2014年12月29日

2014年 今年聴いてよかった曲

2014年 今年聴いてよかった曲

○交響詩 モルダウ 作曲スメタナ
 自分なりに思うには、モルダウというのは、ロシア国を流れる大河で、この音楽はその流れをイメージして創作されている。
 導入部は、管楽器が川のさざ波を表している。そしてだんだん川の流れは音の厚みとともに太くなっていく。川は人生の流れそのものです。
 映画やドラマの背景に流れる曲として、重厚、荘厳で、ぴったりくると思います。

○アランフェス協奏曲 第2楽章:Adagio ギター 村治佳織
 ギターとオーケストラとの共演です。中世ヨーロッパの演劇を見ているようです。
 そこには神の存在があります。
 そして、人がいます。
 どうすることもできない悲しみがあります。
 それでも人は、ほんのわずかな光のありかを求めています。

○アダージョ ト短調(アルビノーニ/ジャゾット編曲)
 バロック音楽です。(17世紀から18世紀のヨーロッパ音楽)
 自分なりに思うのは、音に強弱、速度管理、繰り返しの技法を用いることによって、感情表現をしていく。ときには、音の流れを止めたりもする。それが、聞き手の気持ちにぐっとこみあげるものを呼び起こさせるのです。バイオリンの音色は、バイオリンが言葉を発しているようです。

○カノン ニ長調 パッヘルベル
 一定のリズムを刻みながらだんだん盛り上がっていきます。明るい調子の曲ですから幸福感が満ちる頃をイメージしてあるのでしょう。
 季節に例えるなら、雪が積もる長い冬を超えて、暖かい春のきざしが訪れたのです。

○ラフマニノフ ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調作品18
 オリンピックで、女子スケート選手が最初の演技でこけてしまい、次の演技で演じたときの曲です。感動的でした。
 作曲自身も、心の病にかかってしまったあと、長い期間を経てこの曲を作曲し自らが演奏して成功を収めた曲となっています。

○「大阪暮色」、「すずめの涙」 桂銀淑(ケイウンスク)
 ここまで書いた曲とは曲調が異なるのですが、似ていないこともない。
 思いどおりに生きられるはずもない人生の中で葛藤する人間の姿があります。


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