2023年10月23日

東京日比谷公園あたりを散策する。

東京日比谷公園あたりを散策する。

 10月のとある日に、銀座のホテルで宿泊したのですが、受付カウンターの人は外国人で、エレベーターに乗ってくるのも外国人で、朝食会場も外国人ばかりで、日本人に会いませんでした。外国に行かなくても外国にいるような感じでした。
 前夜遅くに銀座を歩きましたが、なんだかさびれているような雰囲気でした。7月に泊まった時の東京都武蔵野市にある吉祥寺の駅まわりのほうがにぎやかでした。
 銀座は、他県の地方都市にある駅周辺のように、夜は冷めていました。意外です。

 前夜は、帝国劇場でミュージカル『チャーリーとチョコレート工場』を観劇したのですが、帝国劇場と帝国ホテルはくっついていると勘違いしていました。
 次の写真が帝国ホテルです。劇場から少し離れた位置にホテルが建っていました。



 お散歩をしていて、ハイビスカスのきれいなお花を見つけました。
 東京駅付近ですが、花をながめていると、ハワイとかグアム島にいるようです。沖縄でも咲いていますな。
 今年は暑い夏でした。



 日比谷公園は全体的に老朽化しているような印象を受けました。なんだか、古い公園の風景です。






 キャンディーズが、普通の女の子に戻りたいと宣言した日比谷野外大音楽堂を観たかったのですが、イベントの準備中で入れませんでした。遠目にスタンドが見えましたが、音楽堂は、かなり古そうでした。改修の予定があるようです。
 (女性3人組のアイドルグループ)キャンディーズの解散宣言:1977年7月17日(昭和52年)日比谷野外大音楽堂にて宣言あり。1978年4月に解散しました。メンバーのうち、田中好子さん(スーちゃん)は病気で亡くなってしまいました。
『週刊文春 シリーズ昭和④哀悼篇 昭和の遺書 魂の記録 生きる意味を教えてくれる91人の「最期の言葉」 文春ムック 平成29年12月11日発行 2017年11月27日電子版発行 Kindle Unlimited 電子書籍』:『田中好子』 歌手キャンディーズのメンバー 2011年4月21日(平成23年) 55歳 乳がんで死去。ご本人が書いた文章からは、もっと生きていたかったという思いが切々と伝わってきました。
 10月21日土曜日にメンバーだった伊藤蘭さんのコンサートが日比谷野外大音楽堂で開催されたようです。
 長い歳月が流れました。

 散歩するように散策していたら、正午の鐘が鳴りました。公園内にあるこの鐘がなっていたのだろうかと、連れの妻とじろじろこの鐘をながめていました。たぶんこの鐘が鳴ったのだと思います。



 裁判所のあるあたりにあった看板です。
 辻村深月(つじむら・みづき)小説作品『琥珀の夏(こはくのなつ)』では、このあたりの風景描写が出てきます。登場人物のひとりが、弁護士の女性でした。『琥珀の夏(こはくのなつ) 辻村深月(つじむらみづき) 文藝春秋』 近藤法子(こんどう・のりこ)弁護士でした。



 裁判所関係の建物も高層ビルディングです。



 こういう街路も歩道橋があって、古めかしい。




 次の写真『東京国際フォーラム』の中にあった飲食店で昼食をとりました。
 デザインがきれいな建物でした。この土地は、もともとは東京都庁があった場所だそうです。

 昼食時には、自分のスマホでお店のテーブルに表示してあるQRコードを読み込ませて料理を注文する方式でした。
 以前、愛知県内の新装した焼き肉店で同じシステムを体験したことがあったので、とまどわずにやれました。ただ、同店のときは、QRコードを読み込ませて表示したら、どういうわけか全部中国語でメニューの画面が出てきて、結局店員さんにスマホを見てもわからないからと言って、口頭で注文しました。今回はそんなことはありませんでした。
 歳をとりましたが、なんとか、新しいやり方についていきたい。



 東京国際フォーラムでは、学会が開かれていて、たくさんのスーツ姿の若い男女が行き来していました。日本血液学会と表示されていました。全国から集まって来ておられるのでしょう。みなさまのご活躍をお祈りいたします。


  

Posted by 熊太郎 at 07:14Comments(0)TrackBack(0)東京