2016年10月30日

大人の発達障害 調剤薬局に置いてあったパンフレット

大人の発達障害 調剤薬局に置いてあったパンフレット

 なんでも読んで、感想文を書こうが、わたしの姿勢なので、書いてみます。
 おもに、ADHG(注意欠如・多動症)という発達障害(発達のアンバランス)について書いてありました。要因は、遺伝と環境とありました。

 思ったことをすぐ口に出してしまう。衝動買いをする。忘れ物、紛失が多い。約束や期日を守れない。時間の管理ができない。仕事の手順をつくって実行することが苦手。整理整頓ができない。だれしも、該当するような項目がありますが、発達障害の人は該当個数が多くなる。私語ばかりしているというのも入るような気がします。
 
 学校、会社、家庭で、発達障害をもちながらも、環境に適応している人もいる。
 目標は、周囲の人たちが、本人を理解し、適切に対応することとありますが、なかなかたいへんそうです。本人だけの問題であればいいのですが、周囲の人を巻き込んで、その人たちにも迷惑がかかるということになると、対応はやっかいです。
 発達障害の有名人として、織田信長、坂本龍馬、モーツアルト、エジソン、アインシュタイン、フランクリン、オリンピック水泳金メダリストマイケル・フェルプスの名前があげられています。みなさん、個人プレーをする人たちです。個人ではなく集団で活動するサラリーマン世界のなかではむずかしい存在です。それでも、適応している人はいないことはない。

 最近読んだ「コンビニ人間」芥川賞受賞作品の主人公女性もそのたぐいの人なのかもしれない。
 対面接客とか、電話応対は上手にできる。しかし、同僚たちとのコミュニケーション、とくに会話ができない。表情やしぐさは植物的で、喜怒哀楽が表に現れない。そういう人が昔より増えたようです。

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