2014年07月22日

ダイエットセラピー アレン・カー

ダイエットセラピー アレン・カー KKロングセラーズ

 作者は、英国の人です。すでに亡くなっています。禁煙セラピーで有名な方でした。このほかにも同社発行で、「禁酒セラピー」も書かれています。
 売れた禁煙セラピーの二匹目のどじょうを狙った感もありますが、ダイエットを望む人にとっては部分的には、有益な参考書です。
 中身を拾い出します。
 食べ過ぎを戒める(いましめる)ことがテーマです。
 「イージーウェイ(簡単な方法)」が、合言葉です。
 「禁煙セラピー」がベース(基礎)になっています。
 記述を信じ込ませる手法です。
 1日3回という食事の回数にこだわらない。(著者は2回)
 ページを埋めるための前置きとか雑記が長い。
 自分のなりたい体重を決める(標準体重ではない)。
 人体を車にたとえる。食べ物をガソリンにたとえる。
 空腹になったときに食べる。空腹が満たされたときに食べることをやめる。
 ジャンクフード(加工された食品)
 いらない食品として、①肉類、②牛乳と乳製品
 朝食は、フルーツとコーンフレーク
 次に感想です。
 いっときのことならがまんできる内容です。体重を落としたあとなら、自由に飲食できると考えたい。
 極端な飢餓状態と飽食の比較論です。考える対象をスライスして解説していく手法です。
 人それぞれと思いたい。
 特徴として、「運動」に関する指摘はしたくないそうで、それに関する記述はほとんどありませんでした。

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