2024年04月22日

不思議な事 株式投資

不思議な事 株式投資

 先週は、4月19日金曜日にかけて、日経平均株価が急速に下落していきました。
 金曜日、一時は、1,346.64円も下がりました。かなりの下げです。

 今年に入って、日銀の金融緩和の発表が予想できたので、自分はそのことが発表される前に、持ち株の整理整頓(せいりせいとん)をしました。
 日本の金利が上がって円高になると予想して、いくつかの銘柄を手離しました。円高になれば、たいていの会社の株価が下がると判断しました。
 卸売業(おろしうりぎょう)、建設業、輸送用機器、その他金融業などの銘柄を売却しました。円高になった場合の安全策として、手元には、銀行業と医薬品の銘柄を保有しました。

 ところが、日銀の金融緩和が発表されても円高にはなりませんでした。ずーっと、極端ともいえるほどの円安ドル高が続いています。
 日銀が、金融緩和(利上げ)によって、経済に悪影響が出ないようにするために、とてもゆるやかに金利をあげると表明したからだと思います。(最近ちょっと日銀の態度が変わりつつありますが、3月の発表当時はそうでした)

 4月19日金曜日になって、日経平均株価が大きく下がって、がっかりしました。
 ところが、東証プライム値上がり率ランキングを見てびっくりしました。
 自分が持っている複数の銘柄(銀行、製薬会社)が、かなり上位の中にありました。
 どうしたことだろうか。株価がこんなに大暴落している日に、どうして自分がもっている株の株価が上がるのか理由がわかりません。自分は、損はしていないとはいえ、理屈が通らず不可解です。あいかわらずのひどいとも思える円安ドル高で、経済環境が変わったとも思えません。円安ならふつう株価は上がると思うのです。
 しばらくようすを見てみます。損得のことは度外視(どがいし。無視)して、不気味です。

(その後 4月22日月曜日朝のこと)
 へこんでいた株価は、全体的に上がってきました。
 上がってきたというよりも、元の株価に戻ってきたという感じです。
 上がったら下がる。下がったら上がるのが株価です。
 いろいろな情報を鵜呑み(うのみ)にせずに(丸飲みせずに)、自分の脳みそで、よーく考えて戦略を練ります。先がどうなるかは、だれにもわかりません。

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