あまから人生相談 マツコ・デラックス ぶんか社

 相談者は女性に限ります。レディースコミック(オフィス・ラブ、不倫、性描写もの)のいちコラムを書籍化してあります。図式として、そういう本の読者が、女装の男性にする相談事です。男と女のことに関する人生相談です。回答は常識的ですが、書いてあることは、非凡です。そして、人間は何歳になっても未熟者です。学ぶ本です。本の基本です。

 言いたいことを言ったほうが、深い人づきあいができる。
 本気で返さず、「いいねー、うらやましい」で流す。
 会話のない夫婦って、つらいだろうなあ。
 女の武器はセックスだけじゃない。
 ねたみ、憎しみは原動力。ただし、人を恨んでいるときは幸せになれない。
 高知の女性は、はちきん(肝が据わっている。きんたまが8個ある)
 結婚しても孤独は埋まらない。
 白黒はっきりつけなきゃならない性格
 お金に困る道は選ばない。
 人間関係の原点は、「会話」

 いろいろ相談事があって、マツコ・デラックスさんは、ギャラをもらっているわけですが、直接相手から相談料をもらってもいいのではないかと思うような相談事が多い。ちゃんと、本を買ってくれているならいいのですが。読んでいると、「自分のことは自分でやる」という意識が薄れているような印象を受けました。

おもしろき表現として、「女であることを休んできた」、「自我崩壊」、「無意識化の悪意」、「夫が枯れるのを待つ」、「最初から生理的に嫌いな人」、「子供がいなければ、最悪、別れればいい」、「同性愛者、異性愛者」、「おんながふたり集まれば、悪口の花が咲く」、「生活保護支給額より低い給料で税金を払っている人はたくさんいる」、「無駄な正義感は命取り」

調べた言葉として、「過渡期:古いものから新しいものへ変わる途中の時期」、「茨の道:いばら。苦難の多い人生」、「今生:こんじょう。この世に生きている間」、「常套手段:じょうとうしゅだん。同じような時に、同じような手段」、「言語を絶する:言葉で言い表すことができない状況」、「揶揄:やゆ。からかう」

自分なりの言葉として、「無言の先に幸福はない」、「ヘンな人は病気と思う。浮気は病気、そして、必要悪」、「がんばっても解決しないこともある」  

Posted by 熊太郎 at 18:25Comments(0)TrackBack(0)読書感想文