2023年06月14日

60歳から10万円で始める高配当株投資術 坂本彰 あさ出版

60歳から10万円で始める高配当株投資術 買ってはいけない株 買うべき株の選び方を大公開! 坂本彰 あさ出版 Kindle Unlimited 電子書籍

 熊じいさんが実用書を読むときは、まず1回ざーっと最後のページまで、すべてのページに目を通します。
 堅い(かたい。ゆとりや遊びがない)雰囲気がある本だと感じましたが、基本を踏まえてある印象でした。たくさん書いてある銘柄も自分の今後の投資活動の参考にしたい。
 これから2回目の本読みをします。
 1回目で目を通したときに興味がわいた部分を重点的に読んで、自分のこれまでの投資体験と重ねてみます。

 投資信託について書いてあります。
 熊じいさんもやっています。今は、購入したまま放置してあります。
 あまり、興味はわきません。コロナとウクライナの影響で、得はしていません。でも、この5月から盛り返してきました。(この本では、投資信託よりも株式優先と書いてあります。同感です。本には株式のいいところが書いてあります。株式には自分で運用を細かくコントロールできる楽しさがあります。定年退職後年金生活で、時間がある人間には向いています)

 『年金以外に100万円を得られる生活』と書いてあります。毎年100万円ぐらいの利益を得るためには、元手(もとで)が1000万円ぐらいはいりそうです。実感として、初心者の人たちは300万円ぐらいから始めている。本格的に取り組んでいるサラリーマンは500万円ぐらいつぎこんでいるような気がします。
 普通預金や定期預金に預けても利息が付かないという現実があります。お金の置き場所を考える。利益を生む場所にお金を置く。

 株式投資について、細かい決め事が書いてあります。指南書です。(しなんしょ。技術習得のための手引き書)

 老後の財産形成と生活設計について書いてあります。
 そのことの本を読みなさいとあります。(株式投資の本のこと)
 新聞も読みなさいです。
 会社説明会とか、イベントにも参加しましょうです。(家では新聞をとっていますが、わたし自身は新聞を読みません。もう読んでもしかたがないと思っている長く生きてきた老齢者です。毎年、同じような時期に同じような記事が書いてあります。人事異動で当地に赴任(ふにん)してきた記者にとっては新鮮な情報でも、長いこと住んでいる人間にとっては既知(きち。とうの昔から知っている)のことがらです。事件や事故は、人間を変えながら繰り返されていくパターンです。それから本の提案にある会合にも行きません。なにかしら束縛(そくばく。負担になること)はされたくありません。ネットで見る情報とテレビの経済情報番組、そして、証券会社担当者からの情報を参考にしています。ただ仕入れた情報を丸のみはしません。自分で判断して決断します。情報は半分信用して、半分信用しない姿勢で聞きます)

 過去の株式投資の歴史について書いてあります。

 株主優待制度について書いてあります。
 熊じいさんが株式投資を始めた頃は、その店舗で使用できる商品券(金券)などをいくつももらいましたが、その後、それらの株は売却して、今は、株主優待制度のある銘柄はもっていません。利益をもらう方法に、人それぞれ好みがあるでしょう。

 株価が10倍、100倍になる株について書いてあります。
 テンバガーです。
 サービス業、IT、ネット系、人材関連だそうです。ほかにも条件があります。
 
 『退職金を投資信託だけで運用しない』
 ほかのことにも活用する。
 投資信託については、自分はよくわかりませんが、ファンドラップという投資信託は要注意だそうです。忘れないようにここにメモしておきます。

 こちらの本の読書は、「買ってはいけない株」の項目まできました。
 材料株の会社は買ってはいけない:よくわかりませんが、一時時にその場限りで株価があがる銘柄を指すようです。
 景気循環株の会社は買ってはいけない:業種として、紙・パルプ、化学、鉄鋼ほか素材産業、自動車、機械、電気機器、建設業だそうです。
 熊じいさんが損切り(マイナスで売却)した自分がもっていた株をふりかえってチェックしてみました。化学、非鉄金属、ガラス・土石製品、鉄鋼、銀行業、建設業でした。売却したときにもうすぐマイナスになりそうで低利益だった株が、鉱業、ゴム製品でした。
 こちらの本に書いていることが当たっている部分もありますが、そのままアドバイスを受け入れると、買える株がなくなってしまいそうです。
 高すぎるPERの会社は買ってはいけない:こういうアルファベット3文字略字のものは、熊じいさんは、説明文を読んでも、なんのことかわかりません。株価収益率。株価÷(発行済み?)株数=なんとか倍(PER)平均は15倍前後。40倍以上は購入の対象外にする。(自分が保有する株のPERを点検してみました。8.29~24.39にあるものがほとんどでしたが、ひとつだけ71.73もありました。この本によると対象外ですが、その株の株価は最近上昇中です。ケースバイケース(個別事情)もあるのでしょう)
 本業がいくつもある会社は買ってはいけない:多角化経営は不祥事が起きやすい。(ときどき点検や検査がいいかげんだったというようなニュースが流れてきます)
 
 本では以降、投資の楽しみ方が書いてあります。

 最後に投資にいい銘柄の紹介が続きます。
 最初から読みながら、ずーっと会社名を拾ったところ、28社出てきましたので、これから1社ずつチェックして、気に入る銘柄があったら投資先としてチャレンジしてみます。ありがとう。(その後:1社だけ興味をもったところがありました。同社の株価の動きをしばらくみてみます)

 最後に著者は、預金口座と同じように証券口座ももちましょうと提言されています。
 昔のように高金利の定期預金はのぞめないので、いたしかたありません。  

Posted by 熊太郎 at 06:52Comments(0)TrackBack(0)株式投資

2023年06月07日

「株で1000万円を失ってわかった!!」投資の心理 中村紀典

なぜ損切りできないのか? 「株で1000万円を失ってわかった!!」投資の心理 NPO法人セルフ・カウンセリング普及協会 理事 中村紀典 Kindle Unlimited 電子書籍

 この本の主題である『カウンセリング』の部分には関心は湧かないのですが、損をしないためにあえてマイナスで株を売却しようという視点に関心が湧いたので読んでみることにしました。

 ご本人の株式投資体験において、1990年代のバブル崩壊で1000万円を失ったそうです。
 31歳から52年間株式投資を続けて、現在は82歳の方です。(この本の出版時)ベテラン投資家です。
 自分のような失敗をほかの人たちには、しないでほしいそうです。
 最近、政府は『投資』を勧めているけれど、気をつけてほしいというメッセージがあるのです。良心的です。
 
 株式投資の人生をふりかえって計算し直すと、適切に『損切り』をしていれば、600万円が手元に残っていたそうです。

 損切りして、手元に戻ってきた資金で、別の有望株に投資しなおしたほうが、損が少ないということはあります。
 下がってしまった株の株価が再び上がる可能性は4割ぐらいで、6割の株の株価は下がり続ける。
 
 ご自身は、10%株価が下がったら『損切り』すると決めていたのに実行できなかった。どうして実行できなかったのかを考えるのがこの本の素材です。『心理上のカラクリ』があるそうです。

 しろうと投資家がもうかっている状態は、単に経済の景気がいいからだった。高度経済成長期のご自身のことをそう割り切られています。自分の実力ではなかった。だれがやっても、だれもが、もうかった時代だった。
 1989年日経平均株価最高¥38,915-が、2003年には¥7,607-です。
 重ねての記述になりますが、そのときに、ご自身の保有する株の含み益1000万円が、溶けてなくなっています。当時著者は63歳です。

 ご自身の投資が失敗した原因は、株式相場の動きではなく、ご自身の心の働きにあると決定づけられておられます。
 10%下落したら『損切りする』というご自身で決めたルールを守っていたら、1000万円を失うことはなかった。記録をもとに計算したところ、手もとに600万円が残っていたそうです。

 自己管理というような、自分で自分の心の動きをコントロールする力をつけるというようなご趣旨の本に思えます。うーむ。熊じいさん自身はわりと自分で自分をコントロールできるとうぬぼれています。ときに失敗もありますが、完ぺきにはできないし、完ぺきをめざしてもいません。
 さて、どんなことが書いてあるのだろうか。

 自分の欲望を満たす理屈をつくることを『やりくり』と表現されています。(なるほど)
 
 1971年3月から始まる思い出話です。昭和46年です。昭和45年が大阪万博でした。
 『商船三井』『日立』『新潟鉄工』の3つの株を購入されています。
 1973年第一次石油ショック(昭和48年)中東情勢の悪化が原因:店舗からトイレットペーパーが消えました。
 『信用取引』というものは、自分は知りませんが、知らないほうがいいと思っています。著者は手を出しておられます。(証券会社から株(お金)を借りて取引するようです)
 1979年第二次石油ショック(昭和54年)イラン革命:これまでのもうけ300万円全てを失った。

 読んでいると、今とはシステムがだいぶ違うことがわかります。パソコンもスマホもない時代です。
 グラフであるチャートも今のように簡単に見ることはできなかった。

 バブル景気:利益が800万円になった。
 バブル経済の崩壊:1989年12月がピークで、大暴落になった。その後も、いつかは株価が上がると思い込んでいて、株を売却しなかった。株価は上がらなかった。『損をしたくない』という気持ちが、株の売却を思いとどまらせていた。結果的に1000万円の大損になってしまった。

 先日読んだ『最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ! 成長株 集中投資術 株の買い時・著 KADOKAWA Kindle Unlimited 電子書籍』では『損切り』について、「7~8%損失が出たら売る」と書いてありました。こちらの本では「10%」です。だいたいそのあたりが、損切りをするときの目安(めやす。基準)なのでしょう。

 この本を読んでいて歴史が感じられたので、思いついたことがあります。
 わたしが保有する株ではありませんが、わたしの親族が保有する株をわたしが管理している銘柄があります。わたしに売買する権利はありません。めんどくさがりやで、事務仕事がにがてな親族なので、わたしが代わりに値動きなどを記録して管理しているだけです。かなり古い取得年月日です。購入後放置状態になっています。銘柄は書きにくいので、アルファベットにして考察してみます。
A社:1988年10月17日取得(昭和63年)1株8,610円 2023年5月某日現在1株13,165円
B社:1989年3月28日取得(平成元年。この年の12月がピークで大暴落します)1株4,210円 2023年5月某日現在1株2,003円
C社:1998年10月13日取得(平成10年)1株4,880円 2023年5月某日現在1株8,080円
D社:2001年2月20日取得(平成13年)1株21,710円 2023年5月某日現在1株2,411円
 銘柄によって、大きく上がっているものもありますし、逆に、10分の1ぐらいに下がっているものもあります。合計では損失が出ています。まあ、なんともいいようがありません。購入した本人は、高齢になったあと、もう天国へ行かれてしまいました。形見として相続で保管してあるだけの株です。売却の予定もなく、配当金だけは相続した親族が毎年受け取り続けています。これらの株は、このまま次の世代へ引き継いでいく財産になる可能性が高いです。
 なんというか、人は自分の死期が近づくにつれて思うことがあります。『自分がこの時代に、この場所にいたという証拠を残しておきたい』
 そのひとつが『株』であったりもします。自分が残した株が子孫代々引き継がれていきます。株からは毎年『配当金』が子孫に対して支給されます。遺族年金のようなものです。子孫は先祖に感謝するでしょう。先祖の名前を忘れず、代々語り継がれることでしょう。あの人はいい人だったと。

 こちらの本の著者は、株価が波瀾万丈(はらんばんじょう。いろいろ苦労があった)の経過をたどる時代を生き抜かれて、現在八十代になっておられるという実感をもって、この本を読み続けてみます。
 
 人間の欲求について考える。
 自分を肯定したい。
 自分を否定したくない。
 『やりくり』(自分の欲望を満たすための理由づくり)が始まると、現実と妄想との距離ができる。乖離(かいり。離れている状態)が起きる。喜怒哀楽の感情を抜いての理論的な判断ができなくなる。

 参考になるかどうかわかりませんが、わたしは、ああしたい、こうしたいという欲望が満ちてきたときは、自分がつくった言葉に従うようにしています。『ひとつがまんすれば、ふたついいことがある』お得なのです。たいてい、ふたついいことがあります。ひとつは災難を避けることができる。(株取引の場合は、思いがけない下落があります)、そして、もうひとつは、「もうかる」です。あんがい、いい確率でラッキーなことがあります。『ひとつがまんすれば、ふたついいことがある』のです。

 自分の体験からいうと、株価の最高値ぐらい(ピーク)で売却することはとてもむずかしい。これまで、たいていは、売却したあと、株価はさらに上がりました。もうそのへんになると、個人が生まれ持っている『金運』次第だと割り切るようにしています。あきらめます。

 事前に、この価格になったら売る、この価格になったら買うと決めておいて、ロボットのような意識になって、機械的に処理したほうがいい結果につながる気がします。

 本のほうは、株の売買取引で、なかなか迷う著者です。優柔不断なところがあります。自分でつくったルールをなかなか守れません。悩みます。人間らしくていい。
 『やりくり』をしないことをめざしておられます。
 
 『ノートに書く』という手法はなかなかいいと思います。わたしもメモ魔なので、たくさん書きます。メモ用紙、手帳、小型のノート、広告の裏紙白紙などに書きまくります。
 書きながら頭の中を整理して行きます。ときには、言葉を図や大小の矢印に変えてみて思考したりもします。アイデアが湧いてきます。

 本の最後のほうに書いてありますが、現実の勝率は6割程度だという考察があります。同感です。わたしも自分の方針として『人生は60点で十分生きていける』という自分でつくった言葉があります。勝負も6勝4敗でいいのです。全戦全勝なんてできません。  

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2023年05月30日

病院にて

病院にて

 4月下旬のことでした。
 家族が大腸がん検診でひっかかって、再検査をした結果、大腸に複数のポリープが見つかりました。
 一泊二日で入院して、すべてのポリープを取り除きました。幸いにがんではないと言われたので安心しました。

 これまではわたしが患者の立場で家族に付き添ってもらって入院手続きをすることが、なんどかあったのですが、珍しく立場が逆転しました。
 大きな病院の待合室のベンチに座りました。
 ふと、感じたのです。
 『久しぶりに、こんなにたくさんの人間を見たなあ』と。

 たまの旅行の移動で見るおおぜいの人たちは、みな移動中であり、その場にとどまる人は少ない。人間を見たという実感はありませんでした。
 大病院の待合場所は、名前を呼ばれるのを待っている患者さんたちでいっぱいです。お年寄りが多いのですが『じっとしていて、生きている人間を久方ぶりに見た』という実感が湧いてきました。

 数年前に定年退職したことと、その後のコロナ禍で、特定少数の人との接触しかない生活が長らく続いていました。
 この三年間ぐらい、世の中はコロナ禍で大騒ぎでしたが、テレビの向こう側で騒いでいる世界と移動制限に従って、遠出せずに静かに家で過ぎていく自宅での自分の世界は別世界で、コロナ禍は、どこかほかの星で起きているような感覚がありました。

 現実社会との接点を感じるようになったのは、二年ぐらい前から株式投資を始めたことです。
 テレビニュースになることと、自分の行為が一致するようになったからです。
 しばらく前に、民間の月着陸船が月への着陸がうまくいきませんでしたが、自分が保有している株の会社が、そのプロジェクトに参加していることがわかって、嬉しい気持ちになりました。
 そのまえは、投資の神さまとよばれるアメリカ人の方が来日して、日本の商社株のお話をされたら、自分が保有していた商社の株が急上昇しました。びっくりしました。自分は社会とまだつながっているという喜びが生まれました。
 反対に、メガバンクの株を買った翌日に米国のシリコンバレーバンクが破たんして、そのあおりをくらって、購入したばかりの銀行株の株価が翌日急落してしまいました。がっかりしました。運がいいときもあるし、運が悪い時もある。それが株式投資と観念しました。
 いまは、社会とのつながりを株式投資でもてることに満足しています。

 世間に、コロナ禍明けの雰囲気が広がり、二十歳前後から付き合いのある古い友人たち数人から遊びのお誘いが来るようになりました。
 これからは月に数回、老いた旧友たちと集まって、昔話に花を咲かせることができます。
 三年間中止だった職場の同窓会を今年は開催するという案内も届きましたので、参加するつもりです。
 さようならコロナウィルス。もう来ないでね。
 中国起源のウィルスだと思うのですが、なんだかうやむやになってしまいました。人間界はぼんやりとしながら未来へと進んでいきます。(数日前、中国でまたコロナがはやりだしたというニュースを聞きました。ワクチンが普及したり、感染して抗体ができたりして、前回発生時とは異なる状態ですが、心配です……)  

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2023年05月29日

手堅く稼ぐ! 成長株 集中投資術 株の買い時・著

最短でラクラク2000万 手堅く稼ぐ! 成長株 集中投資術 株の買い時・著 KADOKAWA Kindle Unlimited 電子書籍

 銀行定期預金の利率の低さに失望し、銀行の人に勧められて株の取り引きを始めてから二年近くが経ちます。
 これまでに、28銘柄を購入し、21銘柄を売却しました。売却したうちの5銘柄は赤字で売却しました。ぼーっとしていると、お金が溶けるように消えていくのです。
 収支のトータルでは、なんとかプラスを保っていますが、運が良かったことが幸いしたと思っています。
 今年は、ジェットコースターのようです。下がったり、上がったりの株価です。ヒヤヒヤしながら運用しています。
 3月10日に複数の株を購入したら、翌日以降、米国シリコンバレーバンクの破たんで、市場全体の株価が急落してびっくりしました。(この日取得した株で、結局自分は、損失をかなり出しました)
 その後、アメリカ合衆国から来日していた投資の神さまと呼ばれているウォーレンバフェット氏のインタビューがあってから、日本商社株の株価が急上昇しました。自分はたまたま商社株をひとつ保有していました。ラッキーでした。
 5月になって、外国投資家が日本株市場に莫大な資金を投入したらしく、銘柄によりけりですが、日本株の爆上げが始まりました。もう、びっくりすることばかりです。

 自分はしろうと株式投資家なので、定額無制限電子書籍読書システムを利用して、株式関係の本に目を通していますが、なかなか自分に合う本との出会いは少ない。
 この本も著者ご本人のやり方を強制・強要するような雰囲気があるところに、自分はついていけない部分があるのですが、それでも、参考になることも書いてあると判断しました。
 自分のやり方も含めて、感想を書いて、記録として残しておきます。
 著者のお名前が『株の買い時』というお名前で変わっているなあと思いましたが、実名を知られたくないのでしょう。

1 株価は会社の業績に連動する。
 今年になって、そのことは、身をもって知りました。損失もありました。
 あとは、情報を100%は信用できない。実感として決算に関する情報は、50%ぐらいの正確性しかありません。アナリストと呼ばれる分析家の人たちの考えは完ぺきではありません。はずれもあります。
 予想に反して業績発表の内容が悪かった時は悲惨です。配当金の減配(減額)となれば、株はものすごい勢いで叩き売られていきます。株主たちが怒り狂っています。(いかりくるっています)
 情報を丸のみで信用せずに、よく考えて、場合によっては、決算発表直前の高値のときに売却したほうがいいときもありました。決断力がいります。

2 重ねて、ネットの情報は信用できない。
 意図的に株を買わせようとか、売らせようとする情報が流れていることに株式取引を始めてずいぶんたってから気づきました。だまされてしまいます。だました人や組織がもうかるように仕組んだ罠(わな)があります。

3 伸びる中小小型株で儲ける。(この本のアドバイスとして、1年で、株価が2倍、3倍になる株があるそうです)
 自分にはそういった株の発掘も投資も無理です。
 株について何も知らない最初のころは、自分がふだん使うお店とか、過去になにがしかの関わりをもったことがある会社の株を中心にして買っていました。そのうち、ネット情報や週刊誌情報、テレビ番組情報、書籍情報などを参考にして銘柄を選ぶようになりましたが、安全重視で、なるべく大きい会社で、一日の出来高(できだか。売買の取引数)がたくさんあるところを選ぶようにしています。

4 高配当株は豊富な資金をもっている人が選ぶ株だそうです。
 自分は原則として、高配当株を選びます。豊富な資金はもっていませんが、昔の定期預金の利息ぐらいなら良しとしています。3%から5%ぐらいの利率です。

5 配当を受け取ることよりも株価の上昇(成長)を狙う(ねらう)そうです。
 自分は配当第一主義なので、最初はどうかなあと思ったのですが、一部の株は、成長期待株の取得でもいいかなあと思い直しつつあります。それでも自分がまったく知らないなど、自分にとって知名度のない株は買えません。

6 思い切って損切りをする。
 最近、自分も損切り(マイナスで株を売却する)できるようになりました。そのうち上がるだろうという期待は、なかなか、かなわないそうです。(ただ、例外もありました)。損切りするときは悲しい気持ちになりますが、トータルでもうかっていれば良しで、割り切ることにしました。

7 ナンピンは厳禁(保有する株の株価がさがったら、下がった価格で買い増しをして、平均株価の単価を下げて、株価が上昇するのを待つ)
 わたしは、けっこうナンピンしました。成功したこともありますが、複数の失敗では、大きな損失が出ました。これから、このアドバイスに従って、ナンピンはせずに、ケースバイケースで、思い切って損切りすることにします。

8 1~3銘柄に集中投資をする。
 自分にはそのような勇気はありません。たいていは、業種を異ならせて、7銘柄前後を保有しています。同じ業種の銘柄を複数持つのは好ましくないと書いてありますが、多い時で4銘柄もっていたことがあります。そのうちの1銘柄はもうけましたが、3銘柄では損失がでました。(資源株としての原油、天然ガス、鉄、鉄以外の金属、都市鉱山(都市部での廃品回収からの金属回収)など)資源株は、運用がむずかしい。

9 著者は「短期投資派」で、数日間から、長くても1~2週間で利益確定の売りをしているそうです。そして、同じ銘柄を、株価が下がったら再購入する。株価が上がったら売る。その繰り返しだそうです。
 今の自分にはそのようなやりかたは、積極的には、できそうにもありませんが、チャレンジしてみようかという気持ちはあります。

10 反転上昇時に買う。
 うーむ。私には無理です。上がって下がって、再び上がったときに買うといいそうです。さらに上がるそうです。

11「順張り投資(株価が上昇時に買う)」をする。「逆張り(株価が下がった時に買う)」はしない。
 自分は、株取引を始めてしばらくは、逆張りをすることが多かった。今回これを読んで、順張りにしようと気が変わりました。

12 25日と200日の移動平均線を使う。
 自分も株を買う時は、線グラフの線が、右肩上がりにきれいに上がっている株を買うように心がけています。

13 慣れないうちは決算を確認してから買う。
 同感です。わたしは失敗したことがあります。だいじょうぶだろうという自信をもって決算前に買いましたが、だいじょうぶではありませんでした。

 以上が拾ったポイントと感想ですが、ほかにもいろいろ書いてあります。
 今後の参考にします。

 忘れるといけないので、もうひとつメモしておきます。
 株を買うというよりも、やばいときの損切り(売る)等のタイミングです。

1 株価が線グラフの25日線より下がったら必ず売る。

2 成長がゆるくなったら売る。

3 7~8%損失が出たら売る。

 いちがいにそれらのことがいいとは言い切れないときもありますが、そのたびによーく考えてみるつもりです。  

Posted by 熊太郎 at 07:43Comments(0)TrackBack(0)株式投資

2023年04月20日

マンガ節約ママのちょっと得する株日記 高橋三千世

マンガ節約ママのちょっと得する株日記 高橋三千世(たかはし・みちよ) 電子書籍 Kindle Unlimited

 電子書籍の定額読み放題を利用して、週刊誌や旅行雑誌、マンガ本などを楽しんでいます。
 銀行定期預金の利息が微々たるものであることに失望し、銀行の人に勧められて株式投資を始めて二年目です。株の本もさきほどの電子書籍サービスを利用して何冊も目を通しました。

 株の購入をするときは、昭和50年代(1975年代)ころの高利だった昔の銀行定期預金の利息に相当する配当金を出してくれる銘柄を選択するようにしていますが、なかなか、この会社がいいという銘柄を見つけることがむずかしいです。
 今回、主婦の方が描いた昔のこのマンガ本に巡り合って、けっこうたくさんの銘柄が書いてあったので参考にすることにしました。情報は2006年ころのもので古いのですが、そのことも考慮しながら検討材料にします。(思い返してみると2008年にリーマンショックがありました)

 よくできたメッセージ本です。
 株主優待を期待して株取引を開始して、そのうち売り買いでもうけるようになって……という流れです。2000年ぐらいからの6年から7年間の経過の集大成となっています。中身は濃い。なかなかいい本でした。

 株主総会にも出席されています。(おみやげがもらえるそうです。知りませんでした(すべての会社がそうとは限りませんが))

 登場する銘柄です。
 オリエンタルランド
 モスフード
 ジョナサン
 ジーンズメイト
 (わたしが知らない会社もあります)
 ミニストップ
 サンリオ
 ココス
 トミー
 不二家
(このマンガの特徴として株式取引の専門用語はほとんど出てきません。わたしは、専門用語をほぼ知らずに株取引をしています。証券会社に電話をして、担当の人にわからないことは聞いて、株を買ったり売ったりしています。どしろうとです。されど、収支はへこんではいません。現在、日本の株式市場は荒れていますが、自分はたまたま運がいいだけだろうと思っています。それと、緻密(ちみつ)な知識はいらないのではないか、システムをあまり知りすぎるとうまくやれないのではないかという思いはあります)
 コモ
 コロワイド
 ナムコ
 ラ・パルレ
 日本トイザらス
 ワタミ
 フォルクス
 東京テアトル
 タカキュー
 吉野家
 セガトイズ
 セガサミー
 ホクト
 カゴメ
 ダイエー
 タスコシステム
 すかいらーく
 マネックス・ビーンズ・ホールディングス
 
 本に出てきた会社は以上です。
 これからひとつずつチェックして内容を楽しむつもりです。
 よその人がどこの会社の株を買っているのはなかなかわかりません。
 参考にしようとネットで見て回っていますが、手の内(うち)をオープンにしている人は少ない。
 今回のこの本は参考になりそうです。
(追記。その後:各社をチェックしたところ、上場廃止になっている会社も数多くありました。世の中は厳しい。唯一(ゆいいつ)、㈱バンダイナムコホールディングスだけ、購入できるか検討してみることにしました。わたしのやりかたとして、すぐに購入はしない。購入したつもりで、1か月以上、株価の動きをみてみる。たぶん安全だろうと自分が納得できたら買い入れるようにしています。(それでも、失敗することもあります。「(株価というものは)買ったら下がる、売ったら上がる」と観念しています。保有する株の合計で収支がプラスなら良しです))(その後:任天堂についても検討材料にすることにしました)(さらにその後の追記:㈱バンダイナムコホールディングスを購入しました。株価の動きを追跡調査していたところ、5月11日から株価がぐんぐん上昇していきましたので、あわてて他の株を売ってそのお金でバンダイの株を購入しました。同様に任天堂も株価が急上昇しましたが、資金不足で購入はあきらめました。いずれも決算が良かったのです)(2023年5月21日追記:任天堂の株が急上昇のラインを描き始めたので、あわてて保有している株のひとつを売却して資金にして、任天堂株を手に入れました。自分はその世界にうといのですが、ゼルダの伝説なんとかというソフトが、発売開始後わずか三日間で、世界的規模で1000万台売れたそうです。何百億円という収入があって、これからも売れるそうです。びっくりしました)

 このマンガから情報を教えてもらったお礼として、わたしがこの二年間ぐらいに売り買いをした会社のうちのいくつかをピックアップして披露しておきます。
 証券会社に支払う手数料や税金(手数料にかかる消費税、所得税、地方税。けっこうとられます)も考慮して、得したこともあるし、損したこともあります。
 そのときは調子が良かったけれど、今は調子が悪い会社もあります。でも、先はまた良くなるかもしれません。未来のことはだれにもわかりません。単価は、ひと株あたりの単価です。何株買ったかは秘密ですが、たいした株数ではありません。売った利益で別の株を買ったりもしています。
1 西松屋チェーン 1428.8円→1706円 277.2円↑
2 丸紅 915.3円→1451円 535.7円↑(その後、再購入しています。つい先日、4月11日にアメリカ合衆国から来日していた投資の神さまと呼ばれているウォーレンバフェットさんのインタビューがあってから、この銘柄を含む日本商社株の株価が急上昇しました。含み益が増えました。でも、このあと紹介するUFJがへこんでいますので、トータルでは、それほどの利益はありません)
3 エイベックス 1265.7円→1550円 284.3円↑
4 三菱UHJフィナンシャルグループ 581.8円→773円 191.2円↑(その後、再購入しました。購入した翌日に、アメリカ合衆国のシリコンバレーバンクが破たんして、そのあおりをくらって、UFJの株価は急落しました。ショックです。含み損が出ています)
5 住友金属鉱山 4264円→5235円 971円↑
6 住友化学 523.2円→465円 58.2円↓(失敗しました。決算が悪かった。配当金の額が減りました)
7 ENEOS 440.4円→459.7円 19.3円↑(石油がらみの資源株はむずかしい。ちょっとしたことで株価が動きやすく、うまく運用できませんでした)
8 住友林業 2309円→2642円 333円↑(わたしが楽しみにしているBSテレ東で火曜日に放送されている昔の太川さんとえびすさんのバス旅番組のスポンサーでしたが、4月からスポンサーをおりられたようです。残念ですが、わたしも利益を確定させるために3月に売却しました)(2023年5月23日追記:その後、住友林業株を再取得して保持しています。住友林業の株価の上昇が止まりません。昨日現在1株3165円です。強靭(きょうじん。粘り強い)な力をもった株です。会社を素直に応援する株主さんが多い印象があります。株主さんの質がいい)

 これまでのことをふりかえって思うのは、やはり、企業は決算が大事ということです。
 増収であれば、配当金も増えて、株主が集まります。
 減収ならその逆です。大きなお金が企業から離れていきます。  

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2022年02月05日

マンガでよくわかる 株1年生 億り人 杉原杏璃

マンガでよくわかる 株1年生 億り人(おくりびと) 杉原杏璃と一緒に 杉原杏璃(すぎはら・あんり) 星井博文(シナリオ) 伊藤カズヒロ(マンガ) かんき出版

 普通預金や定期預金の利子は微々たるものになっています。
 少しでも利子相当部分がほしい人は、生命保険がらみの外貨建て商品を購入したり、NISA(ニーサ 少額投資非課税制度)を利用したり、株式投資をしたりしています。
 お金を消費するのではなく、お金の置き場所を銀行預金から別の場所に置き換えます。
 世の中には、行き先を探しているお金の固まりがあります。

 「億り人(おくりびと)」というのは、株式で儲けて(もうけて)、投資の結果、億万長者になった人をいうのだろうと、自分なりに解釈しています。
 そこまでいかなくてもいいから、昔の定期預金程度の利益は手にしたいと思うでしょう。あわせて、元金割れは避けたい。

 63ページまで読んだところで感想を書き始めてみます。
 億り人になったらしき杉原杏璃さん(すぎはら・あんり)さんという40歳ぐらいの女性が書いた本だろうと思って読み始めましたが、本人が文章を書いたようには見えません。(読み終えて、億り人になったというよりもこれからなりつつあるというようなお話に感じました)
 インタビューのように杉原杏璃さんから話を聞いて、別の人が文字に起こしたような雰囲気の文脈です。
 よく見ると三人ワンチームでつくってある本のようです。杉原杏璃さんは、お客さんをキャッチするための看板的存在に思えます。

 ちょちょいのちょいで、大金ができるとは思えません。
 以前読んだ株式投資をされている年配女性のメッセージでは、長い歳月をかけて、がまんにがまんを重ねて、修羅場を何度もくぐりぬけて、試練に耐え抜いて、ようやく、多額の蓄財にたどりついたのですと書いてありました。強い説得力があるお言葉でした。だれかと闘うのではないのです。自分自身のああしたい、こうしたいという欲求と闘うのです。耐えきれた人が、多額の蓄財を手に入れることができるのです。(この本でも82ページに、そのようなことが書いてあります)
 株とは自分のこどものようなものかもしれないと思いました。最後まで面倒をみるのです。出来のいい子もそうでない子もいます。ひとりのこどもでも、長い人生の流れの中で、出来がいい時とそうでない時があります。自分のこどもだったら、出来が悪いからといって見捨てることはできないのです。

 さて、読み始めます。

 「衣食住」に使うお金を株式に使ってはいけません。
 投資した金銭を失ったとしても、生活は破たんしないようにしなければなりません。
 企業からあらかじめ提示されている「配当金」と「株主優遇の特典」を期待して、そこまでにしておく。株価が上がろうが下がろうが気にしない。株価が将来上がるか下がるかはだれにもわからない。儲かる・儲からない(もうかるもうからない)は、各個人が生まれながらにもっている「金運」次第(しだい)だとする。

 株価の値上がり益(キャピタルゲイン)で稼ごう(かせごう)とすると、覚悟がいります。証券会社に支払う手数料もばかになりません。
 投資額もでかい。(以前、投資家の方が、1500万円ぐらいは、はした金とコメントしていてびっくりしました。でも、そういうものなのでしょう。ひとつの銘柄に500万円以上つぎ込んでいる人も多そうです。よほどの土地持ちで不動産収入のある方たちか、先祖代々なにがしかの裕福な生活環境にある方たち、カネ余りの事業主およびそのご親族の方たちだろうと勝手に推測しています)
 お金のゲームです。もうかったお金でなにかをしようという意識はそれほどないようです。家も土地も車も手に入れてそれでも余裕があるとなれば、株取引はお金のゲームになります。お金を何かに使うという目的はなく、お金の増減を楽しむゲームになります。あとは、年金生活者にとっては、配当金が第二の年金という発想はあります。

 株価の動きには、たいていの場合、銘柄によって、一定の価格で上下幅がある波になっています。上がったり下がったりします。下がったら買って、上がったら売って、その差額で利益を稼ぎます(かせぎます)。
 この本にも著者の体験としてそのような売り買いのコツと体験が書いてあります。(上がるというよりも、元の株価に戻るという感覚のほうが正しいときが多い)
 株価がとても下がった時が「買い時」だとする人もいます。度胸がいります。株価が下がった優良企業の株を買い集めて株価がいずれ上がるのを楽しみに待ちます。

 『買いたい人が多ければ、株価は上がり、売りたい人が多ければ、株価は下がる』
 上場している会社の数は3800社ぐらい。

 本のつくりです。
 基礎1 株式投資は誰だって始められる!
 基礎2 銘柄選び
 基礎3 投資の考え方とタイミング
 実践1 いざ、億り人へ
 実践2 「億り人」になるための情報収集と杏璃の1日

 株式市場 「前場(ぜんば):午前9時から午前11時半 後場(ごば):午後12時半から午後3時」
 PTS:夜間取引の場。私設取引システム。午前8時20分から午後4時と午後4時30分から午後11時59分。
 現物買い:現物売り:信用買い:信用売り
 指値(さしね)注文:株価を指定して注文する。
 成行(なりゆき)注文:今すぐの株価で売買希望
 
 現物売買というのは普通の売買でしょう。信用取引というのは自分にはわかりません。借金をして売買するような手法に思えます。自分は、知らないほうがいいと思っています。

 企業倒産の話が出てきます。
 倒産しないであろう企業の見極め方について書いてあります。(ここには書きません。本を買って読んでください)

 大きな組織(機関投資家。年金や保険の運用団体とか、銀行とかの金融機関など)が巨額の資金で株を売買しています。外国の大口投資家富裕層が同様に売買しています。
 巨大なお金の塊(かたまり)が、世界を舞台にして、あっちへいったり、こっちへきたりです。
 個人投資家は、そのすき間をぬって稼ぐ(かせぐ)イメージです。

 金融は、米国の市場が中心に回っています。
 日本の株式市場は、今は冷めています。

 複数の銘柄への投資が書いてあります。
 同感です。業種を分けながら複数の銘柄を保有して管理する。
 利益について、どこかの銘柄がへこめば、ほかのどこかの銘柄がでっぱるようにする。
 全体でプラスにもっていく。バランスをとります。(分散投資)
 最悪の事態が起こっても(倒産、上場廃止など)、その銘柄に投資しただけの範囲内で損害を被る(こうむる)ように危機管理をする。

 株式のことはあまり知らないので、読みながら言葉の意味を整理していきます。
 IR(Investor Relations):企業による投資家向けの広報活動
 ローソク足(あし):2種類ある。黒棒と白棒がある。黒棒は陰線といって、終値が始値(はじめね)よりも安い。白棒はその逆で陽線という。伸びた直線が「ひげ」上が高値で、下が安値。『押す』は株価が下がること。
 1分足(あし)。5分足。1時間足。日足(にちあし)。週足。月足。年足。
 出来高:取引された株数

 この本では、30万円ぐらいからスタートしましょうと提唱されています。

 杉原杏璃さんの投資に至る経過が書かれています。
 芸能界で、グラビアタレントとしてやっていくのはたいへんです。
 
 時勢について書いてあります。
 2005年ぐらいから始まって、サブプライム・ショック(米国住宅バブル崩壊)、リーマンショック(米国投資銀行リーマンブラザーズの破綻(はたん))と続きます。
 杉原杏璃さんは、23歳ぐらいから投資を始めておられるようです。
 
 インターネット証券の手数料がとても安いとあります。
 インターネットだと、安易に「注文確認ボタン」をクリックしてしまいそうで怖い。
 大金が簡単に動きます。株を買う時には熟慮が必要です。ちょっと待てとひと息つくために電話なり対面なりのほうが安心です。

 株価というものは、上がったり下がったりする。一般的には、ずっと上がり続けることはないし、ずっと下がり続けることもない。上がっていい気にならず、下がって悲観的にならず。
 株価が上がれば、売りたい人が出て、株価は下がる。下がれば、買いたい人が出て、株価は上がる。その繰り返しです。
 本の45ページに『需給バランス』としてまとめてあります。

 株価が下がったとしても売却しなければ実害は発生しない。
 株取引は度胸です。喜怒哀楽の感情を抜き、目の前にある確定している事実を下地にして、理屈でお金をコントロールしていきます。欲望で前のめりになって行動すると、失敗した時のショックが大きい。案外、成功することよりも失敗しないことを目標にしたほうが安全です。
 利益があるときとないときの差額幅が日によって大きい。毎日プラスマイナスが動きます。
 広い心と気持ちのゆとりが必要です。あせらない。心の修行です。
 
 本では、細かい売り買いで、資産を少しずつ増やしていく経過が披露されています。

 本の内容はそれほどむずかしいものでもなく、マンガの内容もそれほど参考になるようなものでもありませんでした。
 杉原杏璃さんの試練体験(苦難)のお話は、有益でした。(とある株の上場がなくなって、株券が紙きれになってしまったという体験がおありです)


(その後のこと 2022年夏追記)
 現役時代は、毎日、仕事に追われる生活をしていて、お金のやりくりには関心がありませんでした。
 定年退職をしたあと、銀行や郵便局の定期預金等の利息が、ほんのわずかな金額(なん円とか、何十円とかの単位です)しかないことに気づいたときには愕然としました。(がくぜんとした。非常に驚いた)
 銀行に勧められて、投資信託とか株式投資などの投資を始めました。
 大きくひともうけする気持ちはなく、昭和50年代のころの定期預金みたいに利息が5%ぐらいつけば十分だというのが目標で、その目標は今も変わっていません。
 元金割れだけは避けたいという気持ちがあるので冒険はしません。
 年2回受け取ることができる配当金と株主優待券めあてで投資活動を始めました。
 ど素人なので、知らないことも多く、いまでも専門用語の意味を理解できませんが、投資を始めて1年が経過して、できるだけ安価のときに購入した大会社の株のほとんどは、購入時の株価よりも大きく下がることもなく、安定を保っています。
 上記の『億り人』の本も、そんな途中の時期に読みました。
 株価というものは、上がれば下がるし、下がれば上がるということが実感としてわかりました。
 当初は、何年間も長期保有をすることを心に念じていましたが、1年間が経過して、株価の動きをふりかえったところ、株価が上昇したときに売却して、利益を確定させないともうけがないことに気づきました(あたりまえのことですが。ただ、配当金と株主優待券はいただきました)
 少しは動いたほうがいいと気づき、それからは、いくつかの会社の株を売却して利益を得ました。
 この株価になったら売却するとあらかじめ決めておいて、その価格を超えたらすみやかに売却しています。半年から一年間ぐらい育ててきた株を手ばなしたときには、思いどおりになったという快感があります。先日映画作品『そして、バトンは渡された』を観ましたが『株』というバトンを次の人に手渡した。あとはよろしくという気持ちになれます。
 そのあと、物色するように、安くなっている大会社の株価の動きを見ています。
 この会社はいいんじゃないかと思いつくと、実際はすぐには買いませんが、株価の動きを拾うようにしています。
 選んだ会社の半分ぐらいは株価が上がりますが、もう半分ぐらいはさっぱりです。やはり個人がもつ金運が必要です。
 いろいろ情報があふれていますが、どの情報もあてになりません。株価が上がるか下がるかはだれにもわからないのです。 大規模地震がいつどこで起きるのかという予測と同じぐらいむずかしいというか予測できない。
 大事なのは『運』を導き入れることです。わたしは、因果関係を考えるようにしています。どうしてこうなったのか(たいていは悪いことになったとき)時間をさかのぼって、ああ、あの言動がいけなかったと気づかされるのです。今度からは気をつけようと反省しつつ作戦を練る(ねる)のです。

(億り人 その後 2022年秋)
 銀行預金の利息が微々たるものであることがきっかけになって、株式投資の世界に足を踏み入れて一年数か月が経過しました。
 波乱含みで市場は動いていますが、運よく、選んだ銘柄が成長して、トータルで損失を出すことなく過ごすことができています。

 幅の広い泥色をした大河(たいが。おおきな川)の水面を、舵(かじ)が付いた笹舟に乗って、舟をコントロールしているような気分があります。
 転覆、沈没しないように、慎重に操作しています。
 『攻める』よりも『守る』気持ちを維持したほうがいい。消極的でいい。イチかバチかのバクチのようなお金の打ち込みはやめたほうがいい。それが、この一年で得た教訓です。
 『個人投資家はチリのようなもの』というコメントをネットで見ました。共感します。巨大な株式市場にあっては、個人投資家のほとんどは、ゴミの大きさにもならない、ちっちゃな存在です。自分で市場や値動きを動かそうなどというたいそうなこと思わず、自分が全体の動きに乗っていくように心がけています。

 欲しいなと思っている会社の株が安くなって手に入った時には快感があります。
 なにかしら、自分の人生において、関わりがあった会社とか業種を選ぶようにしています。
 その会社を応援するつもりで株を取得しています。
 金だけじゃないという気持ちをもっていると心に余裕が生まれます。
 応援というものは、応援する対象物が、調子が悪い時にするものです。
 調子がいいときに応援することはだれにでもできます。
 株の場合だと、市場全体が冷え込んだときに、大きな優良安定企業で低価格となっている株を無理のない株数で取得するようにしています。だれもその銘柄を見向きもしない時期が自分にとっての買い時です。
 高値掴み(たかねづかみ)は避けたい。高い株価がいったん下がると、なかなか上がってくれません。みんなが、この銘柄の株はいいなと思った時は、時すでに遅しです。購入をあきらめるようにしています。
 市場が回復して、その後、低下していた株価が上昇してきて、目標値に達して売却した時には、胸がすっとします。

 株式投資というものは、若い頃から始めて、長い年月をかけて、蓄財していくものだと思い込んでいました。
 最初は、十年間ぐらいはがまんして売却しないぞと固い決意がありましたが、一年が経過してそうではないことに気づきました。
 株=バトンなのです。
 自分が育てて、次の人にバトンを渡して、またその人に育ててもらう。
 子育て、孫育てにも似た感覚があります。

 株式投資をしながら、この本を読んで思ったことです。
 資金30万円からのスタートは、むずかしいものがあります。
 もう一ケタ上の金額の固まりから始めないと、なかなか資金がふくらみません。
 生活費に使わない資金を十分貯めてから挑戦されたほうがいい。心に余裕がないとあせります。あせると判断を誤ります。

 未来を予想しようとしない。未来を予想しても当たらない。
 自分でああしよう、こうしようとはせずに、自然とこうなるという形を見極める。
 いまある目の前の数値だけを根拠にして形をつくる。

 押したり引いたり、売ったり増資したり、さらに売ったり。
 雪だるま式に少しずつふくらませていきます。
 スライスして(薄く切って)、小銭をかき集める要領で、固まりを大きくしていく。

 あと思ったことは、ネットの掲示板に書き込みされていることは、なんの参考にもならない。
 書いてあることを信じて投資をすると失敗します。
 掲示板はなるべく見ないようにしています。
 それでも気になって見てしまうことがあります。だけど、見ても信用しないようにしています。

 いちおう株価の動きは毎日のようにチェックしていますが『勝負』するのはたまのことです。あらかじめ設定した目標数値の株価になるまで売り買いはしません。数か月間売り買いをしないこともあります。
 保険としての考え方で『配当金収入』があります。配当金の率がいいものを長く保有することを大前提としながら、守りの姿勢で、株取引に取り組んでいます。

(追記:2023年2月)
 ぼーっとしているとお金が消えていくぞという体験をしました。
 とある会社の決算結果が悪くて、配当額が『未定』になりました。みるみる株価が下落して、配当額が大幅減少あるいは、無配当になったら、さらに株価が下落することが予想できて、お金が溶けてしまうというような恐怖を味わいました。自分はのんびりした性格ですが、これはまずいと気づき、損失はそれなりにありましたが、その会社の株を売却して資金を引き上げました。ぼーっとしていてはいけないのです。お金を失ってしまいます。

(2023年7月下旬追記)
 普通預金や定期預金の利子がほぼつかないことに失望し、銀行に勧められて株取引を始めてから2年ぐらいが過ぎました。
 最初の1年は、昔の定期預金代わりの配当金で良しとしていました。
 1年がたって、株価がすごく上がったときに売っておけば良かったと後悔しました。
 2年目から売り買いをするようになりました。同じ会社の株を買ったり売ったりもしています。
 ここまで長い文章を読んでいただいた方へのサービスです。
 これまで自分が買って売った銘柄です。状況はその後変化しています。収益が出たのは、そのときの運が良かっただけでしょう。
1 DCMホールディングス 1087円→1172円 85円↑(7.8%上昇) 初めて買った株です。自分にとって身近なお店でした。「ホームセンターカーマ」
2 西松屋チェーン 1428.8円→1706円 277.2円↑(19.4%上昇) ちびっこたちへの(自分の孫やきょうだいの孫)プレゼントでよく利用しています。
3 ケーズホールディングス 1223.8円→1396円 172.2円↑(14.0%上昇) こちらも自分が昔からよく使う電気屋さんです。
4 丸紅 915.3円→1451円 535.7円↑(58.5%上昇) どうしてこんなに安い株価なのだろうかと疑問を持ちながらもしっかりした商社だろうからと購入しました。売却してその後、再購入して再び保有しています。
5 エイベックス 1265.7円→1550円 284.3円↑(22.4%上昇) コロナ禍の回復に期待をかけました。コンサートの再開です。
6 豊田合成 2048.7円→2311円 262.3円↑(12.8%上昇) トヨタ自動車系列の会社です。
7 三菱UHJフィナンシャルグループ 581.8円→773円 191.2円↑(32.8%上昇) 買った時は、どうしてこんなに株価が安いのだろうかと思いながら購入しました。2022年12月下旬の売却した翌日午後に日銀が金融の規制を緩和して、銀行株が垂直上昇で高騰しました。びっくりしました。UFJの株価は892.5円になりました。あと一日待てば良かったとショックを受けましたが、実害があったわけでもないのであきらめました。さらに株価は898円になりました。そして、900円を突破してもっと高くへと伸びました。とにかく、びっくりしました。(その後:一株(ひとかぶ)の価格がそれほど高くはないので、再度購入してようすをみようと作戦を立てています)(その後:群衆のこの株に対する群がり方が異様で、だいじょうぶだろうかと引く思いがあり、再購入はとりやめました。代わりに三菱UFJ系列で『三菱HCキャピタル』を購入しました)
8 住友金属鉱山 4264円→5235円 971円↑ (22.7%上昇) この会社の株は、低価格のときに仕入れておけば、やがて上がってまた下がるという株価の移動線を描くと感じています。
9 住友化学 523.2円→465円 58.2円↓ (11.1%下降) 失敗してしまいました。決算の状態が悪く、配当額が『未定』になってしまいました。基本的に配当金目的で投資しているので、もし無配当とか、かなり低い配当になったら、投資している意味がなくなるので(たぶん無配なら、おおぜいの株主が資金を引き上げる)いったん引きさがることにしました。無念です。
10 ENEOS 440.4円→459.7円 19.3円↑ (4.4%上昇) 石油とか天然ガスなどの資源株は扱いがむずかしいと感じました。ちょっとしたことで株価が上がったり下がったりします。ぼーっとしていて、高値の時に売却しそんじました。
11 日本ガイシ 1757円→1786円 29円↑ (1.7%上昇) さきほどのENEOSも、この日本ガイシも期待はずれだったのですが、配当金はしっかりいただきました。感謝しています。
12 TOYO TIRE 1574円→1616円 42円↑ (2.6%上昇)
13 INPEX 1461円→1473円 12円↑ (0.8%上昇) 証券会社に払う手数料を考えるとマイナスなのですが、配当金をもらったので、マイナスにはなりませんでした。石油とか天然ガス関連の資源株の扱いはむずかしい。
14 住友林業 2309円→2642円 333円↑ (14.4%上昇) たまたま運が良かった。(その後、再購入しています。非常に調子が良かった)
15 丸紅 1753円→1948円 195円↑ (11.1%上昇) アメリカ合衆国から来日していた投資の神さまと呼ばれているウォーレンバフェットさんのインタビューがあってから、この銘柄を含む日本商社株の株価が急上昇しました。されど、しばらくたってから停滞状態になりました。
16 アサヒホールディングス(ビールの会社ではありません。金属回収リサイクルが主な業務です)。
2080円→2012円 -68円 (3.2%下落) うまくいきませんでした。資源株がいい状態があったのですが、時遅しでした。
17 日本特殊陶業 2601円→2562円 39円↓ (1.5%下落) 下落直前まで、2800円ぐらいあったのですが、良くない決算があったとたん急落しました。びっくりしました。決算の結果について、株主が期待していたものと、ずいぶん異なっていたという記事が多数ありました。配当金はけっこう高率なのに残念でした。売却してほかの会社の株にのりかえました。
18 日本製鉄 3231円→2824.5円 406.5円↓ (12.6%下落) 大きな失敗をしてしまいました。決算が良くありませんでした。ほおっておくと、お金がどんどん溶けていくので、慌てて損切りをしました。
19 DMG森精機 2128円→2214円 86円↑ (4.0%上昇) ほかにどうしても買いたい株が出てきたので(任天堂)、売却して資金にあてました。
20 三菱UFJフィナンシャルグループ 964.4円→932.3円 32.1円↓ (4.6%下落) 株価が急上昇した後に下がったことがあって、チャンスと思い、勢いづいてこの銘柄を再購入して失敗しました。購入した翌日に、米国シリコンバレーバンクの破たんがあって、株価は急速に下落を始め、840円代ぐらいまで転落しました。ショックでした。その後、全治三か月みたいな感じで、株価が回復していきましたが、ほかの株に乗り換えるために売却しました。二匹目のどじょうはいませんでした。(一度成功した物事を、もう一度真似る(まねる))
21 三菱HCキャピタル 737円→769円 32円↑ (4.3%上昇)
22 キャノン 3187円→3503円 316円↑ (9.9%上昇) 途中、調子が悪い時期もあったのですが、ゴールデンウィーク明けから外国資本が投入してきて上昇が続きました。その後再び購入しました。
23 住友林業 3095円→3115円 20円↑ (0.6%上昇) 再購入したときのものです。思ったほど上がってくれませんでした。ところが、売却後急上昇しました。再々購入をしました。しぶとく強い株です。
24 AGC ガラスメーカーです。5180円→5253円 73円↑ (1.4%上昇)全体の株価が上昇しているのに、なかなか株価が動かない不思議な銘柄でした。ほかの銘柄に乗り換えました。
25 バンダイナムコホールディングス 3264円→3457円 193円↑ (5.9%上昇)思ったほど上がってくれませんでしたが、売却後、上がりました。
26 任天堂 6041円→6171円 130円↑ (2.1%上昇) 映画がヒットして、ゲームアプリも爆売れなのに株価がなかなか上がりませんでした。ほかの銘柄に乗り換えました。(売った翌日に爆上げになりました。悲しい)
27 キャノン 3642円→3834円 192円↑ (5.3%上昇) 自分にとっては、信頼度の高い銘柄です。一時期低調な時期がありましたが、2023年ゴールデンウィーク明けからは、外国資産が流れ込んできているのか堅調な上昇を続けていました。(配当金の権利確定後売却して、さらに繁盛している銀行株に乗り換えました。そのうちまた再購入する予定のうちの銘柄のひとつです)
28 住友林業 3397円→3520円 123円↑ (3.6%上昇) こちらの銘柄も自分にとっては、信頼度の高い銘柄です。売ったり買ったりをこれで3回しました。たぶん、さきざき再購入候補の銘柄です。初めて買ったときは、2309円でした。米国での木造戸建て住宅建築販売に期待が持てると理解しています。
29 丸紅 2044.5円→2454.5円 410円↑ (20%上昇) 3回目の購入でした。利益を確定しなければならないので1か月間の保有で売却しました。ウォーレンバフェット効果に感謝です。しばらくしたらまた購入する気持ちはあります。
30 DMG森精機 2525.5円→2483円 42.5円↓ (1.68%下落) 期待の銘柄でしたがぱっとしませんでした。放置しておくとどんどん下がりそうだったので売却しました。2回目の購入でした。
31 三菱商事 5817円→7094円 1277円↑ (21.9%上昇)ウォーレンバフェットさんのおかげです。感謝です。
32 東京海上ホールディングス 3005円→3213円 208円↑ (6.9%上昇) カルテルとか中古車販売業者の不祥事がありましたが、保険会社は安定株だと思います。利益確定のために半分だけ売却しました。

(2024年1月7日(日)追記 新型ニーサの募集が始まりました。銘柄選びの参考になると思うので、2023年7月下旬以降に取引した結果を加えておきます)

33 東京海上ホールディングス 3005円→3265円 260円↑ (8.65%上昇) この売却の一週間前に持ち株全体の半分を売却したのですが、この日、日経が爆上げになり、そもそも中古車販売業者の不祥事に絡んで保険会社の在り方が問題視された報道に嫌気がさして、いい機会だと思い売却しました。なんというか、金もうけだけでなく、その会社を応援したいという気持ちが低下しました。
34 三菱商事 5817円→7276円 1459円↑ (25%上昇) こちらも一週間前に半分売却した株です。この日は日経の上昇がものすごかった。目の前にある利益を拾いにいきました。売ったあと株価は7300円を超えました。株価の動きを読むことはとてもむずかしい。思い込まない。先入観をもたない。予想しない。そう思わないと心を安定させることがむずかしい。
35 MS&ADインシュランスグループホールディングス 5202円→5086円 116円↓ (2.2%下落) 大手中古車販売会社の不祥事が損害保険会社に飛び火して、保険会社の不祥事も疑われ株価が急速に下がっていきました。一日避難が遅れてしまいました。(前日であれば被害は小さかった)。失敗しました。ぼーっとしているとお金がとけるようになくなっていくのです。
36 大林組 1336円→1196円 140円↓ (10.47%下落) また失敗してしまいました。決算の結果が悪く、あれあれという間(ま)に下落していきました。またお金が溶けてなくなりました。がっかり。(その後回復しています。急落した時には、全治3か月ぐらいで回復すると思ったほうがいいと学びました)
37 サンゲツ 2849円→3125円 276円↑ (9.6%上昇) 自宅を建てたときに利用した会社で、壁紙とかカーテンとかの購入をしました。名古屋市西区にある本社を訪れて中を見学して注文を出しました。ちゃんとした会社だという印象があります。株式取引での難点は、売り買いの出来高が少ないことだと感じました。  

Posted by 熊太郎 at 06:41Comments(0)TrackBack(0)株式投資