2008年06月08日

東照宮、二条城、徳川美術館(名古屋市東区)









東照宮、二条城、徳川美術館(名古屋市東区)

 週末に栃木県の日光市へ行ってきました。
 20代のときに東照宮を訪れたときは、たいへん混雑する中を坂や階段を上って下りてきた記憶しかありません。また、寺社に興味がなく、有名な観光地だからということで行ったという動機のみでした。
 今回は、開門の午前8時過ぎ、まだ観光客が少ない時間帯から見始めました。おかげでゆっくり観察することができました。「みざるいわざるきかざる」の三猿は、建物の右側の壁面までその物語が続いていること、拍子木を叩くと天井に描かれた龍が鈴のような音をたてて鳴く「鳴き龍」、意外に小さかった「眠り猫」、なかなか見つけきれなかった模様が反対になっている「逆さ柱」、そのほかにもトビウオのような羽が生えた龍とか想像上の象などをしっかり見学してきました。そういうものを見て、いいものを見ることができて良かったと思える年代になりました。





 京都市にある二条城は、以前NHKドラマ「新選組」がはやっていた頃に見学しました。こちらも中学の修学旅行で訪れているのですが、廊下を歩いた記憶しかありません。





 それから上にある徳川美術館は、自宅から自転車をこいで見に行きました。円山応挙の今にも動き出しそうな鯉の絵と織田信長の刀が美しかった。

 総じて、徳川家の権力と財力の強さ、大きさに圧倒されます。東照宮の参道を歩き始めると杉や建物が巨大で、ガリバー旅行記で巨人の国を訪れたようです。徳川家康公のお墓に続く階段は石の一枚板であり、その横の石垣は大きくかつ切り口はきれいに切れていてたいへん立派です。また、二条城の入り口付近を少し離れた位置から見ると、その豪華絢爛な建築に圧倒されます。特定少数の人のために大勢の人たちが労力を費やしたのだと庶民のおじさんであるわたしはちょっと悲しくなったりもします。されど権力者、財力者は、その力を維持していくために全力を尽くしていかねばならず、やっぱり庶民でよかったという思いに帰着するのです。


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