2009年11月24日

比叡山延暦寺

比叡山延暦寺

初めて訪れました。所在地は京都府だと思っていましたが、滋賀県側に建っていることを初めて知りました。なんでも初めてばかりです。
大講堂です。内部に祭られている仏さんたちを見て、中学生の頃、日曜日に、祖母に連れられてお寺さん参りをしていた頃を思い出しました。その頃のわたしの仕事は薪割り(まき)だったことも思い出しました。こちらの仏さんたちは、偶像の存在ではなく、人間ぽい方たちでした。

次の写真は、鐘楼(しょうろう)です。修学旅行生女子たちが並んでいるのに混じってわたしも願いをこめて、ひと突きしました。

次の写真は、根本中堂(こんぽんちゅうどう)です。国宝です。境内(けいだい)内は撮影禁止なので、境内のそばにあった階段の上から撮影しました。
構造や色が、韓国ソウルにある宗朝(チョンミョ)に似ており、古い昔から韓国と日本との交流があったことを再確認しました。

次の写真は、文殊堂(もんじゅ)です。内部には、はしごのように急な階段がありました。無理して上って下りました。奈良県の吉野山で見た山伏のような仏さまがおられました。

次の写真は、比叡山の山頂から見えた琵琶湖や山々の景色です。この日は、雨のち晴れの予報で、到着後晴れてきたのでラッキーでした。雲が下方に見えて、天上人(てんじょうびと)になった気分でした。


次の写真は、京都方面へおりるロープウェイとロープウェイからの景色です。雲の影が美しく、ずっと山の上にいたい気持ちでした。


次の写真は、ケーブルへの乗換駅です。山伏の写真がたくさん飾ってありました。映画「砂の器」を思い浮かべました。登場人物の二人は山伏ではなく巡礼でしたが、姿がよく似ています。

ケーブルカーで八瀬(やせ)というところまで下りました。橋周辺の景色がすばらしかった。
京都は、紅葉の見物混雑時期でしたが、こちらは、とても静かでした。







  

Posted by 熊太郎 at 20:41Comments(0)TrackBack(0)滋賀県

2008年07月03日

琵琶湖





滋賀県 琵琶湖

 東海道線を乗り継いで滋賀県彦根市へ行ってきました。穏やかでのんびりできました。湖岸に打ち寄せる琵琶湖の水は透きとおっていました。
 最近「急ぐ」ということが嫌になってきました。時間がかかってもいいからゆっくりしたい。若くて元気だった頃は、限られた時間内で、できるだけたくさんの観光地を訪れることが目標のようなものでした。今は、できるだけひとっところに長居したい。半日で1か所ペースがいい。ことに美しい仏像の前では、いつまでもずっとそこに立っていたいとか座っていたい。
 電車を岐阜県大垣駅、滋賀県米原駅で乗り換えて、それから路線バス。お客さんはお年寄りだったり、外国の人たちだったり。待ち時間が長くてもいいから家族や友人とおしゃべりを楽しみたい。  

Posted by 熊太郎 at 20:40Comments(0)TrackBack(0)滋賀県