2024年05月31日

東野・岡村の旅猿25 ランジャタイと富山県満喫の旅

東野・岡村の旅猿25 プライベートでごめんなさい ランジャタイと富山県満喫の旅 Hulu(フールー)

 以前三重テレビで、再放送ですが、千葉テレビの『白黒アンジャッシュ』という番組を観ていました。
 今回の旅猿のゲストであるお笑いコンビのランジャタイが出演したことがありました。
 『白黒アンジャッシュ』は、アンジャッシュのひとりについて不祥事のニュースが流れたあとしばらくして、三重テレビでの放送が中止されました。残念ですがしかたがありません。スポンサーがつかないのでしょう。

 ランジャタイのおかっぱ頭の人は、最初女性だと思いました。男性でした。

 伊藤幸司:鳥取県出身。おかっぱ頭の人。(あとでかつらだとわかりました。かつらをとると若い。大学生に見えます。ちょっと女の子っぽい)

 国崎和也:富山県氷見市(ひみし)出身。なんというか、映像を観ていて、変な芸風を売りにしている人です。なにかを選択するときに、躊躇(ちゅうちょ。ためらう)するのです。そして、結局何も選択しないか、選択してもたいしたものは選ばないのです。
 東野幸治さんいわく、彼の芸風だそうです。
 本人の言う出だしは、『いや~どうしよう(わざとです)』
 めんどくさい人です。
 食事場所で、ノンアルコールビールだけを頼んだり、ハト麦茶だけを頼んだりしました。
 お店にとっては、迷惑な客です。店に入ったなら、ちゃんと料理を一人前頼んでください。芸はステージの上だけにしてくださいな。(まあ、この旅も仕事か。(企画として)つまんないなーー。わざとらしい旅です)
 
 旅猿という番組自体は、今回の富山県訪問で、日本全国47都道府県すべてを訪問したことになるそうです。たいしたものです。
 初期のインド旅行のときから、ぽつりぽつりと見ていますが、長い歳月が流れました。
 2008年1月(平成20年)ころから放送されています。

 今回の企画での1回目の放送は、富山駅前からスタートです。
 まだ半世紀ぐらい前、自分が18歳だったころ、ひとり旅で富山へ行きました。富山市内に住んでいた友だちを訪ねて行きました。
 夜行列車で行って、朝方富山駅に着いて、歩いて富山城跡のそばを通って、友だちのアパートへ行きました。そんなことも遠い昔のことになりました。
 今回映像で見る富山駅前は、自分の記憶にあるものとは風景が変わっていました。

 意味がよくわからなかったのですが、たぶんランジャタイの国崎さんのギャグなのでしょうが、ロケバスのステップ(階段・段差)をのぼれないようすで、みんなが、国崎さんの手足をもって車内に運び入れました。そのあと今度は、シートベルトの着脱ができないと言い出しドタバタシーンがありました。わざとです。芸風だそうです。めんどくさい人です。
 
 そのあとメンバーの訪問先で、『世界一美しいスターバックス』というのも意味がわからなかったのですが、突然の訪問だったためお店の撮影許可がおりませんでした。珍しい。

 特段の山場もなく一回目の放送が終わりました。
 次回は、国崎さんの郷里である氷見市(ひみし)を訪問するそうです。
 能登半島の付け根で、半島の東側にある市です。

(つづく)

 正直、なんだかつまらない番組の内容です。
 内輪(うちわ)で盛り上がるけれど、見ているほうはしらけます。
 国崎さんは、地元氷見市(ひみし)を訪問したわりに、氷見市のことを知らない様子です。芸風として、わざとそういう冷たい態度をとっているとしたら、見るほうもまじめに見る気が失せます。(うせます)
 いちおう18年間、氷見市で過ごしたそうですが、覚えていることはあまりないというような話でした。
 ロケをしている場所が、能登半島地震の被災地あたりである話は何も出ませんでした。

 見学場所としては、昭和時代が感じられる展示館がありました。
 展示館の男性が似顔絵を描くのがじょうずでした。
 東野さんと岡村さんの似顔絵がよく似ていました。

 藤子不二雄Aさんの展示館の展示がきれいでした。

(つづく)
 
 お寺さんに行って鐘をつきます。
 ひもでぶらさがっている棒で鐘をつくのではなく、1本の太い木の棒を右肩にのせて、体を横にふって、木の棒を鐘にあてて、音を出すのです。かなり力がいります。
 じっさいお祭りでやるときは、ひとりひとりの競争で、1分間に何回つけるかを競います。多い人で100回、今回お手本を見せてくださった地元の力持ちの男性で90回ぐらいつけるそうです。
 旅猿のメンバーは、1回もつけていませんでした。太い木の棒の前後を地元の人に持ってもらって、かすかに1回、東野さんがつきましたが、それはインチキです。
 国崎さんは、かすかにちっちゃい音がしました。
 伊藤さんは、だめで、このときに、伊藤さんは、かつらをかぶっていることがわかりました。かつらを脱いでも頭髪はふさふさでたくさんでした。
 伊藤さんは、力がなさそうな人です。
 岡村さんは、背の高さが足りないので、最初からリタイアでした。

 次は、富山県住みます芸人吉田サラダさんと奥さんが営むお店訪問です。フルーツサンドのお店を訪れてお食事タイムです。
 桜が咲いている風景です。
 パフェがおいしそうでした。見ていて、わたしも食べたいという気持ちになりました。
 迷うふりをする国崎さんです。ボケだそうです。見ていて不愉快になります。国崎さんはメニューを見て迷うふりをしてまた注文を後回しにします。つまらないギャグです。もうこの人はこの番組に呼ばないでほしい。不快です。
 それでも、店内での雰囲気はにぎやかで楽しそうでした。仲間内(なかまうち)の盛り上がりです。
 吉田サラダさんが、自分は芸人だから気にしないが、自分の奥さんが国崎さんの言動に困っていると伝えます。国崎さんは、結局またお茶だけ頼まれました。

 日本のベニスという川と桜の木があるところへ行きましたが、日曜日だというのに、観光客はだれもいません。地元の人たちもだれひとりいません。静かです。
 旅猿らしい。からぶりの訪問シーンです。いつだったか、中国へ海外旅行に行ったときに、大きくて広い池で、小舟にのって長時間ぼーっとしていたシーンを思い出しました。意味のないようなむだな時間ができるのが、この番組、『旅猿』の特徴です。
 
 アニメマンガと子ども時代のクラブ活動の話が出ました。
 国崎さんは、バスケのアニメマンガを見て、バスケットボール部に入る。
 サッカーのアニメマンガを見て、サッカー部に入る。
 テニスのアニメマンガを見て、テニス部に入る。
 囲碁のアニメマンガを見て、囲碁部に入る。
 伊藤さんは水泳部だったそうです。
 東野さんがクロールで100mをどれぐらいの時間で泳いだのか?とたずねたら、20秒ぐらいと返事がありました。へんです。100m陸上でも10秒で走ればかなり速いほうです。クロールで100mを20秒ぐらいで泳げるはずがありません。
 なんだか、頼りないランジャタイのふたりです。
 ランジャタイの意味:奈良市にある正倉院(しょうそういん)に収められていた香木(こうぼく)のこと。
 
(つづく)

 このあと気づいたのですが、大相撲五月場所で優勝した力士の出身地の町がこの番組の訪問地のお隣に位置していました。
 小さな町のようです。やはり、才能ある人は、どこで生まれても世に出てくるものだと納得しました。地方のいなか町とか、離島でも世に出てきます。

 晩御飯でカニ料理を食べます。
 白エビのソーメンが出ます。白エビと白エビが練りこんである麺(めん)です。珍しい。
 カニは身が太い。おいしいでしょう。
 国崎さんがまた拒否的です。『カニみそ』がガチでNGだと言って食べません。地元富山の名物だと思うのですが、場の雰囲気が冷たくなります。食べろよと東野さんが怒ります(おこります)。東野さんから、一日中ツッコミ役をやっていたから疲れたという言葉が出ます。(国崎さんがボケまくるので)
 カニ料理は豪華です。見ていて、働いて苦労体験をした人が食べる食事だと思いました。
 ランジャタイが漫才ネタを披露するという流れになりますが、東野さんと岡村さんは食事中でもあり、もうやらなくていいよという雰囲気です。
 
 宿泊するお宿は、絶景の露天風呂なのですが、夜なので暗くて映像では景色は見えませんでした。だけど、入浴しているメンバーたちに言わせると、サイコーだそうです。
 ランジャタイの漫才のネタは、ほかの漫才師さんがやるパターンに似ていました。なにかを提示したあと、それではない。『なになにじゃない』というパターンでした。
 たしか、そのパターンは、ミルクボーイという漫才コンビの芸風でした。
 ランジャタイの漫才は、ばかばかしいけれど笑える中身でした。

 最後の撮影シーンとして訪問した幼稚園で、ようやくまともな人間だとわかりました。国崎さんのことです。国崎さんが卒園した幼稚園です。担任の先生との久しぶりの再会シーンでした。なかなか良かった。
 国崎さんは、ちゃんとした人間なのにどうして変な人間を演じるのかわかりません。
 以前太川陽介さんと村井美樹さんの、『バスVS鉄道対決旅』に出た、『お見送り芸人しんいち』さんという方と個性が重なりました。しんいちさんも素(す)は好青年なのに、わざと人から嫌われるような言動をされるのがキャラみたいですが、見ていて、いい気持ちがしませんでした。

 次回の旅先は福島で、ゲストはロバート秋山さんです。
 ロバート秋山さんはいま日曜日の大河ドラマの映像でたくさん出ています。
 楽しみです。