2020年01月16日

しょうがっこうへいこう 斉藤洋・作 田中六大・絵

しょうがっこうへいこう 斉藤洋・作 田中六大・絵 講談社

 今年読んで良かった1冊です。
 小学校へ入学するこどもさんの不安を解消するための絵本です。
 クイズ形式になっている楽しい本でした。
 いなかっぽい絵が、地方に住む子どもにとっては身近です。
 
 ようちえんのように、ようちえんバスのおむかえは来ません。登校班になって、じぶんで歩いていくのですから始まります。道のとちゅうにいるブタさんをはじめとして、いろんなどうぶつが可愛い。<いなかですなあ>

 朝礼が開かれている校庭には、児童がいっぱいです。
 へんな校長先生が登場しました。「じゅぎょうは、せんせいのおはなしをきかずに、みんなでおしゃべりしましょう」といいます。それは、うその校長先生です。本物の校長先生は、だれだ。

 国語の授業です。「いぬ」をひらがなで習います。ひらがなによる「迷路しりとり」のはじまりー さあ、ゴールをめざしてスタート!
 
 さんすうの授業です。「にー しー ろー はー」といいたくなります。
 
 おとなにとっては、なつかしい教室の風景です。音楽室、理科室、図工室、家庭科室、図書室など。

 体育の授業もあります。まちがいさがしゲームの始まりだよ。

 保健室は楽しいところ。

 給食の時間です。あれ、また、へんな校長先生が、ビールをのんでいます。

 校庭にもうひとり、あやしい人がしんにゅうしました。おまわりさんが来てくれました。
 気をつけて帰ろうね。

 夕食です。
 いまの時代、家族そろってばんごはんをとれる家は少なくなりました。残念です。

 裏表紙の絵もきれいです。じゅうぶん、楽しめました。孫たちにも好評でした。ありがとう。

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