2010年01月01日

分県地図静岡県昭文社富士山見学と浜名湖の夕日

分県地図静岡県 昭文社 富士山見学と浜名湖の夕日(ゆうひ)

 12月のとある日に、富士山を見たくなりました。ということで、いつものように地図を手に入れました。インターネットで、富士山がよく見える場所を検索しましたが、これだというものにぶつかりませんでした。
 地図とにらめっこをしながら、名古屋市からできるだけ短い距離で富士山を見ることができる場所を探します。交通手段は自家用車です。
 候補は地図の裏面にある観光ガイドから選びました。第1候補は、「富士山本宮浅間大社(ふじさんほんぐうせんげんたいしゃ)片道3時間ぐらいかかりそうです。第2候補が三保松原(みほのまつばら)2時間半ぐらいです。第3候補が「御前崎」富士山が見えるのかどうかはわかりません。こちらも2時間半ぐらいかかります。ガイド案内文を読んでいるうちに「浜岡砂丘」も見たくなりました。さて、どういうコースどりにしようか。迷います。(以下後日)

(その後)
 地図裏面の観光ガイドにある「薩た峠(さったとうげ)」がいいのではないかと検討しましたが、道路幅員の狭さや駐車スペースの狭さから断念しました。それから砂丘見学はいろいろ調べて考えた末、延期することにしました。

(三保松原(みほのまつばら)静岡市清水区)



訪れたのは、昨日、大晦日(おおみそか)でした。真正面に富士山があるのですが、肝心の頂上付近が見えません。昨日の天気予報は、静岡県は晴れでしたが、愛知県は午後6時頃から雪でした。雪が降り出すまでに帰宅したい。30分ぐらい雲がなくなるのを待っていましたが、左から雲が流れてくるばかりで頂上は見えませんでした。雲さんのいじわる。
(日本平(にほんだいら)静岡市清水区)



車で移動して、駿河湾に面した海側から久能山東照宮(くのうざんとうしょうぐう)の長くて急なつづらおりの階段を息を切らしてのぼり、さらにロープウェイで日本平に上がって、展望台までたどりつきましたが、やっぱり、頂上付近が見えません。いまいちだった自分のこの1年を象徴するようでがっかりしました。ここでも30分ぐらい雲が消えるのを待ちましたが雲は消えてくれませんでした。あきらめました。しかし、このあと登呂遺跡に寄って、帰路につくため静岡インターに入ったところ、本線につながる誘導路で、ほんの3秒間程度、瞬間的でしたが正面に富士山が大きくくっきりと見えました。頂上付近はまだ若干雲をかぶっていましたが、がっかりしていたので、たいへん感激しました。夢はあきらめたときにかないます。そんなわけで、その写真はありません。

静岡県にさよならすべく、浜名湖サービスエリアで休憩をしたところ、ちょうど夕日が沈む時刻でした。



左の鐘は恋人なんとかで、ふたりが愛を誓うためにならすのでしょう。



わたしは勝手に、左の鐘は、「除夜の鐘」ということにして、右の夕陽は元旦の朝日ということにしました。自分の都合のいいように解釈しながら、新しい1年をなんとかのりきろうと、その朝日に手をあわせたのでした。

このあと愛知県に抜けるトンネルをくぐると雪が降り出し、家に着くころは吹雪でした。どうも雪は、赤石山脈(南アルプス)でせき止められているようです。

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