい。
近代的なビルが並んでいます。
空港も美しい。
はでな寺院、仏像、建築物が次々に出てくる映像です。
日本と同じで、コロナウィルス防御対策で、タイの人たちもみんなマスクを着用しているそうです。
このあとの映像を観ると、タイの人たちは親切で、心があたたかい。
ゲストなしのふたり旅です。
撮影スタッフは3人ぐらいに見えました。
賞味二日間滞在できるそうです。
一泊二日みたいな旅です。
駅で切符を自分で買って電車に乗ります。
1バーツが約4円だそうです。
乗車券は、硬貨のような丸い形をしていて、改札機でタッチすると入場ができます。(退場時に乗車券を回収するときはどうするのだろう。その映像は出ませんでした)
売れっ子タレントは電車の乗り方がわからないというような話をふたりがします。
東野さんは、新幹線を下車して、品川駅でいつもタクシー乗り場に行くそうです。ほかのタレントさんは、電車に乗り換えるそうです。東野さんは目的地までの電車の乗り換えがわからないようすでした。(先日自分も品川駅を利用しました。わかりやすい駅です)
市場で朝食をとります。
現地に60年間住んでいるという親切な日本人女性が注文を代行してくださいました。
ガパオライスとオムレツです。
おいしそうなオムレツです。
水は、ペットボトルです。
食器の洗浄とか衛生面が気になりますがまあだいじょうぶでしょう。
東野さんが『安心安全のおいしさ』とほめます。
黒ゴマスープは、いかすみスープのようでした。
黒ゴマ+お湯だそうですが、甘いスープになっているそうです。
現地のタイ人が話しかけてきます。『ウェウカム トゥ タイランド』と聞き取れました。嬉しい。
次回は、バンコクを一望できる高層ビルへ行くそうです。
楽しみです。
移動手段としてのトゥクトゥクの代金が、最初は300バーツ(2台で)でしたが、東野さんが値切り交渉をしたら100バーツになったのでびっくりしました。1200円ぐらいが400円になりました。物価の根拠がわかりません。
(つづく)
高層ビルディングの最上階78階屋上314mからの展望シーンがあります。足元の床がすきとおったガラスとなっており、恐怖心でいっぱいです。(スカイツリーの展望デッキが350mです)
東野幸治さんが『怖い!(こわい)』を連発します。あとで『来て良かった』という発言があります。
ガラス面の上を歩きます。夜は夜景で絶景でしょう。
絵葉書の中にいるみたいでした。
バンコクの人口は558万人ぐらい。
展望台から見る景色は、大都会です。
名古屋市の人口が232万人ぐらいですから、倍ぐらいの人口です。
映像を観ていると、名古屋市内のような広い道路があります。高架式の道路もあります。
先日福島市の人口を調べたら27万8000人ぐらいでした。政令指定都市の大きな区ぐらいです。東北地方とか山陰地方の人口が少ない。自治体としての活動がたいへんだろうと察します。
バックパッカーの聖地カオサンストリートというところに行きます。
ふたりが9年前に泊まったホテルはなくなっています。
そのときは、ベッキーさんもいっしょで、あまりにも泊るホテルの部屋が狭いことにベッキーさんの目がまんまるになってびっくりしておられました。
衣料品店で、半パンツを買います。
パンツ1枚400バーツが、400円であることを知らずに東野さんが値切り交渉をします。
お店の奥さんは絶対に値切りませんでした。
400円であることを知った東野さんは、そのあまりの安さに、申し訳ないと謝っていました。
「ハロー」から始まる商品選び、値引き交渉でした。
そのあとふたりは、お店のご夫婦に白いシャツの購入も押し付けられて、いらないのに買わされました。
暑いから、半パンツにしようとお店に入ったのに、上半身は重ね着で暑くなってしまいました。
オープンカフェで、色がきれいなジュースを味わうおふたりです。
冷たいジュースをいっきに飲んだので、頭が痛くなりました。
なかなか忙しい。
休憩したあとは、寺院見学です。
岡村さんの『(大仏が)夜立ち上がって歩き出したら怖い(こわい)』に共感しました。
ふたりとも背中に大きなリュックをせおって移動です。コインロッカーに預けたり、ロケ車に預けたりしない貧乏旅が今回の方針であることがわかります。
寺院内で、東野幸治さんが日本語で(たぶん頼んだ女性は日本人)が、「写真を撮ってください」と頼んできます。(芸能人だからふつう東野さんを入れて記念写真を撮ると思うのですが)東野さんにカメラマンを頼んだだけだとわかります。本人はにが笑いで、まわりもうっすら笑います。
東野さんはタレントとしてのプライドが傷ついたようで、もっと有名になるようにがんばりますという話を周囲にされていました。(仕返しに、わざと展示物の一部分が切れるように撮影したそうです)
寺院内は、緑色をベースに、金色、オレンジ色が配置されていて幻想的でした。
(つづく)
ふかひれスープとチャーハンを食べてから、ムエタイ(キックボクシングのような格闘技)の体験物まねをして、コロナウィルスのPCR検査です。(現在感染の有無)
いつになったらコロナの災難はおさまるのだろうか。2020年、2021年、2022年、長くなりました。
ムエタイ体験を嫌がるふたりです。
現地コーディネーターの存在を嫌うふたりです。
既定の路線にのせられて、笑いの芸を提供することが嫌なふたりです。いつももめます。この番組の趣旨はプライベートでごめんなさいですから、なるべく仕事はしたくないのです。
別の意味で、年寄りも同じです。決められた観光ルートを回って、お買い物ショッピングをすることが苦痛です。体が三十代のころのようにびゅんびゅんとは動きません。
歳をとっての最近は、同じ所にずーっととどまって、まわりの風景が変化したり、人間が入れ替わったりするのをながめているだけで満足できます。
(つづく)
繁華街の映像を観ていると『豚肉』とか『牛肉』みたいな日本の漢字の看板が見えました。
日本人観光客とか現地で暮らしておられる日本人が多いのでしょう。
大きなゾウが、まるで、犬のお散歩のように人に連れられて道路を歩いているのは、ゾウを神さまとして大事にするタイのお国柄でしょう。
ピンク色のガネーシャ(ゾウの神さま)が大きい。
宗教はどこの国にもあります。
日本のような国は珍しいそうです。無神論者が多いとか、無宗教の人が多いとか、何の宗教でも気にしないとか。
ときどき東野さんの主張が前に出てきます。
テレビ映像の提供において、ことに『旅猿』においては、スタッフによる話題づくりのためのやらせシーンを嫌がります。それでいいと思います。
パタヤの海です。
ビーチと近くの商店街は人がいっぱいです。
コロナ禍の日本の観光地の様子とはコロナ対策の状態がかなり違います。だれもマスクをしていません。
人がいっぱい。にぎわいあり。
シーフードのレストランに入って、注文していない料理が次々ときたのには驚かされましたが、全部おいしかったので良かった。(お勧めはなんですかと聞いたら、注文していないのに、注文したかのようにつくられて提供されました)
トムヤンクン:オレンジ色のスープ。
カニのカレーとか、シーバス(スズキ。お魚)などが出ました。
ときおり出る『エンジョイ』という言葉が良かった。
会話の中で出てくる『めるる』の意味がわからなかったので調べました。
タレントさんのお名前でした。
めるる:生見愛瑠(ぬくみ・める)さん。旅番組に出ておられるそうです。
エイベックスの所属なのか。以前エイベックスの株を保有していたことがあります。ちょっぴり儲けさせてもらいました。
年寄りなので、今の若いタレントさんのことはよくわかりません。
番組「旅猿」では、食事の途中で、PCR検査結果が各自のスマホに届きました。
全員陰性で良かった。
久しぶりの、ちょっと治安に心配がありそうな地域での安宿に宿泊です。
ふたりで1600円。ひとり800円の宿です。
外は、夜なのに大にぎわいでさわがしく、ふたりは、一晩じゅうたぶん眠れない夜になるでしょう。
観ていて、はっはっはと笑いました。旅猿らしくていい。
明日は、朝の7時30分にホテルの外で朝食だそうです。
(つづく)
パタヤビーチから高速船に乗って、ビーチから離れたところにある離島(ラン島)で、バナナボートとか水上バイクです。東野さん55歳のバナナボートもつらい。女子が見つかりません。
スタッフが、現地コーディネーターに頼んで、お人形さんのような若い女性を連れてきてもらいました。アイドル希望の女子だろうか。笑顔がぎこちない。
やっぱりお金を払って、撮影用の根回しとか仕込みが必要です。
まあ、コンパニオンですな。
女子たちふたりは、ほんとは、いやだったんじゃなかろうか。
ほんとうのぜいたくは、なにもせず、ぼーっと時が過ぎていくのを楽しむことなのでしょう。
自分が動くではなく、まわりにある自然の風景が変化していくのを楽しむのです。
(つづく)
現地コーディネーター(案内ガイド)の知り合いのお宅(お金持ちさんだった)で食事をすることを嫌がるふたりです。
ふたりは、やらせ的な映像をひどく嫌がります。
撮影時に精神的な負担があります。
コーディネーターの顔を立てるために、迎えてくれるご家族に気を使わなければなりません。
日本のタレント(芸能人)を迎えてくれる相手のために利用するというコーディネーターや相手方の下心を感じます。
東野さんの言うとおり、現地の人との台本があるようなつくられたふれあい、食事会の開催は、今回で最後にされたほうがいいです。これまでに何度かこういう場がありましたが、おふたりがお気の毒です。
水上マーケットに行き、ナレーション担当の奥貫薫さんにおみやげを買います。奥貫さんの小学5年生男子に買った輪ゴム鉄砲が良かった。輪ゴムを飛ばす木製の銃です。かっこいい。
モデルさんみたいなきれいで若い女性がドレスを着て立っています。
写真をとってくれというような態度なので写真を撮ったらチップを要求されました。
また、勝手にいつのまにか、ふたりの写真が撮影されて、売り場の棚で並べて売られています。それもまた買い取ってくれという要求です。映像写真はタレントゆえに問題ありか(著作権料が発生するのか)
なんでもかんでもお金です。しかたがありません。
(つづく)
タイ国訪問最終回の番組まできました。
ふたりはマッサージを受けるのですが、『タイ式マッサージ』を予想していましたが違っていました。
『トックセン マッサージ』というもので、体のポイントに木の棒を当てて、金づちで釘を打つように、木槌(きずち)で棒をたたくのです。けっこう衝撃力があります。見ていて、関節や筋肉を傷めないだろうかと心配になりました。
あんのじょう東野さんが、痛みに耐えきれず、施術時間の途中で切り上げとなりました。
料金は、ひとり6000円。ふたりで、1万2000円でした。高いなー
ふたりはゾウ乗り体験をしました。
以前東野さんがバリ島でゾウ乗りに挑戦したとき、ゾウが、ゾウのうんこがある泥のような池でしゃがんだので、ゾウの背中に乗っていた東野さんの全身がうんこ池に沈んだシーンを覚えています。ショッキングな映像でしたが、見ていて笑えました。
ゾウ乗りは、映像を見せてもらうだけで満足です。自分は、乗りたくはありません。
最後の空港近くのレストランまでの移動時間が2時間ぐらいかかっています。けっこう移動時間がかかるのだなと驚きました。
現地ガイドのエーさんというガイドさんがよく動いてくれます。お店できびきびとウェイターのように働いてくれます。ただ、どこのお店でも(マッサージ店も)お店とガイドさんの間で、お金が動いているような気配があります。
勝手に写真を撮られて、いやいや写真を購入するふたりです。象乗りではチップを請求されます。当然のことですが、どこに行ってもマネー、マネーとお金を求められます。
これで『旅猿21』の番組はすべて終了しました。
次回から『旅猿22』が始まるそうです。
予告として、森三中の黒沢さんの映像がチラリと流れました。楽しみです。
2022年09月26日
7月4日に生まれて アメリカ合衆国映画 1990年
7月4日に生まれて アメリカ合衆国映画 1990年(平成2年) 動画配信サービス
先日読んだ本『三十の反撃 ソン・ウォンピョン 訳:矢島暁子(やじま・あきこ) 祥伝社』で、チラリと記事があった洋画です。
観てみました。
自分がこどものころ、リアルにベトナム戦争が起きていました。
北ベトナムと南ベトナム、社会主義と資本主義の戦いです。
アメリカ合衆国は1973年(昭和48年)にベトナムから撤退しました。社会主義の北ベトナムが勝ちました。1964年(昭和39年)-1975年(昭和50年)の戦争でした。
1960年代後半(昭和42年以降)アメリカ合衆国で反戦運動が盛り上がる。
おおぜいの人たちが亡くなりました。
自分はたぶん中学生のころ、おそらく新聞で見たのだと思いますが、ベトナム戦争の空爆で逃げまどう人たちのなかに、全裸の小学生ぐらいの女の子が両手をあげて逃げている写真があって、強いショックを受けました。
では、こちらの映画の感想を時系列に沿って、ぽつりぽつりと書き始めます。
主人公の少年時代があります。平和なこども時代です。
こどもたちがおおぜいで、戦争ごっこをしています。
こどもたちは、のびのびとしています。健やかです(すこやかです)。
アメリカ合衆国が自信に満ちていた時代です。
『ごっこ』と『本番の戦争』とは、まったく違います。
主人公は海兵隊員としてベトナム戦争に従事して、戦闘中の攻撃で両足を失います。
主人公は、車いすの障害者となり、国から手当てをもらい生活していきます。
その後、おもに性がからんだシーンが多く映し出されます。
同じく車いすの男性たちと、おそらく障害者対象の娼館(しょうかん)でのシーンが多用されます。医療行為のようでもあります。
主人公は悩みます。とても悩みます。
母親の信仰が主人公にとってとても負担です。なにかしら最近話題になっているなんとか教会が思い出されます。
映画です。観ている自分は、たいてい、つくり手側の立場で観ることが多いです。
30年ぐらい前の映画です。撮影シーンに手づくり感があります。
勝つか負けるかのアメリカ映画です。負けたら終わりです。
映像では、レスリングの試合があります。
ベトナムにおける現実の戦場は悲惨です。死体がいっぱいです。
主人公は、仲間である若者米国軍人男性を誤射して、死亡させてしまいました。
自分の心の中にある『恐怖心』が、見えない敵をつくりだし、仲間を射撃してしまいました。敵なんて最初からひとりもいなかったのです。これが、戦争です。
戦争の異常さ、むなしさがあります。
ちょっと、鑑賞者の心理誘導操作に無理があって、きついかなという映像運びです。
軍部の上司は、主人公の不祥事を認めません。自分にも責任が及ぶからです。
上司は、主人公が同僚を誤射、射殺したという事実をねじまげて、ウソ(つくり話)を主人公の脳みそにすりこみます。脳内に、自分は加害者ではないという状態をつくります。洗脳です。
主人公は、心が壊れそうです。
この映画のタイトル7月4日は、主人公の誕生日で、アメリカ合衆国の独立記念日です。
屋外ロケシーンが続きます。
砂漠のような枯れた原野にわらぶき屋根のような民家が、ぽつんぽつんと建っています。
銃撃の音が連射で続きます。
次々と兵隊たちの頭が銃弾で打ち抜かれていきます。
米軍のヘリコプターは、敵の銃弾を受けて、ゆっくり落ちて、爆発で炎に包まれ火の玉になります。
野戦病院のシーンになり、テレビで白黒映像のニュースが流れます。
当時のアメリカ社会が背景になっている映画です。
主人公は、車いすの生活となり、性器がだめになったので、こどもはもてない。二度と歩けない体だと医師に宣告されます。(医師がそんなことをいうだろうかと疑問をもちました)
洋画『フォレスト・ガンプ』の上官(中尉)を思い出しました。いい映画でした。
病人や車いすの障害者の人たちが、かなりの剣幕で、大声をあげて、怒り狂うのですが、本来、病人は元気がありません。体力がありません。精神力もか細い。
不思議でした。映像は、健常者の病人になっています。
役者は一生懸命演じてくれているのですが、噓(うそ)くさい。
主人公の父親の演技がいい。
親は、障害者になったとしても、こどもが生きていてくれればいいのです。
主人公は、周囲の人たちにとって、やっかいな人物になっていきます。
主人公は、ベトナム戦争に行って、命をかけてがんばったのに、主人公を讃える式典で、反戦論者たちから冷たい視線を浴びせられます。
どういうわけか、戦死して、命を落とした者が讃えられて(たたえられて)、障害者になったとはいえ、生きて帰国した者は、そこに(ふるさとの地に)居づらい雰囲気があります。
戦地でのベトナム人あかちゃんの泣き声がトラウマで伏線となります。(地元民に対する大量殺害をしたときのことが記憶によみがえり、脳内にショックが走り、気が変になる)
戦地で、命がけで戦ってきた者の気持ちがふみにじられるような反戦活動家たちの言動です。
戦地で苦しい体験をしたことがない人間たちが、立派そうな主張を繰り返していることに違和感をもつ戦地体験者の主人公です。
ベトナム戦争は特殊だった。
米国が当事者ではない国の戦争だった。
なかなかむずかしい政治的メッセージを含んだ映画です。
苦悩があります。
苦しいことがあると、アルコールに逃げる人が多い。
主人公は叫びます。
自分は戦争で頭がおかしくなった。
戦地に行く前に聞いた話はみんなウソだった。自分はだまされて、車いすのこんな体になった。自分はひどい目にあった。自分は何人も人を殺した。間違えて、仲間も殺した。
人は、人を殺すと、心が壊れる。
どうしたらいいのか、解決策が見えてきません。
神なんていない……
一生車いすの生活はイヤだ。
主人公は、男性器の名称を連呼し続けます。
まだ、そんなに使っていなかったのに。
不幸があります。
こんなことになるんだったら、戦地で戦死したほうがよかった。
主人公は、アメリカ合衆国を出て、メキシコへひとりで渡りました。
まともな男になりたい。
だれが、こんなオレを愛してくれるんだ。
見ていて、アメリカ合衆国とメキシコで、どうしてこんなに、映像の絵面(えづら)が異なるのだろうという感想をもちました。
娼婦に恋をしても恋愛はかないません。お金がからんだラブだからです。
障害者同士のけんかがあります。
たまたまそこに通りかかったトラックを運転していたおじさんが救いです。
えらい古いボロのトラックです。
のっけてくれよ。
ええよ。のりな。
主人公は、自分が戦地で誤射して死亡させた若者のご両親と若者の妻に謝りに行きました。
だけど、許してはもらえません。
ウクライナの人の言葉を思い出しました。『ぜったいに忘れない』『ぜったいに許さない』
反戦映画です。
戦争ではたいてい、侵略したほうが悪いとされる。
なにかしら、答えのない問題にぶつかって、混乱しているように見えました。
かつての香港のデモのようでもある。
つくりこんである脚本と映像でした。
アメリカ人へのメッセージがあります。
外国の地で米軍が他国のために戦うことは減るという印象をもちました。
米国人の意識です。米国はもう『世界の警察』ではないのです。
日本人は、自分たちの国は、自分たちで守るという体制をつくったほうがいいと思いました。
先日読んだ本『三十の反撃 ソン・ウォンピョン 訳:矢島暁子(やじま・あきこ) 祥伝社』で、チラリと記事があった洋画です。
観てみました。
自分がこどものころ、リアルにベトナム戦争が起きていました。
北ベトナムと南ベトナム、社会主義と資本主義の戦いです。
アメリカ合衆国は1973年(昭和48年)にベトナムから撤退しました。社会主義の北ベトナムが勝ちました。1964年(昭和39年)-1975年(昭和50年)の戦争でした。
1960年代後半(昭和42年以降)アメリカ合衆国で反戦運動が盛り上がる。
おおぜいの人たちが亡くなりました。
自分はたぶん中学生のころ、おそらく新聞で見たのだと思いますが、ベトナム戦争の空爆で逃げまどう人たちのなかに、全裸の小学生ぐらいの女の子が両手をあげて逃げている写真があって、強いショックを受けました。
では、こちらの映画の感想を時系列に沿って、ぽつりぽつりと書き始めます。
主人公の少年時代があります。平和なこども時代です。
こどもたちがおおぜいで、戦争ごっこをしています。
こどもたちは、のびのびとしています。健やかです(すこやかです)。
アメリカ合衆国が自信に満ちていた時代です。
『ごっこ』と『本番の戦争』とは、まったく違います。
主人公は海兵隊員としてベトナム戦争に従事して、戦闘中の攻撃で両足を失います。
主人公は、車いすの障害者となり、国から手当てをもらい生活していきます。
その後、おもに性がからんだシーンが多く映し出されます。
同じく車いすの男性たちと、おそらく障害者対象の娼館(しょうかん)でのシーンが多用されます。医療行為のようでもあります。
主人公は悩みます。とても悩みます。
母親の信仰が主人公にとってとても負担です。なにかしら最近話題になっているなんとか教会が思い出されます。
映画です。観ている自分は、たいてい、つくり手側の立場で観ることが多いです。
30年ぐらい前の映画です。撮影シーンに手づくり感があります。
勝つか負けるかのアメリカ映画です。負けたら終わりです。
映像では、レスリングの試合があります。
ベトナムにおける現実の戦場は悲惨です。死体がいっぱいです。
主人公は、仲間である若者米国軍人男性を誤射して、死亡させてしまいました。
自分の心の中にある『恐怖心』が、見えない敵をつくりだし、仲間を射撃してしまいました。敵なんて最初からひとりもいなかったのです。これが、戦争です。
戦争の異常さ、むなしさがあります。
ちょっと、鑑賞者の心理誘導操作に無理があって、きついかなという映像運びです。
軍部の上司は、主人公の不祥事を認めません。自分にも責任が及ぶからです。
上司は、主人公が同僚を誤射、射殺したという事実をねじまげて、ウソ(つくり話)を主人公の脳みそにすりこみます。脳内に、自分は加害者ではないという状態をつくります。洗脳です。
主人公は、心が壊れそうです。
この映画のタイトル7月4日は、主人公の誕生日で、アメリカ合衆国の独立記念日です。
屋外ロケシーンが続きます。
砂漠のような枯れた原野にわらぶき屋根のような民家が、ぽつんぽつんと建っています。
銃撃の音が連射で続きます。
次々と兵隊たちの頭が銃弾で打ち抜かれていきます。
米軍のヘリコプターは、敵の銃弾を受けて、ゆっくり落ちて、爆発で炎に包まれ火の玉になります。
野戦病院のシーンになり、テレビで白黒映像のニュースが流れます。
当時のアメリカ社会が背景になっている映画です。
主人公は、車いすの生活となり、性器がだめになったので、こどもはもてない。二度と歩けない体だと医師に宣告されます。(医師がそんなことをいうだろうかと疑問をもちました)
洋画『フォレスト・ガンプ』の上官(中尉)を思い出しました。いい映画でした。
病人や車いすの障害者の人たちが、かなりの剣幕で、大声をあげて、怒り狂うのですが、本来、病人は元気がありません。体力がありません。精神力もか細い。
不思議でした。映像は、健常者の病人になっています。
役者は一生懸命演じてくれているのですが、噓(うそ)くさい。
主人公の父親の演技がいい。
親は、障害者になったとしても、こどもが生きていてくれればいいのです。
主人公は、周囲の人たちにとって、やっかいな人物になっていきます。
主人公は、ベトナム戦争に行って、命をかけてがんばったのに、主人公を讃える式典で、反戦論者たちから冷たい視線を浴びせられます。
どういうわけか、戦死して、命を落とした者が讃えられて(たたえられて)、障害者になったとはいえ、生きて帰国した者は、そこに(ふるさとの地に)居づらい雰囲気があります。
戦地でのベトナム人あかちゃんの泣き声がトラウマで伏線となります。(地元民に対する大量殺害をしたときのことが記憶によみがえり、脳内にショックが走り、気が変になる)
戦地で、命がけで戦ってきた者の気持ちがふみにじられるような反戦活動家たちの言動です。
戦地で苦しい体験をしたことがない人間たちが、立派そうな主張を繰り返していることに違和感をもつ戦地体験者の主人公です。
ベトナム戦争は特殊だった。
米国が当事者ではない国の戦争だった。
なかなかむずかしい政治的メッセージを含んだ映画です。
苦悩があります。
苦しいことがあると、アルコールに逃げる人が多い。
主人公は叫びます。
自分は戦争で頭がおかしくなった。
戦地に行く前に聞いた話はみんなウソだった。自分はだまされて、車いすのこんな体になった。自分はひどい目にあった。自分は何人も人を殺した。間違えて、仲間も殺した。
人は、人を殺すと、心が壊れる。
どうしたらいいのか、解決策が見えてきません。
神なんていない……
一生車いすの生活はイヤだ。
主人公は、男性器の名称を連呼し続けます。
まだ、そんなに使っていなかったのに。
不幸があります。
こんなことになるんだったら、戦地で戦死したほうがよかった。
主人公は、アメリカ合衆国を出て、メキシコへひとりで渡りました。
まともな男になりたい。
だれが、こんなオレを愛してくれるんだ。
見ていて、アメリカ合衆国とメキシコで、どうしてこんなに、映像の絵面(えづら)が異なるのだろうという感想をもちました。
娼婦に恋をしても恋愛はかないません。お金がからんだラブだからです。
障害者同士のけんかがあります。
たまたまそこに通りかかったトラックを運転していたおじさんが救いです。
えらい古いボロのトラックです。
のっけてくれよ。
ええよ。のりな。
主人公は、自分が戦地で誤射して死亡させた若者のご両親と若者の妻に謝りに行きました。
だけど、許してはもらえません。
ウクライナの人の言葉を思い出しました。『ぜったいに忘れない』『ぜったいに許さない』
反戦映画です。
戦争ではたいてい、侵略したほうが悪いとされる。
なにかしら、答えのない問題にぶつかって、混乱しているように見えました。
かつての香港のデモのようでもある。
つくりこんである脚本と映像でした。
アメリカ人へのメッセージがあります。
外国の地で米軍が他国のために戦うことは減るという印象をもちました。
米国人の意識です。米国はもう『世界の警察』ではないのです。
日本人は、自分たちの国は、自分たちで守るという体制をつくったほうがいいと思いました。
2022年09月23日
相棒 シーズン14 「伊丹刑事の失職」 「スポットライト」
相棒 シーズン14 「伊丹刑事の失職」 「スポットライト」 2016年(平成28年) 動画配信サービス
「第13話 伊丹刑事の失職」
伊丹刑事ががんばります。
他殺の転落死を自殺と処理した伊丹刑事が、新聞のスクープ記事で責任を問われます。
刑事部長が伊丹刑事に「(ここで働いて)何年だ?」とたずねるシーンがおもしろかった。
もう西暦2000年から続いている番組です。刑事部長も伊丹刑事と同じぐらいの年数をドラマの中で過ごしています。まるで、マンガサザエさんのようです。何年たっても年齢が増えていかないようなドラマ設定です。
虚偽の遺書メールがあります。
今どきは、現実の事件でも、加害者が被害者のスマホを使って、親族に嘘メールを送ったりもします。
伊丹刑事の正義感が強い。
高齢者を狙った詐欺(さぎ)がからんでいます。
介護付き老人ホームとか、相続とか、資産とか。
だまされて、お金をとられて、すってんてんになった高齢女性がいます。
正しい正義(杉下右京)と正しくない正義(犯人)との戦いでした。
1人の高齢者が死んで、犯人のうちの1人が死にました。
伊丹刑事が警察を辞めなくて良かった。
(この秋からの新シリーズでは、復帰する亀山薫(寺脇康文さん)に向かって、伊丹刑事がしゃくにさわって不愉快そうな渋い表情をつくっての『カ・メ・ヤ・マーー』という決めゼリフが復活しそうです。セリフも亀山刑事もなつかしい)
「第14話 スポットライト」
漫才コンビが出てきて、彼らを中心において、ラン栽培の経営者男性が刺殺されて、被害者男性には離婚した奥さんがいて、男性には同棲しているらしき若い女性がいて、犯人はだれでしょうと杉下右京が推理を進めます。
人間ドラマがあって、殺人事件犯人断定のための証拠品の探索があります。
杉下右京いわく、ないのが証拠なのです。
愛していた人間から裏切られると、愛していた人間を殺害してしまう。
人間の心は複雑です。
芸人は、まず『チャンス』がほしい。チャンスは、お金に直結します。
人生で取り返しがきかないこととして『殺人』はやめようというメッセージがあります。
売れない芸人の演技をする制限時間が『2分だけなら……』は、せつない。
杉下右京のやりかたとして、直線的な攻撃をするのではなく、受け止めて、包み込んで、(犯人の)息の根を止める。(自白させる)
つくりかたとして、BGM(バックグランドミュージック)に助けられているなと感じました。
音楽による視聴者の心理操作があります。
漫才コンビのありかたとして、自分を犠牲にして、相方を大スターに仕上げる。
相棒魂がありました。
「第13話 伊丹刑事の失職」
伊丹刑事ががんばります。
他殺の転落死を自殺と処理した伊丹刑事が、新聞のスクープ記事で責任を問われます。
刑事部長が伊丹刑事に「(ここで働いて)何年だ?」とたずねるシーンがおもしろかった。
もう西暦2000年から続いている番組です。刑事部長も伊丹刑事と同じぐらいの年数をドラマの中で過ごしています。まるで、マンガサザエさんのようです。何年たっても年齢が増えていかないようなドラマ設定です。
虚偽の遺書メールがあります。
今どきは、現実の事件でも、加害者が被害者のスマホを使って、親族に嘘メールを送ったりもします。
伊丹刑事の正義感が強い。
高齢者を狙った詐欺(さぎ)がからんでいます。
介護付き老人ホームとか、相続とか、資産とか。
だまされて、お金をとられて、すってんてんになった高齢女性がいます。
正しい正義(杉下右京)と正しくない正義(犯人)との戦いでした。
1人の高齢者が死んで、犯人のうちの1人が死にました。
伊丹刑事が警察を辞めなくて良かった。
(この秋からの新シリーズでは、復帰する亀山薫(寺脇康文さん)に向かって、伊丹刑事がしゃくにさわって不愉快そうな渋い表情をつくっての『カ・メ・ヤ・マーー』という決めゼリフが復活しそうです。セリフも亀山刑事もなつかしい)
「第14話 スポットライト」
漫才コンビが出てきて、彼らを中心において、ラン栽培の経営者男性が刺殺されて、被害者男性には離婚した奥さんがいて、男性には同棲しているらしき若い女性がいて、犯人はだれでしょうと杉下右京が推理を進めます。
人間ドラマがあって、殺人事件犯人断定のための証拠品の探索があります。
杉下右京いわく、ないのが証拠なのです。
愛していた人間から裏切られると、愛していた人間を殺害してしまう。
人間の心は複雑です。
芸人は、まず『チャンス』がほしい。チャンスは、お金に直結します。
人生で取り返しがきかないこととして『殺人』はやめようというメッセージがあります。
売れない芸人の演技をする制限時間が『2分だけなら……』は、せつない。
杉下右京のやりかたとして、直線的な攻撃をするのではなく、受け止めて、包み込んで、(犯人の)息の根を止める。(自白させる)
つくりかたとして、BGM(バックグランドミュージック)に助けられているなと感じました。
音楽による視聴者の心理操作があります。
漫才コンビのありかたとして、自分を犠牲にして、相方を大スターに仕上げる。
相棒魂がありました。