2025年05月18日
しあわせは食べて寝て待て 第6話と第7話
しあわせは食べて寝て待て NHKドラマ10 火曜日夜10時のドラマ 第6話と第7話の感想です。
原作漫画:しあわせは食べて寝て待て 全5巻 水凪トリ(みずなぎ・とり) 秋田書店
俳優:
桜井ユキ:麦巻さとこ。膠原病患者(こうげんびょう。映像では、『シェーグレン症候群』という病名が見えました。自己免疫疾患。体がだるい。微熱。関節がはれる、痛む)
現在は、週4日デザイン事務所でパート。独身38歳。病気(膠原病)で大企業を退職して小さなデザイン事務所に転職した。ひとり暮らし。家賃が更新で高くなる賃貸マンションから、家賃が安い公団団地に引っ越した。
加賀まりこ:美山鈴(みやま・すず)。団地で、麦巻さとこの隣人。90歳高齢者。彼女の同居人として、薬膳に詳しい若い男が居候している。そのふたりの関係は他人
宮沢氷魚(みやざわ・ひお):羽白司(はねしろ・つかさ)。薬膳に詳しい若い男。加賀まりこ宅の同居人
土居志央梨(どい・しおり):高麗さん(こうらいさん)という絵描きの役です。
中山ひなの:目白弓(めじろ・ゆみ)。女子高生。麦巻さとこの副業である部屋貸しの利用者。受験生だが、団地の部屋が狭く、家族が受験勉強に協力してくれない。とくに父親がばかおやじで、大きな声でテレビをつけてねっころがって大笑いしている。母親も弟も非協力的で、本人はふさぎこんでいる。本人は、関西の大学に進学したい。そんな家を出たい。出たらもう帰ってきたくないでしょう。
宮崎美子:ネット上の愛称ウズラ(志穂美春子)。料理のダイアリグラム(インスタグラム)をしている。値引き後の安い食材を使ったイタリアンを紹介している。
(第6話の感想です)
キンカン(風邪の予防、のどにいい、美肌効果がある)→大豆ミート(今回の登場人物女性は、あまりお肉を食べたくない人です)→ソイラテ(コーヒーと豆乳(とうにゅう))→キャロットケーキ(にんじんケーキ、疲れ目にいい。脾(ひ。消化吸収ほかの体を整える(ととのえる)機能)に効く(きく))、今回の薬膳がらみのお話は、そんな流れです。ベジタリアンという言葉も出てきます。ベジタリアン:肉や魚を食べない食生活を送る人
地方への移住の話題です。
膠原病(こうげんびょう)である麦巻さとこさんは、健康のために移住を考える。地元自治体が、住居と仕事をあっせんしてくれる。
団地の人たちの日々の暮らしについて、土居志央梨さんが感想を述べます。みんな、ここでがまんしながら生活を送っている。
静かな流れです。
ひきこもり人間である男子(5年間引きこもっていた)と元気のない女子の恋のようなお話があります。
ふたりとも生活に疲れているようです。
不思議な雰囲気のドラマです。
いろいろありますが、団地内の人間関係がうまくいっているので、移住話は積極的には運びません。
次回予告では、1年後のこととして、みんな1年後もその団地にいます。大規模改修の話が出るようです。
(第7話の感想です)
家庭環境がイヤで、合法的な家出みたいにして、関西の大学を受験して合格して、団地を去っていく女子高生がいます。やっと出ていけるという女子高生の声があります。主人公の麦巻さとこさんの部屋を受験勉強のために借りていた目白弓です。
家を出たらもう帰ってこないような決心があったのですが、麦巻さとこに会うために、また帰ってくるそうです。そして、引っ越しを考えていた麦巻さとこの気持ちに変化が生まれます。美山鈴がさとこに(分譲の)部屋を譲ってくれることになりました。されど、ラストで、美山鈴の娘が現れて、そんな話は、自分は聞いていないというところで終わりました。
登場人物がせいぞろいして食事会です。なごやかでいい感じでした。
麦巻さと子・むぎまきさとこ(桜井ユキ)、美山鈴みやま・すず(加賀まりこ)、羽白司みょうじの読み方がわかりませんが、劇中では、「つかさ」と呼ばれています。(宮沢氷魚みやざわ・ひお)、青葉乙女(田畑智子)、唐圭一郎から・けいちろう(福士誠治)、反橋りく、そりはし・りく(北乃きい)、八つ頭仁志やつがしらひとし(西山潤)
会話がちゃんとしています。当たり前の流れがいい。
スーパーヒーローは出てこないドラマです。
先日ニュース番組で、劇作家の三谷幸喜さん(みたにこうきさん)が、自分は野球をあまり知らない。勝ち負けを決めるものは見たくない。自分はいつも、負けた方の気持ちを考えるタイプだから(見ると)元気がなくなってしまうからというようなことを言われていました。
まさに、こちらのドラマがそのパターンで、勝ち負けを決める内容のドラマではありません。
ここにいれば、なんとかなるという内容のドラマです。胸にじわーっと広がる幸福感があります。今の時代に、人に何が求められているかという提示がある作品です。
ここには、『平和』があります。対立とか、競い合いはありません。
料理とか食材は、スーパーの整理品で安価なトビウオ(半額)、天然のタイ(アラ:さばいたあとの頭、骨、ヒレ、尾、カマ(エラから胸ヒレ)など)、タケノコ、キンモクセイのお茶(目の疲れにいい)、クコの実、ツクシ(デトックス効果。毒素や老廃物を体の外に出す)、ヨモギ(血の巡りを良くする。関節の痛みにきく)などが出てきました。
公団住宅の大規模修繕の話とか、宮崎美子さん(ハンドル名ウズラ)のダイアリグラム(インスタグラムのことらしいです)とかの話が出ました。宮崎美子さんは、スーパーの整理品で見事なイタリアンをつくるインスタをやっていて、アンチコメントをもらってうつ病になって通院服薬をしていた時期があるそうです。利害関係もないのに、他人を攻撃する人がいます。批判です。ネットの言葉はキツイ。
宮崎美子さんは、離婚後ひとり暮らしになって、24時間を使える喜びを手に入れたそうです。宮崎美子さんは、ひとりでいることを哀れと(あわれと)思われたくない。自分はけして哀れではないと主張します。
少量の料理をゆっくり味わいながら食べます。わたしは、大量の料理をいっきに食らう(くらう)タイプなので、恐縮します。きょうしゅく:身も縮まるほどおそれいる。
原作漫画:しあわせは食べて寝て待て 全5巻 水凪トリ(みずなぎ・とり) 秋田書店
俳優:
桜井ユキ:麦巻さとこ。膠原病患者(こうげんびょう。映像では、『シェーグレン症候群』という病名が見えました。自己免疫疾患。体がだるい。微熱。関節がはれる、痛む)
現在は、週4日デザイン事務所でパート。独身38歳。病気(膠原病)で大企業を退職して小さなデザイン事務所に転職した。ひとり暮らし。家賃が更新で高くなる賃貸マンションから、家賃が安い公団団地に引っ越した。
加賀まりこ:美山鈴(みやま・すず)。団地で、麦巻さとこの隣人。90歳高齢者。彼女の同居人として、薬膳に詳しい若い男が居候している。そのふたりの関係は他人
宮沢氷魚(みやざわ・ひお):羽白司(はねしろ・つかさ)。薬膳に詳しい若い男。加賀まりこ宅の同居人
土居志央梨(どい・しおり):高麗さん(こうらいさん)という絵描きの役です。
中山ひなの:目白弓(めじろ・ゆみ)。女子高生。麦巻さとこの副業である部屋貸しの利用者。受験生だが、団地の部屋が狭く、家族が受験勉強に協力してくれない。とくに父親がばかおやじで、大きな声でテレビをつけてねっころがって大笑いしている。母親も弟も非協力的で、本人はふさぎこんでいる。本人は、関西の大学に進学したい。そんな家を出たい。出たらもう帰ってきたくないでしょう。
宮崎美子:ネット上の愛称ウズラ(志穂美春子)。料理のダイアリグラム(インスタグラム)をしている。値引き後の安い食材を使ったイタリアンを紹介している。
(第6話の感想です)
キンカン(風邪の予防、のどにいい、美肌効果がある)→大豆ミート(今回の登場人物女性は、あまりお肉を食べたくない人です)→ソイラテ(コーヒーと豆乳(とうにゅう))→キャロットケーキ(にんじんケーキ、疲れ目にいい。脾(ひ。消化吸収ほかの体を整える(ととのえる)機能)に効く(きく))、今回の薬膳がらみのお話は、そんな流れです。ベジタリアンという言葉も出てきます。ベジタリアン:肉や魚を食べない食生活を送る人
地方への移住の話題です。
膠原病(こうげんびょう)である麦巻さとこさんは、健康のために移住を考える。地元自治体が、住居と仕事をあっせんしてくれる。
団地の人たちの日々の暮らしについて、土居志央梨さんが感想を述べます。みんな、ここでがまんしながら生活を送っている。
静かな流れです。
ひきこもり人間である男子(5年間引きこもっていた)と元気のない女子の恋のようなお話があります。
ふたりとも生活に疲れているようです。
不思議な雰囲気のドラマです。
いろいろありますが、団地内の人間関係がうまくいっているので、移住話は積極的には運びません。
次回予告では、1年後のこととして、みんな1年後もその団地にいます。大規模改修の話が出るようです。
(第7話の感想です)
家庭環境がイヤで、合法的な家出みたいにして、関西の大学を受験して合格して、団地を去っていく女子高生がいます。やっと出ていけるという女子高生の声があります。主人公の麦巻さとこさんの部屋を受験勉強のために借りていた目白弓です。
家を出たらもう帰ってこないような決心があったのですが、麦巻さとこに会うために、また帰ってくるそうです。そして、引っ越しを考えていた麦巻さとこの気持ちに変化が生まれます。美山鈴がさとこに(分譲の)部屋を譲ってくれることになりました。されど、ラストで、美山鈴の娘が現れて、そんな話は、自分は聞いていないというところで終わりました。
登場人物がせいぞろいして食事会です。なごやかでいい感じでした。
麦巻さと子・むぎまきさとこ(桜井ユキ)、美山鈴みやま・すず(加賀まりこ)、羽白司みょうじの読み方がわかりませんが、劇中では、「つかさ」と呼ばれています。(宮沢氷魚みやざわ・ひお)、青葉乙女(田畑智子)、唐圭一郎から・けいちろう(福士誠治)、反橋りく、そりはし・りく(北乃きい)、八つ頭仁志やつがしらひとし(西山潤)
会話がちゃんとしています。当たり前の流れがいい。
スーパーヒーローは出てこないドラマです。
先日ニュース番組で、劇作家の三谷幸喜さん(みたにこうきさん)が、自分は野球をあまり知らない。勝ち負けを決めるものは見たくない。自分はいつも、負けた方の気持ちを考えるタイプだから(見ると)元気がなくなってしまうからというようなことを言われていました。
まさに、こちらのドラマがそのパターンで、勝ち負けを決める内容のドラマではありません。
ここにいれば、なんとかなるという内容のドラマです。胸にじわーっと広がる幸福感があります。今の時代に、人に何が求められているかという提示がある作品です。
ここには、『平和』があります。対立とか、競い合いはありません。
料理とか食材は、スーパーの整理品で安価なトビウオ(半額)、天然のタイ(アラ:さばいたあとの頭、骨、ヒレ、尾、カマ(エラから胸ヒレ)など)、タケノコ、キンモクセイのお茶(目の疲れにいい)、クコの実、ツクシ(デトックス効果。毒素や老廃物を体の外に出す)、ヨモギ(血の巡りを良くする。関節の痛みにきく)などが出てきました。
公団住宅の大規模修繕の話とか、宮崎美子さん(ハンドル名ウズラ)のダイアリグラム(インスタグラムのことらしいです)とかの話が出ました。宮崎美子さんは、スーパーの整理品で見事なイタリアンをつくるインスタをやっていて、アンチコメントをもらってうつ病になって通院服薬をしていた時期があるそうです。利害関係もないのに、他人を攻撃する人がいます。批判です。ネットの言葉はキツイ。
宮崎美子さんは、離婚後ひとり暮らしになって、24時間を使える喜びを手に入れたそうです。宮崎美子さんは、ひとりでいることを哀れと(あわれと)思われたくない。自分はけして哀れではないと主張します。
少量の料理をゆっくり味わいながら食べます。わたしは、大量の料理をいっきに食らう(くらう)タイプなので、恐縮します。きょうしゅく:身も縮まるほどおそれいる。