2025年05月02日
しあわせは食べて寝て待て 第4話と第5話 NHKドラマ10
しあわせは食べて寝て待て NHKドラマ10 火曜日夜10時のドラマ 全9話
第4話と第5話の感想です。
原作漫画:しあわせは食べて寝て待て 全5巻 水凪トリ(みずなぎ・とり) 秋田書店
俳優:
桜井ユキ:麦巻さとこ。膠原病患者(こうげんびょう。映像では、『シェーグレン症候群』という病名が見えました。自己免疫疾患。体がだるい。微熱。関節がはれる、痛む)
現在は、週4日デザイン事務所でパート。独身38歳。病気(膠原病)で大企業を退職して小さなデザイン事務所に転職した。ひとり暮らし。家賃が更新で高くなる賃貸マンションから、家賃が安い公団団地に引っ越した。
加賀まりこ:美山鈴(みやま・すず)。団地で、麦巻さとこの隣人。90歳高齢者。彼女の同居人として、薬膳に詳しい若い男が居候している。そのふたりの関係は他人
宮沢氷魚(みやざわ・ひお):羽白司(はねしろ・つかさ)。薬膳に詳しい若い男。加賀まりこ宅の同居人
土居志央梨(どい・しおり):高麗さん(こうらいさん)という絵描きの役です。
目白弓(めじろ・ゆみ):女子高生。麦巻さとこの副業である部屋貸しの利用者。受験生だが、団地の部屋が狭く、家族が受験勉強に協力してくれない。とくに父親がばかおやじで、大きな声でテレビをつけてねっころがって大笑いしている。母親も弟も非協力的で、本人はふさぎこんでいる。本人は、関西の大学に進学したい。そんな家を出たい。出たらもう帰ってきたくないでしょう。
(第4話の感想です)
平和です。土居志央梨さんの登場です。
絵を描いている。団地に引っ越してきました。
パンチ力はないけれど、じわーっと心があたたまってくるドラマです。
今回は、麦巻さとこさんの毎月の収入が少ないので、女子高生に1時間400円で部屋貸しをするお話です。
薬膳がらみのお料理は、ざるそば、てんぷら(カボチャ、鶏肉(とりにく)、サツマイモ、マイタケ、レンコン)、栗、とろろ、キノコ、黒豆、はと麦茶などが出てきました。
名言の趣旨として、『とろろで(食べ物です)、へこんだ気持ちをもちこたえる。できない自分を、これでいいと認める』、『「もう死んでしまいたい」のうしろに、(な~んて、うそだよーー)という言葉を付け加える』
なんだか、カウンセリング番組を見ているようでもあります。
元気のない人に、少しずつ人が寄ってきます。集まってきます。元気がない人を、励ますためです。
歴史に詳しいデザイン事務所の若い女性社員さんから、大村益次郎のお話が出ました。
奥山葵(おくやま・あおい):巴沢千春(ともえざわ・ちはる)の役
大村益次郎:江戸時代幕末期の政治家、軍人、医師。1869年(明治2年)44歳没。戊辰戦争で活躍した。(ぼしんせんそう:新政府軍VS旧江戸幕府軍。大村益次郎は、新政府軍)。大村益次郎は、日本陸軍の基礎をつくった。大村益次郎は、大阪で襲われて暗殺された。東京にある靖国神社に大村益次郎の大きな銅像が立っています。
(第5話の感想です)
あいかわらずおだやかで静かです。
元気がない麦巻さんです。
麦巻さんを見ていて、まじめな人だなーと思います。
司くん(つかさくん)と麦巻さんが、山で話をします。麦巻さんにとっての、『冒険』です。
司くんの独身主義が披露されます。司の結婚について自身が消極的な理由が、過去の自分の家族との思い出話(祖母と母親を介護した話)とつなげながら麦巻に説明があります。
司の父親は、司が生まれて、蒸発してしまった。父親は、家族を背負うのが重荷だったのだろう。司は最近その父親の気持ちがわかるようになった。深い考察があります。
司は、自由な立場でいたい。ひとりでいたい。
麦巻さんに、ちょっぴり失意があります。麦巻さんは、司との恋を期待していたようです。
そのあと、麦巻さんが、実母とうまくいっていないようすが映像に出ます。
栗を食べると元気になれる。
牡蠣(かき)は不安をやわらげる。
柿はおなかを冷やす。だけど、甘い干し柿は、気持ちをほぐしてくれる。甘いものは、気持ちをほぐしてくれる。
上品な流れのドラマです。安心します。ドラマの流れに、味わいがあります。
大学受験の勉強をしたいけれど、公団住宅の部屋は狭い。父親は、娘の受験勉強に協力的ではない。母親は、父親にはむかえない。弟は口うるさい。こんな家、早く出ていきたい。麦巻さんの貸し部屋を利用したい女子高生弓(ゆみ)の気持ちです。
最後のほうで、『受け売り』の交換会みたいな会話のキャッチボールがありました。司と麦巻さんの会話です。じょうずにできた脚本です。
第4話と第5話の感想です。
原作漫画:しあわせは食べて寝て待て 全5巻 水凪トリ(みずなぎ・とり) 秋田書店
俳優:
桜井ユキ:麦巻さとこ。膠原病患者(こうげんびょう。映像では、『シェーグレン症候群』という病名が見えました。自己免疫疾患。体がだるい。微熱。関節がはれる、痛む)
現在は、週4日デザイン事務所でパート。独身38歳。病気(膠原病)で大企業を退職して小さなデザイン事務所に転職した。ひとり暮らし。家賃が更新で高くなる賃貸マンションから、家賃が安い公団団地に引っ越した。
加賀まりこ:美山鈴(みやま・すず)。団地で、麦巻さとこの隣人。90歳高齢者。彼女の同居人として、薬膳に詳しい若い男が居候している。そのふたりの関係は他人
宮沢氷魚(みやざわ・ひお):羽白司(はねしろ・つかさ)。薬膳に詳しい若い男。加賀まりこ宅の同居人
土居志央梨(どい・しおり):高麗さん(こうらいさん)という絵描きの役です。
目白弓(めじろ・ゆみ):女子高生。麦巻さとこの副業である部屋貸しの利用者。受験生だが、団地の部屋が狭く、家族が受験勉強に協力してくれない。とくに父親がばかおやじで、大きな声でテレビをつけてねっころがって大笑いしている。母親も弟も非協力的で、本人はふさぎこんでいる。本人は、関西の大学に進学したい。そんな家を出たい。出たらもう帰ってきたくないでしょう。
(第4話の感想です)
平和です。土居志央梨さんの登場です。
絵を描いている。団地に引っ越してきました。
パンチ力はないけれど、じわーっと心があたたまってくるドラマです。
今回は、麦巻さとこさんの毎月の収入が少ないので、女子高生に1時間400円で部屋貸しをするお話です。
薬膳がらみのお料理は、ざるそば、てんぷら(カボチャ、鶏肉(とりにく)、サツマイモ、マイタケ、レンコン)、栗、とろろ、キノコ、黒豆、はと麦茶などが出てきました。
名言の趣旨として、『とろろで(食べ物です)、へこんだ気持ちをもちこたえる。できない自分を、これでいいと認める』、『「もう死んでしまいたい」のうしろに、(な~んて、うそだよーー)という言葉を付け加える』
なんだか、カウンセリング番組を見ているようでもあります。
元気のない人に、少しずつ人が寄ってきます。集まってきます。元気がない人を、励ますためです。
歴史に詳しいデザイン事務所の若い女性社員さんから、大村益次郎のお話が出ました。
奥山葵(おくやま・あおい):巴沢千春(ともえざわ・ちはる)の役
大村益次郎:江戸時代幕末期の政治家、軍人、医師。1869年(明治2年)44歳没。戊辰戦争で活躍した。(ぼしんせんそう:新政府軍VS旧江戸幕府軍。大村益次郎は、新政府軍)。大村益次郎は、日本陸軍の基礎をつくった。大村益次郎は、大阪で襲われて暗殺された。東京にある靖国神社に大村益次郎の大きな銅像が立っています。
(第5話の感想です)
あいかわらずおだやかで静かです。
元気がない麦巻さんです。
麦巻さんを見ていて、まじめな人だなーと思います。
司くん(つかさくん)と麦巻さんが、山で話をします。麦巻さんにとっての、『冒険』です。
司くんの独身主義が披露されます。司の結婚について自身が消極的な理由が、過去の自分の家族との思い出話(祖母と母親を介護した話)とつなげながら麦巻に説明があります。
司の父親は、司が生まれて、蒸発してしまった。父親は、家族を背負うのが重荷だったのだろう。司は最近その父親の気持ちがわかるようになった。深い考察があります。
司は、自由な立場でいたい。ひとりでいたい。
麦巻さんに、ちょっぴり失意があります。麦巻さんは、司との恋を期待していたようです。
そのあと、麦巻さんが、実母とうまくいっていないようすが映像に出ます。
栗を食べると元気になれる。
牡蠣(かき)は不安をやわらげる。
柿はおなかを冷やす。だけど、甘い干し柿は、気持ちをほぐしてくれる。甘いものは、気持ちをほぐしてくれる。
上品な流れのドラマです。安心します。ドラマの流れに、味わいがあります。
大学受験の勉強をしたいけれど、公団住宅の部屋は狭い。父親は、娘の受験勉強に協力的ではない。母親は、父親にはむかえない。弟は口うるさい。こんな家、早く出ていきたい。麦巻さんの貸し部屋を利用したい女子高生弓(ゆみ)の気持ちです。
最後のほうで、『受け売り』の交換会みたいな会話のキャッチボールがありました。司と麦巻さんの会話です。じょうずにできた脚本です。