2012年12月26日

スペック天 映画

スペック天 映画 DVD

 映画館へ観にいくつもりだったのですが、都合がつかず観そこねて、DVDで観ました。笑いの連続というキャッチコピーにひかれたのですが、笑えませんでした。
 意味がよくわからない。超能力をもつ犯罪者がいて、男女ふたりの警察官が犯罪阻止のために犯罪者に挑んでいくという設定です。SPEC(スペック)の意味は通常、「明細書」とか「仕様書」、「性能」の意味だと思うのですが、この映画では、犯罪を企図する犯罪者の特殊能力を指すようにも、その者に対してゆく警察職員の能力を指すようにも解釈できます。
 「時間を止める」、「ギョーザ」、「憑依(ひょうい、のりうつる)」、「冷凍ミイラ」などのシーンと昔はやった流行語のパロディ(原作をこっけいに変化させる)が続きます。
 わたしにはあわない作品でした。クローン人間を「悪」としてとらえることには抵抗があります。洋画・米国小説「わたしの中のあなた」では、姉の命を救うためにつくられたクローンの妹アナ13歳が母親を裁判で訴えます。彼女は姉への臓器提供のためにつくられ、生後たびたび内臓の一部を姉に提供し続けて思春期を迎えたのです。スペック映画がつまらなかったので話が脱線しました。


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