2020年08月03日

コンティジョン 洋画DVD

コンティジョン 洋画DVD 2011年公開

 新型ウィルス感染拡大の映画です。まるで、2020年の世界的流行を予言しているかのような内容で驚きました。
 リアルに、現在の情勢と重なります。

 タイトル「コンティジョン」の意味は、「接触感染、伝染病、病原体」です。

 病原体の発生地は中国です。香港の空港から世界中に病原菌が広がって多数の死者が発生します。東京も死者が出ます。
 当初、当局の「隠蔽(いんぺい)」があります。組織が自分の組織を守るために、都合の悪いことを隠します。感染は世界中に広がっていきます。
 患者も医師も亡くなっていきます。
 発病者と感染したかもしれない人を隔離することが叫ばれます。
 緊迫感があります。
 人間は、一日に2000~3000回、自分の顔をさわると説明があります。
 アメリカ合衆国では、国から州知事への通報が提案されます。
 学校は閉鎖されました。一人の人間から何人の人間に感染するかの計算が始まります。
 まだ、病気の原因がわかりませんが、未知のウィルスが存在するということだけがおぼろげにわかります。
 中国のコウモリとブタがからんでいることがわかります。
 ウィルスは細胞の鍵穴に鍵のようにして結合する。感染後の死亡率は、20%と説明があります。
 治療法もワクチンもまだみつかりません。ワクチン:感染病予防薬。ウィルスに対する抗体をつくる。
 新型ウィルスは、軍事目的のバイオ兵器ではないだろうかという説が流れます。
 新型ウィルスが「MEV-1 エムイーブイワン」と命名されました。WHOが、世界で、800万人以上が感染すると発表します。ちなみに、新型コロナウィルスは、2020年7月31日10:00現在、世界で、16,812,755人が感染しています。
 物の買い占めが始まり、やがて、略奪、暴動へとひどくなっていきます。毛布もない。遺体袋もない。食糧不足におちいります。
 ウィルスの変異の説明がありました。
 アメリカ合衆国では、州境の封鎖が始まりました。
 お金がらみの話もいろいろ出てきます。

 解決の決め手は、やはりワクチン(予防薬)の開発です。
 
 たいしたものです。2011年公開の映画が2020年の世界を予想していました。その正確さに驚かされました。

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