2019年11月21日

R-1ぐらんぷり2006 DVD

R-1ぐらんぷり2006 DVD

 はじめて観ました。「R」は、落語を意味するそうです。最初は、落語のイメージだったのが、ピン芸(ひとり芸)に変化したそうです。

「博多華丸」 優勝者
 番組アタック25の司会者小玉清さんの物まねです。50音表を使用しての物まねです。おもしろかった。最近ようやく、大吉さんと華丸さんの区別ができるようになりました。映像では、もう片方の大吉さんが華丸さんを、16年間ついていなかった(運がなかった)集大成ですと強調されていました。報われてよかった。

「あべこうじ」
 シャウエッセンソーセージのネタです。話が戻って、発展してという流れでおもしろかった。ウィンナーを2本とか、三味線とか。

「浅越ゴエ」
 こんなニュース番組があったらいいなということで、しっくりこないニュースをナレーション(語り)します。交通情報がおもしろかった。内容をつくるのがたいへんそう。

「バカリズム」
 「とつぎーの(嫁ぎーの)」で締めるパターンで紙芝居方式です。なにがいいのかわからないのですが、なにかしら笑いが出てしまいます。シュールレアリスム(サルバトーレ・ダリ)の世界、ばからしいことが笑える空間づくりです。

「岸学」
 どきどきキャンプ。以前、旅猿で観たことがある人です。ネタは、学校の先生が生徒にいじめられているというものでした。怒り語りです。リズムとかテンポがなく、ふつうの人間の感じで、おもしろくなかった。

「友近」
 新体操のひとりコントです。レオタード姿に圧倒されます。動作の変化の言い表し方で、九十九里浜からリアス式海岸へ続くくだりがおもしろかった。

*ここまで見て、途中、楽屋風景の映像もあるのですが、ピン芸人さんの「孤独」が伝わってきて、せつないものを感じました。

「中山功太」
 水晶玉をみつめながら独語で、「おろかなる〇〇よ」から「裁きを与える」までですが、ワンパターンでだんだん退屈しました。電気掃除機の「パワフル」表示に対して、最初から本気を出せがおもしろかった。

「キャプテン&ボンバー」
 なかやまきんにくんという人だと思うのですが、USAかぶれしていて、ネタもアメリカでやるようなネタで、ここは日本ですと言いたくなりました。大きな声で元気がいいだけでおもしろくありませんでした。