2018年11月24日

東野・岡村の旅猿 山梨・甲州で海外ドラマ見まくりの旅

東野・岡村の旅猿 山梨・甲州で海外ドラマ見まくりの旅 DVD 2012年 平成24年12月

 「L(エル)の世界」というアメリカドラマ13話12巻のDVDを約12時間見まくる1泊2日の企画です。以前、千葉南房総で、「24トゥエンティフォー見まくり」がありましたので第2弾です。
 ジミー大西さん言うように、いい意味でだらだらしている番組です。
 いい歳をしたおやじたちが、修学旅行気分です。
 深夜2時の放送だから許される部分もあります。
 いろりで芋煮、鶏の炊き込みご飯、ジミーさんを中心にしてつくる手作り料理はおいしそうです。
 レンタカーを自分たちで交代ばんこに運転して、車中はおしゃべりが続きます。  

2018年11月23日

宰相A 田中慎弥

宰相A 田中慎弥 新潮文庫

 「宰相:さいしょう。総理大臣。首相」
 小説家がネタ切れで、ネタを求めて、亡き母親の墓参りに行くと、時空間が変化して、見知らぬ世界に入り込んでしまうという導入部です。
 小説家の仕事は小説を書くこと。
 自分と顔がそっくりな元首相がいた。
 自分は旧日本人で、この世界に居るのは新日本人。
 旧ソ連の体制を思い浮かべました。芸術家を同じ団地に囲う。
 職業ごとの居住区がある。

 半分ぐらい、100ページあたりまで読みました。
 よくわからないことが多い。巻末の解説を読みました。よくわかりました。
 笑いとか、ユーモアはない小説です。

 この国の人はナショナル・パスを持っている。未来予想小説の面もありますし、過去を現在に置き換える要素もありますし、不思議な立ち位置の国です。
 日本人は、「制服」と「給料」で心理が落ち着き、多数の中のひとりでいることで安心する。日本人気質です。また、母に帰属する意識がある。制服代は、税金とか保険料とも読み取れます。

 Tは作者の投影だし、TはAでもJでもない。でも、TとJは類似している。このあたり巻末の解説を読んで理解しました。
 聖書とかキリスト教的でもあります。
 Aの局部がでかいのはどういう意味だろう。
 三島由紀夫氏のことがときおり顔を出します。

(つづく)

 読み終えました。
 洋画ゴッドファーザーの話がときおり出てきます。

 狭く、圧迫感のある世界から脱出するために『小説を書こう』という強い意志を感じましたが、真偽のほどは把握できまません。
 私にはむずかしい物語でした。

 印象に残った部分などとして、「私が母になる」、「私はただ母の墓参りをして小説を書きたいだけ」

 調べた言葉などとして、「陋習:ろうしゅう。いやしい習慣」、「目を瞑る:目をつむる。読めませんでした」、「カフカの城:測量士がいつまでたっても城に入れない」、「倣う:ならう。同じ動作をする」、「教父:きょうふ。教会の父。古代の著作家」  

Posted by 熊太郎 at 05:57Comments(0)TrackBack(0)読書感想文

2018年11月22日

東山公園植物園紅葉

東山公園植物園紅葉

まだ、少し早かったようです。また、行けたら行ってみます。(11月20日火曜日現在)







  

Posted by 熊太郎 at 07:34Comments(0)TrackBack(0)名古屋市

2018年11月21日

ウィンストン・チャーチル 洋画DVD 

ウィンストン・チャーチル 洋画DVD ヒトラーから世界を救った男 2018年公開

 これまでチャーチルという人は偉大な人だと思っていましたが、冒頭付近から、嫌われ者、実績がない者として描かれています。意外でした。
 不健康そう、いばる。命令する。奥さんが心配してくれる。奥さんはいい人です。
 秘書であるタイピストのミス・レイトンがからみながらお話が前に進んでいきます。
 演説の中で彼が言います。「目標は…」
 私は、目標は、「平和」という言葉が出ると予測しましたが、予測ははずれました。「勝利」でした。
 劇中でもチャーチルの言動に対して、周囲から批判のコメントが出ます。
 大英帝国が破滅するであろう「和睦」の道を目指そうと政治家の意思の大勢は流れていく中、チャーチルは徹底抗戦を貫こうとします。されど、あとについてきてくれる政治勢力がありません。
 だんだん、チャーチルが可哀想な人に見えてきます。気弱な鬼になってきます。
 別の本を読んだ時に、民間船舶を利用して、ドイツ軍の攻撃から逃れるために、いっせいにフランスからイギリスブリテン島に引き返したダイナモ作戦が出ていました。
 判断と決断と粘り。敵との協調と見える行為は実は破滅。和平交渉に進んでいれば、ヨーロッパは、ヒトラーに支配されていた可能性があります。感動的な映画でした。  

2018年11月20日

さよなら、僕のマンハッタン DVD

さよなら、僕のマンハッタン 洋画DVD 2018年日本公開

 最初あたりは、ニューヨークの商業主義化を嘆くむずかしい理屈や詩が出てきて、理解できない内容を見続けてもという気持ちが生まれましたが、その後は、父親の浮気、母親の精神疾患、父親の浮気相手と自分との恋愛、いっぽう自分の恋人との別れなどで低俗な感じになります。しかし、最後は驚かされる展開でした。
 屈折したトーマスくん20代始めの青年です。本とか小説家がベースにあるドラマです。父親は小説家です。トーマスに助言してくれるトーマスと同じアパートに住む中年男性も小説家です。トーマスは、小説家を目指しているけれど、出版社からの作品採用通知はきません。

 設定に無理がありますが、どのように設定したとしても、人生とは思いどおりにならないもの。されど、目指すべき道を目指し続けるものと受け止めます。  

2018年11月19日

東野・岡村の旅猿 岩手県八幡平DVD

東野・岡村の旅猿 岩手県八幡平(はちまんたい) DVD 2012年 平成24年

 ニュージーランドキャンプのための練習という位置づけの旅です。その後、ニュージーランドに行ったのだろうかと調べました。2017年平成29年に行った記録があります。順番にDVDを見ています。ニュージーランドはまだ遠い。
 八幡平でハイキングをしたくないメンバーたちを無理やり引っ張る女性現地ガイドさんとの嫌、嫌(いやいや)のやりとりがおもしろい。

 トルコに行って来たという発言があります。前後しますが、次回そのDVDを見るつもりです。

 キャンプでのコロッケはおいしそう。カレーもしっかりできあがっています。100g800円のお肉はお高い。
 ジミー大西さんの夜中のカレーの盗み食いはおもしろかった。
 ジミー大西さんのハーモニカ演奏「小さい秋見つけた」はひどかった。
 腹を割って言いたいことを言い合って、それでも仲が良い。
 熊が出るかもしれない山深い秘湯は裸ざんまいでおもしろかった。