2023年03月25日

太川&えびすのバス旅 新宿駅から新潟県萬代橋 再放送

太川陽介&えびすよしかずのローカル路線バス乗り継ぎの旅 第13弾 東京都新宿駅から新潟県萬代橋(ばんだいばし)まで BSテレ東 2013年(平成25年)放送分の再放送

 非常に過酷な旅だったことを覚えています。
 夜泊まるところがなくなって、ゲストの田中律子さんの知り合い夫婦に車で迎えに来てもらって、そこに泊めてもらって危機をしのぎました。よく覚えています。
 何度か見ましたが、また感想を書いてみます。

 東京赤羽の映像で、岩手県花巻に行くバスがあり、遠くまで行けるのだなあと、さすが、東京はすごいなあと感じました。

 太川さんがデビュー前に、赤羽でサイン会をやったけれど8枚しか売れなかった。
 それからテレビに出て、半年後は、人が多く集まりすぎて警察から中止命令が出たそうです。そうか、やっぱり最初はたいへんなんだ。

 ロケ当日は、選挙の時だったのか、テレビでよく見る野党の国会議員さんののぼり旗が映像に映りこんでいました。2013年(平成25年)の映像です。もう10年前のことになりました。

 三人は、地方へと移動していくのですが、どこのバスターミナルもきれいに整備されています。気持ちがいい。

 三人のバスルート調査能力がすばらしい。
 最後まで、感嘆しました。みごとゴールされています。

 伊香保温泉で田中律子さんが『おんせんだー おんせんだー たのーしーなー』見ているこちらも楽しくなりました。

 新潟県六日町のおみやげ屋さんで出された緑色の笹だんごがおいしそうでした。

 「何が起こるのかわからないのがバス旅」→人生と似ています。病気やケガや、事故や事件、自然災害など、自分だけじゃなくて家族も巻き込んで、どうしたって避けて通れないことがあるのです。戦争だけは起きないでほしい。

 『今まで何度もコミュニティバス(市民バス)に助けられてた』

 最後のほうは、スリリングな演劇を観ているようでした。運転手さん「(バスは)ないんですよ。ないんですよ」そして「もしかしたら……」
 三人組の『執念(しゅうねん。なんとしても目的地にたどり着く)』がありました。
 平常心が大事です。
 うまくいかなくてもくさらない。(落ち込まない。イライラしない)
 うまくいっていても調子にのらない。(浮かれない)
 ただそうすると、ロボットみたいになってしまうので、熱情を胸に秘めながら前進するようにする。

 最後は、本当に信じられないほどの奇跡でした。
 バス停で、そばに一般人の女性がいて、三人の話し相手をされていたシーンが、感動を呼ぶことになったと感じました。
 洋画『フォレスト・ガンプ』のバス停でのラストシーンのようでした。

 新潟市内萬代橋(ばんだいばし)の映像を見て、自分も三十代のころ、同じ橋の上に立っていたことがあるのを思い出しました。


(2021年10月のときの感想)
太川陽介&えびすよしかずのローカル路線バス乗り継ぎの旅 東京都新宿駅から新潟県萬代橋(ばんだいばし)まで BSテレ東 2013年放送分の再放送

 再放送ですが何度でも観て楽しみます。
 平成時代の出来事ですが、映像の雰囲気は昭和時代で心地よい。年配者にとってはわかりやすい。
 幸せなときというのは、健康であること、働けることという感想をもちながら、若いころのふたりとゲストさんの行動を観ました。
 若いからやれるということがあります。体力がある。なんだかわからないけれど、やみくもに目標を達成したいという気持ちのもちようが伝わってきます。
 ゲストの田中律子さんには、(この当時)14歳の娘さんがいるそうです。月日が流れて、映像で出てきた人たち、バス車内で会話をした女子大生とか、いまは、どうしておられるのだろうかと思いを巡らせました。
 ナレーターのキートン山田さんの声で「(バス)路線はあっても時間はわかりません」というフレーズが耳に残りました。
 新宿から新潟市内までは遠い。
 江戸時代の参勤交代、大名行列が頭に浮かびました。その後、数十分後に参勤交代のことでナレーションが流れました。
 何かが起きる三日目(みっかめ)ということで、「挫折」とか「中止」とかいう単語が三人の目の前をうろうろするのですが、見事に克服されました。
 伊香保温泉あたりから新潟まであと207kmぐらい。国道17号が三国街道(みくにかいどう)です。
 冬であり、気候が厳しい。あられやひょうが降ります。みぞれまじりの雪です。雷も鳴ります。
 太川陽介さん「今回すごいしんどい」
 田中律子さん「もうせわしないわこのバスの旅」
 されど、白い雪景色は美しい。山々は白い雪をかぶっています。

 無理に危険な場所な中へは入らない方がいいと声をかけたくなります。

 すごいなあ。みなさん、すごい実績を残されています。
 運転手さんの機転がありました。
 コミュニティバスに救われます。
 田中律子さん「もう頭がパニック!」
 こんなに熱心で、一生懸命なえびすよしかずさんの姿勢は珍しい。
 太川陽介さんもネバーギブアップです。

 名作ができあがっています。
 田中律子さん「(バスに乗車するとき、これが)最後の整理券」
 いい映像でした。
 萬代橋の上で「バンダーイ バンダーイ」とバンダイ三唱をする三人でした。
 歓喜があります。


(2020年3月のときの感想メモ)
ローカル路線バス乗り継ぎの旅 第13弾 新宿→新潟市萬代橋 テレビ番組

 2013年1月放送分です。三国峠の手前で立ち往生をしてマドンナ田中律子さんの知人に電話をして迎えに来てもらう部分だけをテレビでちらりと見た記憶があります。
 全体を見たのは今回が初めてです。力作であり、名作です。
 まず、ルートがすごい。そんなことができたのだなあという感嘆があります。蛭子さんがいまとは違って若い。元気と意欲があります。加えて、真剣味があります。動きもすばやい。
 三泊四日の過酷な旅でした。ゴールした時に太川さんが「さあ、これから新幹線に乗って東京へ2時間で帰ろう」と言ったときには、そこを4日かけて来たという実感が湧きました。
 三人は絶体絶命のルートを克服しました。スタッフさんもお疲れさまでした。田中律子さんが言われるとおり、ヒヤヒヤのジェットコースターに乗っているようでした。

 おもしろおかしかったこととして、
①新宿駅バスターミナルで、当日が13日だったらしく、不吉な数値という話が出て、蛭子さんが、自分は13階に住んでいると言い、バスターミナルには、13番乗り場が欠番になっていて存在しなかった。
②田中律子さんと蛭子能収さんは10年間テレビ番組で一緒だった。
③(路線バスが堀越高校の前を通って田中律子さんが)「わたし、ここにこの路線バスで通っていた」
④(田中律子さんのこどもさんが14歳と聞いて蛭子さんが)「非行の年頃ですね」
⑤(バスの車内でお客さんと下の名前が「律子」でいっしょで、その方が佐藤さんで、蛭子さんが)「佐藤と田中で、苗字が似ていますね」
⑥(蛭子さんが、乗客の明らかに年齢の上下がわかるこどもさんふたりについて)「どっちが年上なの」(田中律子さんが)「見てわかるじゃない」
⑦(蛭子さんが食事処でステーキを勧められて)「食べたくなかったけれど食べるか」
⑧(蛭子さんが徒歩による過酷な三国峠越えで)「路線バスを廃止するなーー」
⑨(長岡市内悪天候、雨、みぞれ、雷、太川さんが蛭子さんに)「蛭子さんに落雷だよ」
⑩「雪で(バスの)時刻表が見えない」
⑪(蛭子さんが言ったあとふたりに促されて反省)「違うバス会社同士でも連携をとるべきだ」(新潟直通の高速バスがある環境の中で路線バスを選択する乗客が多数いるわけでもないので、この番組だけのために特別なことはできないのです)

 同じ一日でも東京と新潟の天候はずいぶん違うことがわかりました。