2012年08月30日

武士道 新渡戸稲造

武士道 新渡戸稲造 岩波文庫

不思議ななりたちの本です。
アメリカ在住だった著者が英語で書いたものをその後日本語訳してあります。
アメリカ在住の日本人が1900年(明治33年)に英語で書いたとはタイトルとのギャップが強い。
冒頭にある昔を懐かしみ現在を嘆くという状況はいつの時代にも通じるものです。今の日本にも同様の意識があります。結局時代は同じことの繰り返しであり、存在する人間が入れ替わっているに過ぎない。
武士道を美しいものと尊ぶ本と思いきやそうではない。武士道を分析してこういうところはいけないという批判がなされています。たとえば権力の濫用をしてはならない。
著者は解説で忍耐と根性が大切と説いています。
私が期待していたものとこの本の内容とはかけはなれていました。


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