2012年02月24日
宮本武蔵決闘般若坂 映画 ケーブルTV録画
宮本武蔵決闘般若坂(はんにゃざか) 映画 ケーブルTV録画
片岡千恵蔵という人がどんな人だったのかを知りたくて観ました。鬼瓦のような顔をした威圧感のある人ということが予想でした。顔の輪郭は鬼瓦のようでしたが、ふくよかで若くて怖い感じはしませんでした。威圧感のようなものがありますが、それは怖れを抱くものではなく重厚な存在感でした。手のひらや二の腕はそれほど大きくなく腕力タイプで押す人ではありません。
般若坂というのは京都府と奈良県をつなぐ峠道です。行ったことはありませんが柳生の里とか、行ったことがある伊賀路が登場人物たちの口から出てきます。
関が原の合戦後まもなくの様子で、時代は1600年過ぎです。仇討ち(かたきうち)がテーマになっています。仇を討(う)たれるのが、宮本武蔵なのですが、彼に殺されたとされる又八なる人物は生きています。
1953年の白黒映画です。白黒ですが、流れる川面のきらめきが美しい。プツプツという音声が雑音として入りますが風情があります。昔の人はこういう生活をしていたのかと感心しました。祈祷シーンでは、はちまきを使って頭に2本のろうそくを巻き、ろうそくを鬼の角(つの)のように仕立てています。下駄は1本歯です。
片岡千恵蔵さんの立ち居振る舞いはドリフターズを始めとしたコメディアンたちの笑いを誘う演技に生かされています。子どもの遊びっぽく、忍者ごっこのようでもあります。人斬り(ひときり)シーンで、血は出ませんし音も出ません。残酷さはありません。なにもかもが今の時代からながめると独創的な映像です。あかちゃんのいるおかあさんが武器である草刈鎌(かま、農具)を振り回わしたり、赤子(あかご、あかちゃん)をおんぶして武蔵を殺そうと向かっていったりします。馬の走りも勇壮です。気に入った武蔵のセリフです。「斬るか斬られるかは試してみないとわかりゃーせん。許せ。これが男の道だ。」みたいな発言でした。背景に流れる音楽はオーケストラの生演奏を録音したものでしょう。迫力がありました。
片岡千恵蔵という人がどんな人だったのかを知りたくて観ました。鬼瓦のような顔をした威圧感のある人ということが予想でした。顔の輪郭は鬼瓦のようでしたが、ふくよかで若くて怖い感じはしませんでした。威圧感のようなものがありますが、それは怖れを抱くものではなく重厚な存在感でした。手のひらや二の腕はそれほど大きくなく腕力タイプで押す人ではありません。
般若坂というのは京都府と奈良県をつなぐ峠道です。行ったことはありませんが柳生の里とか、行ったことがある伊賀路が登場人物たちの口から出てきます。
関が原の合戦後まもなくの様子で、時代は1600年過ぎです。仇討ち(かたきうち)がテーマになっています。仇を討(う)たれるのが、宮本武蔵なのですが、彼に殺されたとされる又八なる人物は生きています。
1953年の白黒映画です。白黒ですが、流れる川面のきらめきが美しい。プツプツという音声が雑音として入りますが風情があります。昔の人はこういう生活をしていたのかと感心しました。祈祷シーンでは、はちまきを使って頭に2本のろうそくを巻き、ろうそくを鬼の角(つの)のように仕立てています。下駄は1本歯です。
片岡千恵蔵さんの立ち居振る舞いはドリフターズを始めとしたコメディアンたちの笑いを誘う演技に生かされています。子どもの遊びっぽく、忍者ごっこのようでもあります。人斬り(ひときり)シーンで、血は出ませんし音も出ません。残酷さはありません。なにもかもが今の時代からながめると独創的な映像です。あかちゃんのいるおかあさんが武器である草刈鎌(かま、農具)を振り回わしたり、赤子(あかご、あかちゃん)をおんぶして武蔵を殺そうと向かっていったりします。馬の走りも勇壮です。気に入った武蔵のセリフです。「斬るか斬られるかは試してみないとわかりゃーせん。許せ。これが男の道だ。」みたいな発言でした。背景に流れる音楽はオーケストラの生演奏を録音したものでしょう。迫力がありました。
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