2024年04月03日

やさいのおしゃべり 泉なお・作 いもとようこ・絵

やさいのおしゃべり 泉なお・作 いもとようこ・絵 金の星社

 野菜の擬人化です。
 まず、きゅうりが出てきます。
 次に、きゅうりがキライな、小学一年生のれいちゃんが出てきます。
 (わたしは、きゅうりは、味がしないけれど、腸の中をきれいにそうじしてくれるような気がします)
 そのあと、物を乱暴に扱うおかあさんが登場します。
 
 冷蔵庫の中です。野菜が、たくさんあります。
 ニンジン、トマト、キャベツ、ピーマン、タマネギ、ナス、アスパラ、ネギ、ダイコン、サツマイモ(サツマイモは、冷蔵庫に入れるようなものではないと思いました。案の定(あんのじょう)、あとからその話が出てきます)

 冷蔵庫の2階にあるのが、冷蔵室です。
 カマボコ(カビがはえているカマボコです)、ハム

 冷蔵庫の3階にあるのが、冷凍室です。
 3年前のごはんが凍っています。(こおっています。きたないです。3年前とはえらい古い)

 女の人だから、きれい好きとは限りません。お顔はきれいで、スタイルが良くても、家に帰れば、ごみ屋敷ということはあります。
 女の人だから、片付けやおそうじができるとは限りません。
 料理がじょうずとは限りません。
 家計簿をきちんとつけて、お金の管理ができるとは限りません。
 世の中は、誤解と錯覚で、できあがっています。
 男の人だから、強くてたくましくて、頼りがいがあるとは限りません。
 見た目で、中身を判断するのは気が早すぎる判断です。

 ぼく:キュウリのことです。
 ナス:冷蔵庫の中で、おかあさんから忘れられた存在
 みんな早く食べられたい。食べられることが、みんなの役割です。
 ダイコン:美人。女の子のダイコンだそうです。買って来た時は若かった。放置された今は老齢でお顔にはブツブツがいっぱいできています。ダイコンさんは、病気にかかっているように見えます。
 サツマイモとジャガイモとニンニクの主張があります。自分たちは冷蔵庫に入れるのではなく、冷蔵庫の外で保存してほしいそうです。ごもっともです。
 
 おもしろい。
 野菜たちの会話です。

 その夜は、マーボナスとサラダの夕食でした。ナスとトマトが冷蔵庫から出て行きました。
 くさったカボチャとしょうがは、ごみ箱へポイされました。(悲しいことです)
 (この本を親戚のちびっこにプレゼントしよう。来月5月、また親戚にちびっこが生まれます。ここ数年、出産ラッシュです)

 おかあさんの声が聞こえます。
 キュウリは酢の物にしよう。だいこんはおでんにしよう。
 好き嫌いはやめようという雰囲気の呼びかけがありますが、どうしても食べられないものというのはだれしもありそうです。
 わたしは、こどものころ、おみそ汁に入っているワカメがにがてでした。口の中でぬるぬるして気持ち悪くてのみこめませんでした。しかたがありません。どうしてもにがてなものは、無理して食べなくてもいいのです。
 
 心優しい内容の絵本でした。
 ちびっこにとっては、優しいのが一番です。

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