2022年10月14日
ほしじいたけ ほしばあたけ 石川基子
ほしじいたけ ほしばあたけ 石川基子 講談社
おもしろかった。いい絵本です。
今年読んで良かった一冊です。
意外性がありました。
(1回目の本読み)
文章は読まずに、目で絵だけを追いかけて、内容を推理しながら読みます。
しわしわの老齢しいたけです。
おじいさんもおばあさんもかなりのお年寄りに見えます。
うーむ。80歳はとっくに過ぎているような年齢に見えるしいたけの老齢者です。
最初のページは、のどかな雰囲気です。
しいたけふたりのシワばかりが目に入ってきます。
次のページは、若いキノコたちの絵です。
暴れているようにも見えます。
乱暴な不良にも見えます。
なまけもののようにも見えます。(事実は、違っていました。2回目の本読みで確認です)
お年寄りふたりのしいたけをまんなかに置いて、みんなで話し合いをしているような絵です。
しいたけおじいさんが、山へ柴刈り(しばかり。たぎきにする小枝を集める)に来ています。
桃太郎の民話を思い出しました。おじいさんは、しばかりに。おばあさんは、川へせんたくにです。
崖(がけ)のふちに若いキノコがいます。
エノキじゃなく、シメジじゃなく、なんだったっけ(キノコの名前が出てきません)
絵を見ると、崖の下のほうに何かが落ちているようです。
おじいさんしいたけが、崖からジャーンプして、下へ飛び降りました。
崖の下でけがをしている赤キノコを救出しに来たのか。
おじいさんしいたけが、わかい赤キノコをおんぶします(無理でしょ)。
若い人が年寄りをおんぶするのが普通ですから反対です。
ふたりは、崖を登ることができません。
ページをめくりました。
おもしろーい。
すばらしい!
いいなあ、この絵本。
今度会う、ちびっこにもっていこう!(この部分を書いたあと、この絵本を親戚のちびっこにプレゼントしました)
いい絵本でした。
(2回目の本読み)
しいたけの絵が、お菓子『きのこの山』のチョコレート菓子のように見えないこともない。
絵本では、この場所は『ほだぎのさと』と記されています。
ほだぎ:しいたけを栽培するときに種菌(たねきん)を付ける原木。シイ、クリ、クヌギなど。
ふたりが好きなことは『ひなたぼっこ』だそうです。
このページを見ていたら、自分の母方ひいおばあさんを思い出しました。
94歳で亡くなりました。
庭に置いた椅子の上で、ひなたぼっこをしている姿のままで、夕方になって、ごはんだよと呼んでも返事がないので、見に行ったら眠るように亡くなっていました。
自分は中学一年生でした。そのように自分も逝きたい(いきたい)。あやかりたい。
1回目の本読みではわからなかったきのこの種類がわかりました。
『タマゴタケ』『オオワライタケ』『ホウキタケ』『ヌメリイグチ』『キヌガサタケ』初めて聞く名前ばかりです。
ちびっこには、ちょっとむずかしいことばづかいもありますが、理解できるだろうか。まあ、できなくてもいいか。『きんるいは みな きょうだい……』とあります。
1回目の本読みのときとは、だいぶ、雰囲気が違う内容でした。
ほしじいたけは、乾燥している自分の体が好きみたいです。
乾燥するために薪(たきぎ)を燃やして、自分の体を乾かすのです。
おにごっこをしていたら、タマゴダケが、崖の下に落ちてしまったそうです。(そうだったのか)
なるほど、1回目の本読みの時は、ほしじいたけが、崖を転落するようにジャーンプして飛び降りたと思っていたら、まったく違っていました。反対です。しいたけの頭にある広い帽子の部分(傘の部分)をパラシュートみたいにして、ふわーっと降下して行ったのです。体が乾燥していて軽いから、けがなく、安全に降下できたのです。(なるほど)
どうやって崖をのぼったのか。
ここに書くのはやめておきます。
買うか、借りて、読んでください。
おもしろいですよー
方言がいい。(ほうげん。地方の言葉のなまり。特徴あるイントネーションとか、アクセントとか)
『さあっ、わしに つかまりんさいっ。』四国の方言だろうか。
つかまりんさいは、広島弁ぽい。岡山、山口、島根でも使われていそうです。
ばさまとの夫婦のきずなは強い。
がんばれじさま!
こういう夫婦でありたい。
ばさまが若かったころのニックネームが『かいりきおたけ』だそうです。Goodです。
いいね!です。
お水の力はすばらしい。
(追記:2023年8月)
うちに泊まりに来た親族の小学校低学年のちびっこたちにこの絵本を読んであげました。
わたしが期待したほどはうけませんでした。
なぜだろうかと考えました。
ちびっこたちは、ほししいたけを水につけると水分を含んで、しいたけが元気になることを知りませんでした。ざんねん。
おもしろかった。いい絵本です。
今年読んで良かった一冊です。
意外性がありました。
(1回目の本読み)
文章は読まずに、目で絵だけを追いかけて、内容を推理しながら読みます。
しわしわの老齢しいたけです。
おじいさんもおばあさんもかなりのお年寄りに見えます。
うーむ。80歳はとっくに過ぎているような年齢に見えるしいたけの老齢者です。
最初のページは、のどかな雰囲気です。
しいたけふたりのシワばかりが目に入ってきます。
次のページは、若いキノコたちの絵です。
暴れているようにも見えます。
乱暴な不良にも見えます。
なまけもののようにも見えます。(事実は、違っていました。2回目の本読みで確認です)
お年寄りふたりのしいたけをまんなかに置いて、みんなで話し合いをしているような絵です。
しいたけおじいさんが、山へ柴刈り(しばかり。たぎきにする小枝を集める)に来ています。
桃太郎の民話を思い出しました。おじいさんは、しばかりに。おばあさんは、川へせんたくにです。
崖(がけ)のふちに若いキノコがいます。
エノキじゃなく、シメジじゃなく、なんだったっけ(キノコの名前が出てきません)
絵を見ると、崖の下のほうに何かが落ちているようです。
おじいさんしいたけが、崖からジャーンプして、下へ飛び降りました。
崖の下でけがをしている赤キノコを救出しに来たのか。
おじいさんしいたけが、わかい赤キノコをおんぶします(無理でしょ)。
若い人が年寄りをおんぶするのが普通ですから反対です。
ふたりは、崖を登ることができません。
ページをめくりました。
おもしろーい。
すばらしい!
いいなあ、この絵本。
今度会う、ちびっこにもっていこう!(この部分を書いたあと、この絵本を親戚のちびっこにプレゼントしました)
いい絵本でした。
(2回目の本読み)
しいたけの絵が、お菓子『きのこの山』のチョコレート菓子のように見えないこともない。
絵本では、この場所は『ほだぎのさと』と記されています。
ほだぎ:しいたけを栽培するときに種菌(たねきん)を付ける原木。シイ、クリ、クヌギなど。
ふたりが好きなことは『ひなたぼっこ』だそうです。
このページを見ていたら、自分の母方ひいおばあさんを思い出しました。
94歳で亡くなりました。
庭に置いた椅子の上で、ひなたぼっこをしている姿のままで、夕方になって、ごはんだよと呼んでも返事がないので、見に行ったら眠るように亡くなっていました。
自分は中学一年生でした。そのように自分も逝きたい(いきたい)。あやかりたい。
1回目の本読みではわからなかったきのこの種類がわかりました。
『タマゴタケ』『オオワライタケ』『ホウキタケ』『ヌメリイグチ』『キヌガサタケ』初めて聞く名前ばかりです。
ちびっこには、ちょっとむずかしいことばづかいもありますが、理解できるだろうか。まあ、できなくてもいいか。『きんるいは みな きょうだい……』とあります。
1回目の本読みのときとは、だいぶ、雰囲気が違う内容でした。
ほしじいたけは、乾燥している自分の体が好きみたいです。
乾燥するために薪(たきぎ)を燃やして、自分の体を乾かすのです。
おにごっこをしていたら、タマゴダケが、崖の下に落ちてしまったそうです。(そうだったのか)
なるほど、1回目の本読みの時は、ほしじいたけが、崖を転落するようにジャーンプして飛び降りたと思っていたら、まったく違っていました。反対です。しいたけの頭にある広い帽子の部分(傘の部分)をパラシュートみたいにして、ふわーっと降下して行ったのです。体が乾燥していて軽いから、けがなく、安全に降下できたのです。(なるほど)
どうやって崖をのぼったのか。
ここに書くのはやめておきます。
買うか、借りて、読んでください。
おもしろいですよー
方言がいい。(ほうげん。地方の言葉のなまり。特徴あるイントネーションとか、アクセントとか)
『さあっ、わしに つかまりんさいっ。』四国の方言だろうか。
つかまりんさいは、広島弁ぽい。岡山、山口、島根でも使われていそうです。
ばさまとの夫婦のきずなは強い。
がんばれじさま!
こういう夫婦でありたい。
ばさまが若かったころのニックネームが『かいりきおたけ』だそうです。Goodです。
いいね!です。
お水の力はすばらしい。
(追記:2023年8月)
うちに泊まりに来た親族の小学校低学年のちびっこたちにこの絵本を読んであげました。
わたしが期待したほどはうけませんでした。
なぜだろうかと考えました。
ちびっこたちは、ほししいたけを水につけると水分を含んで、しいたけが元気になることを知りませんでした。ざんねん。
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