2012年12月28日

ALWAYS 三丁目の夕日’64 映画

ALWAYS 三丁目の夕日’64 映画 DVD

 歴史事実の時系列順の流れがあって、親と子どもの気持ちのすれ違いが描かれた映画です。そこにろくさん(堀北真希さん)の結婚話がからんできます。
 責任感がありすぎるぐらいの個性的なおとなの群像が登場します。出世と庶民の暮らしを比較しながら世の中の厳しさを浮かび上がらせ、今ではまぼろしとなった徒弟制度、従業員は家族という意識が再現されます。まじめ過ぎて、各自のがんこさに涙があふれます。
 薬師丸ひろ子さんのセリフ「時間の経つのは早い」には共感しました。一週間ほど前、結婚式で娘を送り出しました。今頃は、新婚旅行先のパリで、ベルサイユ宮殿を見学しているでしょう。
 冒頭、テレビの搬入シーンがあります。茶川家には白黒テレビ、鈴木オートにはカラーテレビです。64年当時、カラーテレビはまだ田舎では普及していませんでした。70年代後半に自分が就職して、ボーナスで購入したのはやっぱり白黒テレビでした。いいつかみです。そして、昔の風景の再現はあいかわらず素晴らしい。
 内容は、新鮮味が薄れることによって、前作、前々作と比較すると力が弱く感じますが、秀作であることに変わりはありません。マンネリになってもよいから数年に1回ペースで製作は続けてほしい。
 医師の世界、修理屋の世界、小説家の世界、自分で自分の道を選択する。周囲が反対する。茶川が放つ伏線のセリフは見事でした。
 背景に流れるピアノ演奏が心地良い。


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