2025年01月23日

名もなき世界のエンドロール 邦画

名もなき世界のエンドロール 2021年(令和3年) 邦画 1時間40分 動画配信サービス

監督:佐藤祐市
俳優:岩田剛典(いわた・たかのり)、新田真剣佑(あらた・まっけんゆう)、山田杏奈(やまだ・あんな)、中村アン

 原作小説は読み終えました。(前日のブログに感想を載せておきました)
 『名もなき世界のエンドロール 行成薫(ゆきなり・かおる 男性) 集英社文庫』です。
 10日間ぐらいかけて読んだ本を、映画では、1時間40分で観ます。

 小説とは反対で、映画での冒頭シーンは、小説のラストシーンのはしり(始まりの部分)からスタートです。映像は途中で切れて、過去へと戻ります。三人ともまだ中学生です。

 『ドッキリ』を強調します。
 『プロポーズ大作戦』です。結婚ではありません。にっくき相手を殺害するのです。

 コーラ爆弾のエピソードです。おもしろい。
 担任女教師の楠田(クスダ)先生は、クソダ先生です。
 三人の友情がなかなかいい感じです。三人とも親がいません。

 小説を読んだので、内容はわかっています。小説の文章に沿いながら、ドラマは進行していきます。
 演者の演技を観察する映画鑑賞です。
 キダくんは、タバコばっかり吸っていますなあ。(禁煙しましょう)

 川畑洋行:輸入代行業。横浜にある。裏社会と通じている。殺し屋とか、交渉屋がいる。

 ファミリーレストランのナポリタンにこだわりがあります。

 おとなの世界ですから、『お金』の世界があります。
 4000万円の札束(さつたば)と、4500万円で売り買いする会社(会社の価値が4500万円)の話が出ます。

 うんこをもらして、人生が終わった若い男性がいます。
 完璧主義者は、欠陥品だそうです。

 復讐劇です。

 冬の空に打ち上げ花火です。
 (クリスマスの夜の爆破につながります)
 パパと(実父)花火をしたことがヨッチのいい思い出です。

 チーム『みなしご』か。
 強烈なものがあります。

 『さびしい』と『さみしい』は、ちがう。
 『だれかになにかを伝えるってむずかしい』
 脳みその中にあることを言葉に変えて、相手に伝えることを学ばないと、自分の気持ちが相手には伝わりません。

 神さま、そして宗教、雨が降っています。

 ああ…… ヨッチは、マコトよりもキダちゃんのほうが好きだった。キダちゃんのプロポーズは、出遅れだった。(こういう場合、最初の結婚する約束を破棄して、次のプロポーズを受けるということはできると思うのですが、まあ、この物語の中では無理なのでしょう)

 リサというバカ女がいます。
 リサに、小さな幸せを奪われた。
 奪った人間とその関係者たちは、のうのうと今を生きている。(のうのう:心配なくのんびりと)
 悪人たちを許せなかった男ふたりです。
 友情物語であり、愛情物語です。
 
 後半は、かなり冒険をする映像です。
 ヨッチに渡すはずだった婚約指輪、ヨッチを死に至らしめたスポーツカーのヘッドライトの破片
 写真に写っているのは、『オレと親友と犬だ』(ヨッチは、犬じゃない)
 うらみは深い。
 権力者たちは、情報管理、情報統制をする。
 悪人たちがいます。
 臭いものにフタをする。
 あったはずの事故を、なかったことにする。
 『権力ってすごいなあ』(国会議員の力で、庶民の生活がつぶされていった)
 世の中には、ウソつき人間がいます。
 ヨッチの存在を地球上から消す。
 だから、ヨッチが今の時代に確かに存在していたということをアピール(主張)する。

 キーワードは、『押しボタン』です。
 
 暗い映画でした。

 最後は、小説に書いてあったとおりで、『ポケット』というものでした。

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t156237
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい