2022年08月23日

マスク アメリカ映画 1994年(平成6年)

マスク アメリカ映画 1994年(平成6年) 1時間41分 動画配信サービス

 ほかの方のブログでおもしろい映画ですという情報を得て観ました。
 なかなか良かった。
 終わってみれば、ワンちゃん(犬。お名前は『マイロ』)が主役のムービーでした。

 中身はありませんが、コメディ、娯楽(笑って楽しむ)映画です。
 志村けんさんのバカ殿コントパフォーマンスショーのようでもありました。
 お話は、マンガ雑誌を読むような流れです。
 映像に出てくる衣装ほかの色がきれいでした。

 銀行員スタンリー・イプキンス(ジム・キャリー):優しい人です。お人よし。(人を信じやすく、だまされやすい)
 ほかに数人の銀行員。
 赤いボディスーツ(体にぴったり)の女性。おっぱいの形を見せて男性を魅了する。
 登場人物名は、ティナ・カーライル。銀行の顧客。職業はシンガー(歌手)
 ココ・ボンゴというお店で歌っています。
 あとは、ギャングとか警察職員とか、アパートの家主である年配女性が出てきます。
 少人数での舞台演劇を観ているようでもあります。

 川面(かわも)に、ごみのごとく浮いていた木の樹皮でつくったような緑色の『マスク』を顔に装着すると、だれでも(犬でも)怪人に変われるのです。
 さきざき、犬がマスクをつけるだろうということは、初期の時間帯で予測できました。
 犬が怪犬(かいけん)になります。
 
 変身願望があります。無敵の力を得ることができます。強くなれます。
 マスク=魔法の仮面です。
 どたばた騒ぎのなかで、深く考えると、人間のもつ二面性、二重人格についても表現されています。

 1990年始めの家の中の家具などがなつかしい。
 ぶあついブラウン管テレビがあります。
 89年型シビックという車の名称が出ます。日本のホンダ車のはずです。

 マスクを顔につけると回転します。
 ものすごく何回も回転します。
 回転速度も高速です。
 早すぎて見えません。
 
 ダンスの特殊撮影がおもしろい。
 お金を横取りして使っちゃいましたよというようなシーンは、どこかで耳にしたようなセリフです(コロナ給付金の誤交付(ごこうふ))
 クローゼットの中にお札(おさつ)がいっぱいで、中から大量のお札があふれ出てきます。
 おもしろかったセリフとして『パジャマはお邪魔なパジャマでホンジャマー』
 
 犯人逮捕には懸賞金です。
 5万ドル、いまなら670万円ぐらいです。

 どうやったら仮面がとれるのだろうかと思いながら観ていました。
 両手ではぐようにとるだけでした。
 簡単にとれたので、予想と違っていました。
もっとむずかしいと思っていました。

 昔の日本のチャンバラ映画みたい。
 御用だ!御用だ!(ごようだごようだ)とおおぜいの岡っ引き(おかっぴき。したっぱの人)が、十手をもって(じゅってという小さな棒の形の武器)、御用提灯(ごようちょうちん。夜なので灯り(あかり))ももって、たった一人の盗賊を大量の人員で追いかけます。盗人は(ぬすっと)は、平屋(ひらや)である日本家屋の瓦屋根の上をじょうずに逃げていきます。

 ミュージカルのダンスパフォーマンスショーです。
 精神的なメッセージという中身はないけれど、おもしろい。(娯楽です)
 
 犬は賢い。
 ご主人さまの牢獄抜け(ろうごくぬけ)は、アイデア賞ものでした。
 犬の頭脳が人間の頭脳の上をいきます。
 なかなかやるなあ。
 室内で飼われている犬にしては、よく走ります。なにかしら、不自然でもあります。
 まあ、映画です。
 
 口の中からの銃弾発射はすごい。
 空中を飛ぶ仮面です。
 あんぱーんち(あんぱんまんVSばいきんまん)が、いつの世でも物語づくりのベース(基礎)です。
 善人だけでは物語は始まりません。個性ある優秀な悪人が必要です。

 オーマイドッグ!
 さいごはどうなるのだろう。
 おもしろい。なかなかおもしろい。たいしたものだ。
 凡人の想像を超えている。
 『オレが生きている限り常にオレが一番だ!』

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