2020年02月07日

しくじり先生 武田真治

しくじり先生 武田真治 テレビ番組

 出川哲朗さんの充電バイクの旅でゲストとして出ていたのを見て、まじめでおとなしい人だと思っていました。今回この番組を見て、若い頃には荒れていたときもあったと聞き意外でした。心を入れ替えておられます。

 完ぺき主義、自信満々、自己中心主義の若い頃です。それだけ、人気もあった。自信過剰でした。そして、できない自分を追い詰めることがあったそうです。
 心の支えとして、サックスホーンが必ずそばにありました。
 できない自分を認めて、楽に生きようがメッセージです。
 2009年58才で癌により病死した忌野清志郎さんは、優しい。コンサートにたくさんの不良が集まってくる。忌野清志郎さんも不良で、不良同士の音楽の交歓がすごいパワーだったそうです。

 スターとして生まれた成育歴はすさまじい。
 めちゃいけという番組では、一生懸命やりすぎて、出演者が、順番にうつ状態になっていったと生徒として席にいた光浦靖子さんが当時を振り返っておられました。内容を聞くと、昨年事件になった教師間のいじめを思い出すような昭和時代の現場の光景でした。もう、パワハラ、セクハラ、なんとかハラがまん延していて容認されていた「昭和」という時代は終わったのだと再確認しました。

 顎関節症(がくかんせつしょう)になって、痛いあごのために、全身の筋肉を鍛えるという部分のお話が良かった。
 それから、「失敗してもまた立ち上がればいい」、「また、次のときに、がんばればいい」という言葉も良かった。

 気持ちが沈んでいた時に、あやしいセミナーに誘われて、セミナーが終わって帰ろうとしたところ、事前に話のなかった代金26万円を請求されて支払ったという話は恐ろしい。人の不幸につけこむ商売手法です。