2024年11月29日

動画配信サービスのリモコンが反応しなくなった。

動画配信サービスのリモコンが反応しなくなった。

 デジタルトラブルがときおり発生します。
 そのたびに、四苦八苦しながら自力で修繕します。
 ネットに対応のしかたがでているので、一生懸命読み込みます。
 老眼なので、とても時間がかかります。

 今回は、動画配信サービスのリモコンが反応しなくなりました。
 言葉で検索入力するときにボタンを押して話すと、リモコンの小さなランプがつくのですが、そのランプも点灯しません。
 『東野・岡村の旅猿25 プラベートでごめんなさい 第20話 2024年8月~ 山形から新潟へ オオクワガタ……』、ゲストは寺門ジモンさんの回を見るつもりでした。
 テレビ画面に基本的なホーム画面は映るのですが、リモコンをいくら押しても反応がありません。

 さて、どうしよう。
 リモコンに入っている単四乾電池を交換しましたがだめです。
 テレビとの接続部分を抜き差ししましたがだめです。
 リモコンボタンを押しても画面に反応がありません。

 ネットで調べてやってみて、できました。
 うれしい。またひとつ克服できた。やればできる。満足感が心を満たしてくれました。

・リモコンから電池を抜く。
・テレビに接続してあるコードのプラグを抜いて、60秒待つ。
・リモコンの左、メニュー、戻るボタンを同時に長押しする。12秒待つ。(ボタンがどれかわからない。どうやって自分の指で3か所をおすのか、わからない。かなりとまどいましたが、そのうちわかりました)
・ボタンを離して、5秒待つ。
・プラグをコンセントに入れる。
・画面に、『リモコンが検出されない』という表示が出ました。
・リモコンに電池を入れる。(最近、単4電池のプラスの位置が、乾電池のどちらかわからなくなってきました。でっぱりが小さいのでわからないのです。まあ、加齢による脳みその劣化と老眼が原因でしょう)
・リモコンのホームボタンを押す。(家のマークが書いてあるボタンがホームボタンだと初めて理解しました)  

Posted by 熊太郎 at 06:25Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り

2024年11月28日

大鹿村騒動記 邦画 2011年

大鹿村騒動記 邦画 2011年(平成23年) 1時間33分 動画配信サービス

 観終えて、来年はどこかの時期に、東京の歌舞伎座や新橋演舞場などで歌舞伎を観たくなりました。
 銀座の歌舞伎座は見学したことがありますが、お土産(おみやげ)売り場と建物の屋上にある展示やお庭を楽しんだだけです。
 こちらの映画を観て、きれいな舞台を一度観てみたいという気持ちになりました。

 映画のほうは、ローカル感ただよう長野県の山の中です。
 紅葉しているのに、台風が来るという、ちょっと季節が違うのではないかという違和感がありました。
 認知症みたいになっている記憶障害の女性が、おかしくなったり、正常になったりして、おもしろかった。
 映画の素材となった村の歌舞伎は、300年の歴史があるそうです。さかのぼって、西暦1700年ぐらいだと江戸時代ですな。
 設定として、リニア新幹線の建設が地中であるそうです。賛成・反対両方の意見があるようですが、映画にはあまり影響がありませんでした。話題です。
 
 ゆったり流れる時間が心地よい。日本各地の山奥にある暮らしぶりです。
 いなかの人たちは、幼なじみが多い。都会のように、自分と関係ない人間は石ころと同じという扱いではありません。
 
 人妻と駆け落ちの過去ありです。夫婦と妻を奪った男の関係は、三人とも幼なじみで、仲間で、昔は、鹿牧場の共同経営をしていた人たちです。よくある三角関係です。
 恋をして、好いた(すいた)、惚れた(ほれた)と、いろいろあります。そして、恋愛が成就しても、たいていは、女も男も、こんなはずじゃなかったと思うのです。(そこを乗り越えてからが、人間づきあいとしての男女関係の本番なのです)

 記憶障害が、万引きという行為につながるそうです。認知症のおばあさんみたいです。
 
 それぞれ事情がある人たちが、チームワークをつくって、歌舞伎を完成させて上演します。万雷(ばんらい。盛大な)の拍手です。
 
 地上デジタル放送普及の話題があります。(そういうことがあったなあ。今から20年ぐらい前のことです)

 映画では、演劇の楽しみがありました。暴風雨の台風が去って、いいお天気の映像です。
 華やかな、『美(び)』があります。
 『かしこ・まって・ござります』というセリフ付近のリズム感あふれるやりとりが楽しかった。
 衣装は、金ぴかキラキラで、マツケンサンバみたい。
 赤色、朱色、黄色、黒、白、キラキラできれいです。
 緑色した松の木の絵が映えています。
 
 歌舞伎の上演は、共同作業です。
 それぞれが、自分の役割を果たしていきます。

 『怨み(うらみ)は、これまで』
 暗闇の中の鹿の瞳が良かった。

 おもしろかった。  

2024年11月27日

3000万 NHK土曜ドラマ 第7話と第8話最終話 

3000万 NHK土曜ドラマ 土曜日夜10時 全8話 NHKとか、NHK+(エネエチケープラス)とか。第7話と第8話最終話 終わってしまいました。

『第7話』
 今回を含めてあと2回の放送となりました。
 今回、犯罪グループを率いる大ボスの姿も判明したようです。
 話の展開がおもしろい。
 悪いことをした人間たちが一致団結して大ボスを狙うのです。(ねらうのです)。
 だけど、うまくいきません。

 一致団結して、自分たちの利益のためにチームワークを形成してがんばっているのですが、各自秘密をかかえています。すべてをオープンにはできないし、オープンするつもりもない。視聴者には、各自がどんな秘密を抱えているのか、わからない部分もあります。

 緊張感が長く続く時間経過です。

 『(大ボスが)ばか女の顔が見たい』

 ホラー映画(恐怖映画)のようでもある。

 『(ソラの言葉として)みんな、泥舟(どろぶね)に乗っている』

 自分たちが犯罪行為をしたという証拠を消したい。
 どうしてなのか、井上陽水さんの歌曲、『夢の中へ』がバックグラウンドミュージックで流れます。わたしが高校生のころよくはやった曲です。
 これは(ドラマは)、夢の中での出来事なのか。いろいろ、あれこれ勘繰ります。(かんぐる:気を回して疑う。悪いほうに考える)。
 わたしは、女刑事が大ボスじゃなかろうかと勘繰ったときもありました。
 今回明らかになった大ボスは、本当にそうなのだろうか。もうひとつなにか仕掛けがしてあるような気がしないでもない。
 税務署さんか、ありえないこともない。そんな気分になりました。
 正義の味方が、悪の道に進んだら、正直者はバカをみます。

 (メンバーが)売られた。
 (犯罪相手の協力者が)警察になってしまった。警察も犯罪者に、じょうずに操られている(あやつられている)のではないか。

(最終回につづく)

『第8話 最終話』
 終わってしまいました。
 なかなか最近類を見ない形の犯罪ドラマで良かった。おもしろい企画でした。
 闇バイトとか、高齢者詐欺とか、トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)のお話が設定してありました。

 最後はどうなるのか興味津々(きょうみしんしん。次から次へと気持ちが動く)でした。
 視聴者に考えさせる形で、中途半端に終わるのかと思っていたら、ラストシーンでちゃんとした終わり方をしたので良かった。(わたしは、安達祐実さんは警察へ自首したと判断しています)
 逃げきれないのです。自分ひとりだけなら、秘密をひたすら隠し続けることができるのかもしれませんが、同居する夫やこどもがいると精神的にかなり苦しい。
 たぶん、NHKドラマとしては、こういう終わり方を選択するしかありません。健全です。公序良俗に反する終わり方はできません。公序良俗:社会において人として守るべき最低限の対応。

 ドラマにもありましたが、いっけん善人に見える人間が、実は悪人ということはあります。
 まだ今読んでいるさいちゅうですが、『果てしなき渇き(はてしなきかわき) 深町秋生(ふかまち・あきお) 宝島文庫 犯罪小説です』に出てくる警察官の娘(女子高生)が善人と悪人の顔を合わせもったような人物なのです。本当の悪人は、映画やドラマに出てくるような悪人の顔はしていないのです。ふつーの顔をしているのです。
 人は見かけや地位では判断できません。犯罪を行っているのは、反社会勢力だろうと思って観ていたドラマ、『3000万』でしたが、違っていました。


(その後のこと)
 11月24日日曜日の夜に、NHKBSドラマ『一橋桐子の犯罪日記(ひとつばしきりこの犯罪日記)』を観ていたら、こちらのドラマ、『3000万』で刑事役として出ていた俳優さんが出てきたのでびっくりしました。『3000万』で、年配の刑事役、野添義弘を演じておられた奥島誠吾さんとういう方でした。一橋桐子のドラマでは、高齢者の婚活申し込みをして、高齢者男女の交流バス旅行に参加されていました。
 さらに、火曜日夜にあるNHKドラマ10、『宙わたる教室(そらわたるきょうしつ)』に大学教授役で伊之瀬嘉之を演じている長谷川初範さんという方が、一橋桐子のドラマに、これまた高齢者同士の婚活中の人物として出てきてびっくりしました。家族で観ていておおいに盛り上がりました。  

2024年11月25日

新幹線利用スマートEX その後のこと

新幹線利用スマートEX その後のこと

 ちょっと前から、スマホにダウンロードした新幹線チケット予約システム『スマートEX』アプリに、所得に応じた負担金支払いで地下鉄・市バスが無料になる交通系ICカードである『敬老パス』をひもづけして新幹線利用を始めました。

 『早得21ワイド』とか、『早得7』という割引で買えるチケットのことは画面で観ましたが、自分に誤解がありました。
 そういう安いチケットは、なにかしら条件があるに違いない。いざというときに別の列車に変更ができないに違いないと思いこんでいました。
 変更はできる。ただし、割引の条件を整えていない(21日前を過ぎて、乗車する前日になっていたりするとか)と、通常料金に不足する差額を払えばいいということがわかりました。それもアプリの中で処理してもらえます。いったんキャンセルして再度購入という手順でした。まあ、キャンセル手数料はとられます。しかたありません。
 キャンセルしなければ割引料金でお安く乗車できます。

 なんというか、アプリをダウンロードしたときは、スマホやアプリの使い方の研修を受けているわけではないので、画面の文章をいっしょうけんめい読み込みますが、すんなり理解できない文章が書いてあることもあります。わかるまでが、ひと苦労です。

 乗る予定の列車の座席位置を変更することもできます。画面に座席が表示されるので、ひとりで新幹線に乗車するときは、乗車する前に、気楽に座ることができる座席位置を指定することができて助かります。

 初めてスマホのカメラで交通系ICカードを読み取って登録したのですが、これもすんなりやりかたがわからず四苦八苦しました。(番号を入力するやり方もあります)
 『画面に、カードをくっつけてください』みたいに書いてあって、交通系ICカード(敬老パス)をスマホの画面側にくっつけても反応はなく、スマホの裏側にくっつけてみたり、カードを縦にしたり横にしたりしましたがだめで、画面の映像に、カードの四角(よすみ)と、カード番号部分の枠(わく)があるのを見つけてようやく理解できて、カードをスマホから離してカードを撮影して、使用するカードの登録ができました。
 疲れましたが、できると満足感が湧きます。歳をとりましたが、新しいやり方になんとかついていきたい。アナログ時代に育った人間のデジタルへの挑戦です。
 あんがい、ほかのことでも、日常生活で誤解していることって多いんじゃないかなと気づきました。自分の思いこみを過信しないようにしよう。自信を持ちすぎてはいけないのです。

 その後、台風10号が日本列島へ来襲して、スマートEXで予約した新幹線チケットを払い戻しすることになりました。
 新幹線が台風を避けるために、運行する前日などに計画運休になったときには、どうなるのだろうか?
 そう思っていたら、本当に台風が二週続けて来て、新幹線が計画運休になってしまいました。
 心配はいりませんでした。JRからのスマホアプリへの案内表示があって、乗車する期間を示して、すでに予約したチケットのキャンセル手数料は無料ですと、スマホアプリの画面に表示がでました。
 安心してキャンセルしました。キャンセルできる乗車予定の期間は、長めに設定されていました。なにせ、往復で新幹線を利用するわけですから、行きがだめなら、帰りもだめになるのです。

(この文章は、今年の9月に作成したのですが、ブログにアップし忘れていました。数日前に気づいて今回アップしました。旅の参考になれば幸いです。敬老パス1枚で、全国あちこちの駅まで行くことができてたいへん便利です)  

Posted by 熊太郎 at 06:29Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り

2024年11月24日

宙わたる教室 第7話 浮遊惑星のランデブー

宙わたる教室(そらわたるきょうしつ) NHKドラマ10 毎週火曜日午後10時放送 全10話 『第7話 浮遊惑星のランデブー』(ランデブーは、出会い、待ち合わせ、ドッキングなどの意味)

 教室に火星をつくれないか。
 火星のランパート・クレーターを定時制高校の実験室で再現する。
 リム:クレーター作成実験で、鉄の玉を砂地に落とすと、砂がはじかれて、円形に穴があき、その穴のふちが盛り上がるのですが、その盛り上がった部分をリムと呼ぶ。
 ランパート・クレーター:リムのまわりに、エジェクタ堆積物が花びらみたいに広がった状態をいう。
 エジェクタ:排出。エジェクタ堆積物を研究者は、『ローブ』と呼ぶ。
 定時制高校の実験室で火星の重力をつくる。

 藤竹先生にいやがらせをしてくる高島礼子さんが演じる大学教授の名前が、石神怜生(いしがみ・れい)というのですが、原作の小説では、『M大学の教授』としか表示されていませんでした。だから、わたしが小説を読んだ時は、男性の教授だと思いこんでいました。

 実験です。
 みんなで工夫する。(くふうする:あれこれ考えて、いい結果につなげる)。
 お金がないから工夫する。
 知恵を絞る(しぼる)。

 実験ボックスの話が出ます。
 以下は小説に書いてあったことです。
 実験ボックス(大きいほうの木箱→透明のアクリル容器に変更した。側面が扉のように開く。長辺40cmの箱である)にデジタルカメラをつける。
 コンピューター準備室の角(すみ)に、角材で組まれた櫓(やぐら)がある。
 天井パネルが2枚はずされている。
 その穴に、櫓(やぐら)の頭が少しつっこんでいる。
 天井の穴から、自転車のホイールが下半分だけ見える。
 櫓(やぐら)の高さは3mである。
 滑車にワイヤーが釣り下がっている。ワイヤーの片方に実験ボックス、もう片方におもりの役目を果たす小箱が付いている。
 火星の重力は、0.38Gである。
 その持続時間は、0.6秒である。
 実験ボックスの中に、標的の砂(砂を火星の地表として、0.38Gの環境をつくって、隕石にたとえた金属球を撃ち込むのでしょう)を入れたプラスチック容器を入れる。
 実験ボックスが滑車で落下する間に、上から金属球の弾(たま)を打ち込んで、クレーターをつくる。
 実験ボックスの上に、金属球の発射装置を付ける。実験ボックスと金属球の発射装置は、一体である。両者は一体となって落下する。
 発射装置は、スプリング式空気銃の仕組みを応用したものとする。
 発射装置はアルミ製の筒で、長さは20cmぐらい、内部に、強力なばねとピストンが仕込まれている。(こどものころ、竹でつくった水鉄砲みたいです)
 押しつぶしたばねが、元に戻る力で(伸びる)ピストンを押し出し、圧縮された空気が弾を撃ち出す。
 この発射装置が、実験ボックスの上ぶたに金具で取り付けられている。
 アクリル製実験ボックスの箱の上に、アルミの筒が立っている。アクリル箱の上ぶたには、筒から弾を通すための丸い穴が開いている。
 引き金にばねを取り付ける。収縮したばねが動かないように小さな金属の留め金でとめる。留め具と櫓の最上部とを紐(ひも)でつなぐ。実験ボックスが、紐の長さまで落下したときに、留め具がはずれて、ばねが引き金を引いて隕石にたとえた球が、火星の地表にたとえた砂に向かって発射される。
 紐は、細くてがんじょうなチェーンにした。チェーンの長さで、引き金を引くタイミングを調整する。誤射を防ぐ安全装置も装着した。製造業を職としていた長嶺省造さんのアイデアと技術です。ストッパーである留め具はアルミ製にした。

 名取佳純について、学力優秀な姉とあきらめやすい妹である自分の話が出ます。
 『すっごい、くやしくて、そんなことないって言い返して……』
 自分の気持ちを相手に言葉でちゃんと伝える。佳純は佳純、姉と比べることはないと、越川アンジェラが佳純を励まします。

 石神怜生(いしがみ・れい))教授が、JAXA(ジャクサ。宇宙開発研究機構)の担当責任者(藤竹先生の友だち)に対して、時間を守れとか、予定である時間通りにさっさとやれと叱責します。しっせき。𠮟りつけるように圧力をかける。予定通りに仕事が進んでいないので、担当責任者は非常にあせっています。

 研究や実験における『時間』については、時間をかけるもので、急ぐものではありません。あせって失敗すると後始末が大変です。ときに人命がからんだりもします。
 期限はありません。そのときの担当者が亡くなったら、次世代の人間が研究や実験を引き継ぎます。

 藤竹先生の言葉です。
 『自分の居場所は、自分で決めるよ』
 『僕には、僕の信念があります。それを証明するだけです』
 藤竹先生は、こんなやつらにできるわけがないというメンバーを集めて、実験を成功させて発表して、晴れの舞台をメンバーに踏ませてやりたいのです。今まで、学歴の低い人間を見下してきた大学上層部にいる人間を驚かせて、人間の実力を証明したいのです。人間は学歴じゃないということをアピール(主張)したいのです。だから、藤竹先生は、定時制高校の教師になったのです。(だけど、それはそれで、メンバーからの反発があります。自分たちをできそこないと位置付けて実験するのは良くないと)。

 名取佳純が、コンピューターオタクである昼間部の男子高校生に言います。
 『(火星探査車)オポチュニティ(を)知ってます? わたしのお守りみたいな存在です』

 定時制高校の生徒である名取佳純(なとり・かすみ。起立性調節障害。父母離婚。母が親権者なるも、母は、姉をひいきして、妹の佳純を差別する。佳純をやっかい者扱いする)。
 名取佳純は、定時制高校の教室を火星とし、保健室をハブ(火星での宇宙飛行士の居住施設)とする。名取佳純は、ハブ(保健室)でしか、呼吸ができない。
 名取佳純は、EVAで(エバ:宇宙服を着ての施設外活動)、教室(ハブを出て火星の空間)に行く。決死の覚悟がいる。
 過換気:発作的に息苦しくなって、呼吸が早くなる。
 過呼吸:緊張、ストレスで、呼吸の深さが増加する。

 火星探査車である『オポチュニティ』は、地球から遠く離れた火星で、ひとりぼっちでがんばった。火星の写真をたくさん撮って、地球に送ってくれた。ドラマでは、オポチュニティが撮影した火星の青い夕焼けが紹介されます。

 オポチュニティは、2003年(平成15年)7月に打ち上げられ、2004年(平成16年)に火星に到着した。運用期間3か月の予定だったが、気がつけば、15年間火星での旅を続けてくれた。
 2018年(平成30年)、オポチュニティは、大規模な砂嵐に襲われて、太陽電池がダウンして、機能が停止した。
 2019年(平成31年)2月、NASA(アメリカ航空宇宙局)は、ミッション終了を宣言した。

 オポチュニティは、調査中に、前輪を一つ失ったり、砂だまりにはまりこんだり、原因不明の電力低下に見舞われたり、数々の困難に直面したが、克服し続けた。
 『この子(オポチュニティ)は、自分の後ろに続く轍(わだち)を見て、ただ孤独を感じたわけではないのだ。きっと、もう少しだけ前へ進もうと思ったに違いない……』。
 オポチュニティの背後には、地球に応援してくれる仲間がいた(NASAのスタッフメンバー)。この子(名取佳純)にも、仲間が必要だ(定時制高校科学部の生徒が仲間です)。  

2024年11月23日

出川哲朗の充電バイクの旅 広島宮島→因島 

出川哲朗の充電させてもらえませんか? 瀬戸内島めぐり 広島宮島→因島(いんのしま) 鈴木奈々 石原良純 TVer(ティーバー)とか、ネットもテレ東とか。

■瀬戸内海<海めぐり>120キロ■安芸の宮島から(あきのみやじまから)<とびしま街道>を激走■ゴールは因島のパワスポ<五百羅漢(ごひゃくらかん>■鈴木奈々&石原良純は大はしゃぎ!ヤバイよヤバイよSP

 景色がきれいです。青い海と灰色の低い山の峰がくっきりです。
 そして、地元の人たちが心優しい。
 いやされました。

 宮島、因島(いんのしま)、尾道あたりは行ったことがあるので、雰囲気を思い出しながら映像を観ました。
 また、こちらの充電バイクの旅では、以前も同じようなルートで走ったし、東野&岡村の旅猿でも観たし、太川陽介さんたちのバス旅でも観たことがあるので身近に感じられます。

 ゲストの鈴木奈々さんは、言動がわざとらしいけれど、一生懸命なのはよく伝わってきます。
 石原良純さんは、口うるさいのですが、出川さんと口喧嘩しながらにぎやかに、少しずつ前進です。お互いに心を許しあっているからいいたいことを言えるということはあります。
 出川さんの石原良純さんに対する言葉です。『(充電するつもりだった入浴施設に入ることを石原さんが拒んで、バッテリーの充電が切れそうになって)アンタがフロ入んないからこんなことになったんだろーー』(親しくないとなかなか使えない言葉づかいです)。

 瀬戸内ルートは、食べ物がおいしい。
 海鮮料理を中心にして、いろいろなおいしいものが、安価で、たくさん出てきます。
 路地売りのようなお店で、シャインマスカットが、2房で500円でした。びっくりしました。
 同じお店で、キャベツひと玉が108円です。うちの近くにあるスーパーは安さで有名なのですが、そこでは、キャベツはひと玉280円で売っています。半分の大きさだと198円です。
 その後の食堂などで、えび天がおいしそうでした。なにもかもがおいしそうで、映像を見ながら唾(つば)が口の中に出てきます。
 別の場所で出たイカもおいしそうでした。(たしか、大三島(おおみしま)のイカ)。
 鯛(たい)のお刺身もおいしそうでした。
 はっさくゼリーもおいしそうでした。
 BGM(バックグラウンドミュージック)の『瀬戸の花嫁 小柳ルミ子』がなつかしい。昭和の時代の流行歌です。わたしはまだ中学生だった記憶です。いい歌です。

 人が優しい。八百屋みたいなお店を営んでおられる77歳の女性の言葉がおもしろかった。
『(売れ残りの野菜の)腐る(くさる)一歩手前を食べるから(体が元気で長生きできる。長生きの秘訣です)』(おもしろい)。

 79歳の組合長という漁港のそばの商店街の人と、彼をとりまくおばちゃんたちのやりとりに爆笑しました。
 みなさん、保育園のときからの付き合いだそうです。にぎやかです。やっぱ、いなかの人はいいなーー 若い頃のラブラブ話、モテモテ話がおもしろい。同窓会みたいです。みんな友だちです。おもしろすぎる。今はもうみんな年寄りです。いい人生を送られています。

 メンバーのみなさん、出川さん、鈴木奈々さん、石原良純さん、土方ディレクター(ひじかたディレクター)は、若いから(わたしよりも)元気いっぱいです。うらやましい。

 公民館のような、地元の交流施設のような、『かもめ館』というところの高齢者の人たちがおもしろかった。館長さんが、(自分は)いうこときかん長というだじゃれを何度も飛ばして、石原良純さんに対しては、あんたはかっこよくない!みたいな暴言をはいて、ふたりでごたごたとコントのようなことをやって、おもしろかった。年寄りは言いたい放題やっても許される年齢なのです。

 瀬戸内にお住いの人たちは、みんな、地に足を付けて、しっかり生活しておられることがよく伝わってきました。住むのにはいい地域です。
 どこかのシーンで、自宅の庭にある倉庫に冷蔵庫がおいてあって、冷蔵庫のドアを開けて出川さんたちに飲み物をふるまっておられて、いなかは、敷地が広く、家も大きく、心も広くなると思いました。
 まあ、昔風の、女性が男を立てて暮らしていくという風習や慣例が残っているのでしょうが、それで生活が安定していくのならそれでもいいのではないかと感じた次第です。男は女性の期待に応えるし(こたえるし)、実は女性が家のかじ取りをしているという構図があるのです。

 4年前、充電バイクの旅番組で、出川さんが、香取慎吾君と来たという話が出ました。わたしもその番組を観たので、今回の映像を観ながら、いつか観た風景に似ているなと思いました。
 そのとき番組を観た感想メモが残っていました。2021年(令和3年)1月のものです。一部をここに落としてみます。
『出川哲朗の充電バイクの旅 広島県竹原市から厳島神社(いつくしまじんじゃ) テレビ番組』
 竹原市は行ったことがあります。映像を観て、ああ、歩いたことがある古い町並みの通りだと思い出しました。映画「時をかける少女」のロケ地であることは知りませんでした。
 ゲストは、香取慎吾さんです。とにかくよく食べる方だったのでびっくりしました。それだけ仕事をしているのでしょうが、カロリーのとりすぎなので病気になります。体に気をつけてくださいな。
 最初のうちは予定調和みたいでおもしろくありませんでした。とくに出川哲朗さんと香取慎吾さんの出会いのシーンのテイク3とか、なんども撮り直す部分はいらなかった。やっぱり、つくりものではないガチでやってほしい。
 されど、その後の、はちゃめちゃぶりにはびっくりしました。瀬戸内海に浮かぶ島に渡ってから、出川哲朗さんの『安全策はとらない』という方針で、無理を承知で前進したため、泊まれる宿がなかなか見つかりません。バッテリーの充電も切れて、前に進んだり、後に戻ったりです。
 (そのあとドタバタ騒ぎが続きました)

 こちらの番組に戻ります。すごい旅のしかたです。夜中になっても泊まる宿が見つかりません。
 真っ暗な道で、車に乗った地元の宿泊施設の人がバイク集団を見つけてくれて、うちに来て泊まってくださいと声をかけてこられました。すごいなあ。
 豪華な宿泊施設でした。良かった。いい人がいます。

 翌朝は雨の中、石原良純さんとたいへんな思いをされました。
 気象予報士でもある石原良純さんの言動がいいかげんで笑いました。

 土方ディクターは、ドジだけど、善人なので、好感をもっています。えびすよしかずさんみたいなキャラ(個性)です。石原良純さんは、勢いがある人です。

 移動の途中で出会った人が充電バイクのファンで、記念写真を撮ろうとしたら、ご自身のスマホが見つからなくて、手提げ袋の中身をいっぱい取り出してもスマホが見つからなくて、スマホ自体がないことは一大事ではないかと大騒ぎになったのですが、ご自身がはいているズボンの後ろのポケットにスマホが入っているのがわかって一同爆笑でした。映像を見ているほうも愉快でした。

 最後のほうで出た、石原良純さんの言葉で、『海はいいだろーー』がとても良かった。