2018年01月24日

マウス 村田紗耶香

マウス 村田紗耶香 講談社文庫

 おもしろい。
 半分ぐらい、121ページ付近まできました。
 小学校5年生少女たちの物語です。
 いじめられっこ塚本瀬里奈がいます。もうひとり、おとなしい女の子がいます。田中律です。彼女がものがたりの進行役です。
 いじめられっ子の塚本瀬里奈が、「くるみ割り人形」の登場人物マーサに感化されて強くなっていきます。

マウスは、パソコンのマウスを想像しましたが、ネズミのほうのマウスでした。そして、マウスは田中律です。臆病者を指します。

田中律の回想です。いまは、おとなに成長していると思う。

読んでいると不思議な世界が見えてきます。

「復讐」。小説の下地の基本

「くるみ割り人形:くるみ割り人形とネズミの王様の戦い」

今後、瀬里奈との一騎打ちになるのだろうか。

(つづく)

 131ページから大学生編になりました。やはり、最初の固まりは、小学生の時の回想でした。
 
 自分らしく生きる。最後は、さわやかな読後感が残りました。

調べた単語として、「軋む:きしむ。よめませんでした。」

この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t126337
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい