2020年04月03日

太川&蛭子路線バス乗り継ぎの旅 三重県松阪駅から長野県松本城

太川&蛭子ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第12弾 三重県松阪駅から長野県松本城 2012年(平成24年夏) テレビ番組再放送

 名作です。三泊四日ですが、かなりの距離を歩きました。成功しています。見たことのある街の風景がたくさん出てきます。路線バス、コミュニティバスだけで走破したのはミラクルです。地図でルートをふりかえってみましたが、すごいなあ。感嘆に尽きます。
 路線バスは廃止傾向にあるのですが、高齢者の運転が危ういいま、路線バスが見直されて復活するような気がしてなりません。

 8年前の映像です。えびすさんが若くてやるき満々です。ゲストは加藤紀子さんで、けんかをするふたりの仲介役をしたり、バス路線を新規開拓したりと大活躍でした。

①トンネルと抜けると豪雨じゃないと言っていたら、ものすごい豪雨の中で立ち往生する三人でした。
②(えびすさん)「(バス関係者の人たちの)言うことを聞いちゃダメ。無理と言われても無理じゃなかったことがこれまでに何回もある(バス関係者は自社のことしか知らないから)」
③えびすさんがはいている靴の先がぱっかり開いて、えびすさんが靴をキャラクターにみたてて腹話術をやります。加藤紀子さんが、靴先の開いた部分に藁(わら)を食べさせます。
④えびすさんが、名古屋市内のバス停に立っているのに、「名古屋まで行きたいんですけど」と何度も運転手に繰り返す。(名古屋のどのあたりに行きたいのですか)
⑤(えびすさんが道を聞きながら)「道はちゃんとあるのですか?」(国道ですからありますという返事)
⑥ふたりが目的地バス停(河合小橋)を記録しなかったので行き先がわからなくて大ゲンカになったとき、(太川)「(この番組は)もうこの回で終わりだ」(えびす)「仕事がなくなるからそれはだめ」(太川)「(えびすさんは本業のマンガ家で)絵で食べればいい」(えびす)「絵は売れない」その後、加藤紀子さんがルートをきちんとメモしていて、(えびす)「オレいらなくなっちゃう」
⑦長野県馬籠の宿あたりでフランス人観光客の若者に積極的に話しかけるえびすさんにフランス留学経験がある加藤紀子さんが、「ちゃんと話せないのに、どうして果敢に挑戦するの?!」
⑧(車窓から美しい色の池が見えて加藤紀子さんと太川さんが)「バーベキューをやりたい」(えびすさんが)「オレは室内の冷房がきいたところがいい」
⑨(バス停がないので歩くことになって)太川「歩きましょう」、えびす「毎日歩きだよ」、加藤紀子「またやせる。これって、路線バスの旅じゃなくて歩きの旅になってない!?」
⑩今、午後6時と聞いて、えびす「もう」、太川「まだ」と同時に発声。えびすさんは、早くホテルに行きたい。太川さんは、さらにバスに乗って距離を伸ばしたい。

 一日終えてのジョッキビールがおいしそう。
 旅は思い出の道しるべになります。
 瀬戸焼のお皿がきれいでした。
 いずこも駅周辺の市街地がきれいに整備されていたことが記憶に残りました。
 太川さんが選択した、行き詰まったら、バスルートを戻るという行為に感心しました。教訓があります。壁にぶつかったら無理をして前進するのではなく、勇気をもって後退することが、未来のためになるときもあると教えになりました。
 バス旅は、うれしい時もあるし、悲しい時もあります。まるで人生みたいです。