2015年08月14日

TAP タップ 洋画 DVD

TAP タップ 洋画 DVD

 何年か前に観たので、再鑑賞です。
 タップダンスが好きな人が観るとより楽しいでしょう。

 タップダンスという狭い世界で生きていく仕事です。
 世襲のように、主人公男性マックス・ワシントンがいます。
 天才タップダンサーではあったけれど、教室経営で、おとなしく、つましく生活をして亡くなっていった父親に反発心をもつ主人公です。

 「唯一」であること。
 プロの条件です。
 支持者がいること。
 食べていく条件です。

 最初と最後付近のシーンが重なります。
 水滴の音がタップを思い起こさせてくれるのです。

 「挫折」を「克服」して「達成感」を味わい、幸福感にひたる。

 印象深かったのは、
 「足では稼げない」というセリフ、そして、
 「チャレンジ」というタップダンスでの果たし合い
 たいしたもんだという称賛、そして、参ったと負けを認める潔さ

 古いタップ用シューズを海に投げ捨てたけれど、
 新しいタップ用シューズを手に入れた。
 人間が生まれて変わって、
 万引きしていたバラの一輪を、お金を支払って買うようになった。

 犯罪からの更生が含まれた映画でもあります。更生保護だったっけ。
 服役者の再就職も扱ってあります。
 保護司さんの世界です。

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