2024年01月04日
オットーという男 洋画 2023年公開
オットーという男 洋画 2023年公開 126分 動画配信サービス
良心的ないい映画でした。
今年観て良かった一本です。
主人公のオットーというおじいさんは、見始めの頃は、嫌な人間に思えます。
細かい人、めんどうくさい人、理屈っぽい。(こういう人っているよなという気分です)。理屈で物事を考える人です。世間という人間界は、グレーゾーン(灰色)でできあがっています。きちんとやると不自由なこともあります。
ホームセンターでの買い物で、ロープの長さと値段の付け方にこだわるところから始まります。オットー氏は次に、ごみの分別のしかたで怒ります。(おこります)。それから、自転車の置き場所で文句を言います。
製造業の会社で働いていたけれど、いろいろ不満やトラブルがあって、定年退職のような、高齢になってからの退職がありました。仕事は厳しい人らしい。(こういう人がいないと仕事が進んでいかないということはあります)
いわゆるクレーマーか。老害と呼ばれてもおかしくないおじいさんです。
それなのに、オットー氏には、自殺願望があります。じっさいに自殺企図(自殺を計画して実行する)があります。
なぜ、首を吊ろう(つろう)としているのだろう。あんなに元気いっぱいで不満を周囲にぶちまけているのに。
このあと、一酸化炭素中毒(車の排気ガス)や鉄道への飛込み自殺、猟銃自殺にも挑戦します。(ことごとく死ねません)あとで、思ったのですが、亡くなった奥さんが霊界から現世に出てきて、毎度毎度(まいどまいど)、オットー氏を救っているのです。奥さんの姿は映像では見えません。
オットー宅の向かいに幼い女の子がふたりいる若いご夫婦が引っ越してきます。とてもあったかい、いいご家族です。にぎやかです。奥さんは三人目のお子さんを妊娠しています。
ノラ猫がおもしろい。随時登場して、場を和ませる(なごませる)役割を果たしてくれます。
さみしいんだ:オットー氏は、愛する人(奥さん)を失った。
さみしいんだ:オットー氏は、話し相手がいないんだ。
どうも、妻だけでなく、友人も失ったようです。(友人は、生きているけれど病気のため廃人になっている。パーキンソン病です。脳の病気。思考に障害が発生して認知症になっている)
地上げ(立ち退き)を求める不動産屋とのもめ事があります。
ヒューマンムービー(人情あふれる)であり、恋愛映画(ラブロマンス)でもある作品です。
人は、まずは、生きていることが大事です。
車の車種にこだわりがあるのですが、見ている自分には理由がわかりませんでした。フォードとか、シボレーとか、トヨタとか、フォルクスワーゲンとかです。オットー氏の好みと、まわりの人たちの車の好みが対立するような描き方でした。ちなみに、オットーは、シボレーが好きなようすでした。
『あなたは、生きなきゃ!』
ちゃんと生きて、自然に死んでいく。
お近づきになった家族が、大きなハートをもつ人たちでした。
ご主人がトミー、奥さんがマリソル、ちびっこがアビー(2~3歳ぐらい)、ルナ(6歳で幼稚園の年長さんぐらい)
オットー氏の遺言が紹介されます。遺産をこどもたちの学費に使ってくれという内容が良かった。アビーとルナのための学費です。
オットー氏は、寿命を全うして(まっとうして)、亡くなった奥さんのもとへ旅立たれました。
良心的ないい映画でした。
今年観て良かった一本です。
主人公のオットーというおじいさんは、見始めの頃は、嫌な人間に思えます。
細かい人、めんどうくさい人、理屈っぽい。(こういう人っているよなという気分です)。理屈で物事を考える人です。世間という人間界は、グレーゾーン(灰色)でできあがっています。きちんとやると不自由なこともあります。
ホームセンターでの買い物で、ロープの長さと値段の付け方にこだわるところから始まります。オットー氏は次に、ごみの分別のしかたで怒ります。(おこります)。それから、自転車の置き場所で文句を言います。
製造業の会社で働いていたけれど、いろいろ不満やトラブルがあって、定年退職のような、高齢になってからの退職がありました。仕事は厳しい人らしい。(こういう人がいないと仕事が進んでいかないということはあります)
いわゆるクレーマーか。老害と呼ばれてもおかしくないおじいさんです。
それなのに、オットー氏には、自殺願望があります。じっさいに自殺企図(自殺を計画して実行する)があります。
なぜ、首を吊ろう(つろう)としているのだろう。あんなに元気いっぱいで不満を周囲にぶちまけているのに。
このあと、一酸化炭素中毒(車の排気ガス)や鉄道への飛込み自殺、猟銃自殺にも挑戦します。(ことごとく死ねません)あとで、思ったのですが、亡くなった奥さんが霊界から現世に出てきて、毎度毎度(まいどまいど)、オットー氏を救っているのです。奥さんの姿は映像では見えません。
オットー宅の向かいに幼い女の子がふたりいる若いご夫婦が引っ越してきます。とてもあったかい、いいご家族です。にぎやかです。奥さんは三人目のお子さんを妊娠しています。
ノラ猫がおもしろい。随時登場して、場を和ませる(なごませる)役割を果たしてくれます。
さみしいんだ:オットー氏は、愛する人(奥さん)を失った。
さみしいんだ:オットー氏は、話し相手がいないんだ。
どうも、妻だけでなく、友人も失ったようです。(友人は、生きているけれど病気のため廃人になっている。パーキンソン病です。脳の病気。思考に障害が発生して認知症になっている)
地上げ(立ち退き)を求める不動産屋とのもめ事があります。
ヒューマンムービー(人情あふれる)であり、恋愛映画(ラブロマンス)でもある作品です。
人は、まずは、生きていることが大事です。
車の車種にこだわりがあるのですが、見ている自分には理由がわかりませんでした。フォードとか、シボレーとか、トヨタとか、フォルクスワーゲンとかです。オットー氏の好みと、まわりの人たちの車の好みが対立するような描き方でした。ちなみに、オットーは、シボレーが好きなようすでした。
『あなたは、生きなきゃ!』
ちゃんと生きて、自然に死んでいく。
お近づきになった家族が、大きなハートをもつ人たちでした。
ご主人がトミー、奥さんがマリソル、ちびっこがアビー(2~3歳ぐらい)、ルナ(6歳で幼稚園の年長さんぐらい)
オットー氏の遺言が紹介されます。遺産をこどもたちの学費に使ってくれという内容が良かった。アビーとルナのための学費です。
オットー氏は、寿命を全うして(まっとうして)、亡くなった奥さんのもとへ旅立たれました。
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