2024年10月04日
団地のふたり NHKBSドラマ 第4回と第5回
団地のふたり NHKBSドラマ 第4回(9月22日放送分です)と第5回(9月29日放送分)の感想です。 毎週日曜日午後10時放送中
『第4回』
ムロツヨシさんが団地の住人として登場して、同性愛のお話です。
男同士の愛もあるし、女同士の愛もあります。
文字が小さくて読めない。(老眼だから)。『違うわよ、韓国語で書いてあるから読めないのよ』から始まります。お顔のパックをする化粧品の話です。
その後の昭和時代、堺正章さんの歌をふたりで歌うことも含めて、おもしろい。昭和の歌声、歌唱がなかなかいい。なつかしい。さよならと書いた手紙……(『さらば恋人』) わたしも覚えています。わたしはまだ中学生だったけれど。
変な人みたいな感じでムロツヨシさんが出てきて、いろいろ誤解があって、話のつくりがおもしろい。
小林聡美さん(こばやしさとみさん)は、結婚はしていないけれど、既婚者と5年間暮らしていたらしい。(えのもとさんという男性にだまされていた? ×1だとウソをつかれていた。離婚は未成立だった)
小泉今日子さんの話もからめて、おふたりが29歳のときの異性がらみの話です。小泉今日子さんのほうは、結婚した男性がマザーコンプレックスで母親の言いなりだったそうです。それが離婚する理由につながった。
『(結婚式での喜びの)あれは、何のための涙だったのか……』
おふたりは団地に戻って、はや55歳になっています。
活動期が終わっているのです。
ふたりが来ている洋服は、『シモムラ』(たぶん、シマムラのことでしょう)。
映画だか、ドラマだかの、『ブエノスアイレス』というタイトルのものが出てきます。どうも、同性愛を扱った作品のようです。男と男の切ない愛です。ムロツヨシさんは、嫁の立場のようです。家を出て行ったほうがカレシだそうです。
小林聡美さんと小泉今日子さんがいつもつるんでいるので、ふたりは同性愛者だとムロツヨシさんに間違えられます。(そんなことはないのです。幼なじみなのです)
(ドラマを観て、その後、『徹子の部屋』にゲストで出た、はるな愛さんの回を見ました)
いいお話でした。ニューハーフとして生まれてきて、小学生のころから自分は何者なのかについて悩んでいた。アンデルセンの作品である、『人魚姫』を読んで、半分魚、半分女性の体、最後は泡(あわ)になって消えてしまうというストーリーで、自分も未来において、泡になってしまうのではないかという不安をかかえて、こどものころは、生きていた。
祖母がニューハーフであることを認めてくれた。母は、まともに産んであげることができなくてすまないと謝ってくれた。涙なくしては聞けない心に深く刻まれるいいお話でした。
『第5回』
団地の夏祭りがあります。
ステージショーで、昭和の時代への過去へのタイムトラベルがあります。歌曲が昭和時代のものが多い。
そこへ、父子家庭、小学生の女の子が入ります。今どきの歌です。昭和世代にはわかりにくい。
ドラマは、起承転結の起の部分で、大量の問題点をぶちまけました。
脚本として、どう回収するのだろう。そこが興味の最重要点でしたが、じょうずに回収がなされました。たいしたものです。おもしろい。
昭和の時代、離婚歴は、他人には言えない、言いにくい事柄でした。
今では、×1(バツイチ)とおおっぴらに公表してもさしつかえない出来事になりました。
団地です。老齢期を迎えた住民同士の人間関係はべたべたです。
団地に引っ越してきた異質な4人家族の若いファミリーが攻撃されます。とくに若い奥さんが、ねたみ、そねみ、悪口、批判にさらされます。
生活を送るときの価値観が違います。団地の同調勢力になじめない若い奥さんです。
主人公のふたりが、団地の生活を、『都会の中のド田舎(いなか)』と定義づけします。
風紀が乱れるという言葉の『風紀』の意味がわからない若い奥さんです。ふうき:規律、節度。女性のみだしなみについて今回の番組では語られます。肌の露出が多い洋服着用はだめなのです。
若い奥さんは、男の子ふたりをかかえての忙しい生活について文句を並べます。(だけど、そのことが、未来において、いい思い出になります)
ちっちゃい男の子が可愛い(かわいい)。2歳ぐらいに見えます。幼児というのは、2歳半ぐらいのときが一番可愛い。自分の体験ではそう感じます。先日親戚の集まりで大衆食堂にて昼食会があって、5人のちびっこたちと触れ合ってきました。にぎやかでした。若い世代から、元気をもらえます。
2億円の当たり宝くじを間違って捨ててしまったというハプニングが起きます。オチはわかるのですが、なかなかおもしろい。人は、お金と聞くと集まってきて、全力を発揮するのです。
お金が、知らない者同士を結びつけるのです。先日読んだ本、『きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」 田内学 東洋経済新報社』にそう書いてありました。
『正直に謝るしかない(あやまるしかない)』、『すいません』と言おう。
人情で解決です。
緑黄色社会というバンドの『キャラクター』という曲に合わせて、出演者の4人がダンスと歌を披露してくれました。まあ、プロの4人です。じょうずです。
いろいろ個性豊かな出演者で、楽しませてもらえました。
『第4回』
ムロツヨシさんが団地の住人として登場して、同性愛のお話です。
男同士の愛もあるし、女同士の愛もあります。
文字が小さくて読めない。(老眼だから)。『違うわよ、韓国語で書いてあるから読めないのよ』から始まります。お顔のパックをする化粧品の話です。
その後の昭和時代、堺正章さんの歌をふたりで歌うことも含めて、おもしろい。昭和の歌声、歌唱がなかなかいい。なつかしい。さよならと書いた手紙……(『さらば恋人』) わたしも覚えています。わたしはまだ中学生だったけれど。
変な人みたいな感じでムロツヨシさんが出てきて、いろいろ誤解があって、話のつくりがおもしろい。
小林聡美さん(こばやしさとみさん)は、結婚はしていないけれど、既婚者と5年間暮らしていたらしい。(えのもとさんという男性にだまされていた? ×1だとウソをつかれていた。離婚は未成立だった)
小泉今日子さんの話もからめて、おふたりが29歳のときの異性がらみの話です。小泉今日子さんのほうは、結婚した男性がマザーコンプレックスで母親の言いなりだったそうです。それが離婚する理由につながった。
『(結婚式での喜びの)あれは、何のための涙だったのか……』
おふたりは団地に戻って、はや55歳になっています。
活動期が終わっているのです。
ふたりが来ている洋服は、『シモムラ』(たぶん、シマムラのことでしょう)。
映画だか、ドラマだかの、『ブエノスアイレス』というタイトルのものが出てきます。どうも、同性愛を扱った作品のようです。男と男の切ない愛です。ムロツヨシさんは、嫁の立場のようです。家を出て行ったほうがカレシだそうです。
小林聡美さんと小泉今日子さんがいつもつるんでいるので、ふたりは同性愛者だとムロツヨシさんに間違えられます。(そんなことはないのです。幼なじみなのです)
(ドラマを観て、その後、『徹子の部屋』にゲストで出た、はるな愛さんの回を見ました)
いいお話でした。ニューハーフとして生まれてきて、小学生のころから自分は何者なのかについて悩んでいた。アンデルセンの作品である、『人魚姫』を読んで、半分魚、半分女性の体、最後は泡(あわ)になって消えてしまうというストーリーで、自分も未来において、泡になってしまうのではないかという不安をかかえて、こどものころは、生きていた。
祖母がニューハーフであることを認めてくれた。母は、まともに産んであげることができなくてすまないと謝ってくれた。涙なくしては聞けない心に深く刻まれるいいお話でした。
『第5回』
団地の夏祭りがあります。
ステージショーで、昭和の時代への過去へのタイムトラベルがあります。歌曲が昭和時代のものが多い。
そこへ、父子家庭、小学生の女の子が入ります。今どきの歌です。昭和世代にはわかりにくい。
ドラマは、起承転結の起の部分で、大量の問題点をぶちまけました。
脚本として、どう回収するのだろう。そこが興味の最重要点でしたが、じょうずに回収がなされました。たいしたものです。おもしろい。
昭和の時代、離婚歴は、他人には言えない、言いにくい事柄でした。
今では、×1(バツイチ)とおおっぴらに公表してもさしつかえない出来事になりました。
団地です。老齢期を迎えた住民同士の人間関係はべたべたです。
団地に引っ越してきた異質な4人家族の若いファミリーが攻撃されます。とくに若い奥さんが、ねたみ、そねみ、悪口、批判にさらされます。
生活を送るときの価値観が違います。団地の同調勢力になじめない若い奥さんです。
主人公のふたりが、団地の生活を、『都会の中のド田舎(いなか)』と定義づけします。
風紀が乱れるという言葉の『風紀』の意味がわからない若い奥さんです。ふうき:規律、節度。女性のみだしなみについて今回の番組では語られます。肌の露出が多い洋服着用はだめなのです。
若い奥さんは、男の子ふたりをかかえての忙しい生活について文句を並べます。(だけど、そのことが、未来において、いい思い出になります)
ちっちゃい男の子が可愛い(かわいい)。2歳ぐらいに見えます。幼児というのは、2歳半ぐらいのときが一番可愛い。自分の体験ではそう感じます。先日親戚の集まりで大衆食堂にて昼食会があって、5人のちびっこたちと触れ合ってきました。にぎやかでした。若い世代から、元気をもらえます。
2億円の当たり宝くじを間違って捨ててしまったというハプニングが起きます。オチはわかるのですが、なかなかおもしろい。人は、お金と聞くと集まってきて、全力を発揮するのです。
お金が、知らない者同士を結びつけるのです。先日読んだ本、『きみのお金は誰のため ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」 田内学 東洋経済新報社』にそう書いてありました。
『正直に謝るしかない(あやまるしかない)』、『すいません』と言おう。
人情で解決です。
緑黄色社会というバンドの『キャラクター』という曲に合わせて、出演者の4人がダンスと歌を披露してくれました。まあ、プロの4人です。じょうずです。
いろいろ個性豊かな出演者で、楽しませてもらえました。
2024年10月02日
東野・岡村の旅猿25 東野の誕生日をお祝いし直そう!の旅
東野・岡村の旅猿25 第23話 東野の誕生日をお祝いし直そう!の旅 hulu(フールー)とかBS日テレ火曜日23時-23時30分とかTVer(ティーバー)とか
暑い夏の日の東京都内でのロケです。
ゲストは、持田香織さんです。背中にしょった黒いリュックサックがけっこう大きい。何が入っているのだろう。
三人そろって、にぎやかです。
妻戀神社(つまこいじんじゃ)というところから始まりました。文京区にあるそうです。
地図で観たら、湯島聖堂とか、神田明神の北にありました。湯島聖堂と神田明神は行ったことがあるので、なんとなく地理はわかります。
イヤホンのお店に行って、そのあと、東野幸治さんが大好きな冷やし中華を食べて、なごやかに初回のロケ番組が終わりました。日帰りの旅だそうで、次回の放送回が最後の回だそうです。2回だけの放送です。
今回は東野幸治さんの57歳の誕生日をお祝いするそうです。
東野さんは、最近おふたり目のお孫さんが生まれたそうです。子孫ができることはいいことです。めでたし、めでたしです。じいじと呼ばれる東野さんです。
(次の回に続く)
日帰りロケの旅なので、今回で終わりです。
にぎやかです。
持田香織さんのガッハッハという大きな笑い声、東野さんのちょっと斜に構えた(はすにかまえた)笑い方、そして、スタッフのおそらく田川さんの大きな笑い声、笑いの渦を巻きながら、録画が進行しているようすがわかります。半分、仕事ではなく遊びですな。ゆえに、番組タイトルの副題は、『プライベートでごめんなさい』になっています。
東野幸治さんはいつものことですが、自分の番組、自分の誕生日ですから、はっきり文句を言います。
ベトナム料理店の選択では、ナレーターの奥貫薫さんに関して容赦なく文句を言います。東野さんよりも奥貫薫さんのほうが目立っているからです。
奥貫薫さんは先日邦画、『ラヂオの時間』で出演シーンを観ました。30年ぐらい前の映画でしたが、奥貫薫さんは今もきゃぴきゃぴです。若い。
誕生日のお祝い品を買うために、宝石貴金属のジュエリーのお店に行って、ああだこうだ、なんだかんだと、ぐずぐずとした話をして、そのあと、背中に太いゴムを付けてエクササイズをする(体操をする)バンジーエクササイズをやって(けっこう楽しそうでした)、ベトナム料理を楽しみながら、57歳おめでとうの誕生日ケーキが出てきました。
なんか、いつものようにばか騒ぎで良かった。
ジュエリーのお店に行ったときに、東野幸治さんが庄司智春さんに電話をかけました。品川庄司の庄司智春さんは先日出川哲朗さんの充電バイクを使った、『充電させてもらえませんか?』の番組に出演されていたので、自分が送っている生活においてのつながりができたと嬉しく思う出来事でした。
次回は、メッセンジャーの黒田さんです。最近見ていないジミー大西さんもたまには見てみたい。
暑い夏の日の東京都内でのロケです。
ゲストは、持田香織さんです。背中にしょった黒いリュックサックがけっこう大きい。何が入っているのだろう。
三人そろって、にぎやかです。
妻戀神社(つまこいじんじゃ)というところから始まりました。文京区にあるそうです。
地図で観たら、湯島聖堂とか、神田明神の北にありました。湯島聖堂と神田明神は行ったことがあるので、なんとなく地理はわかります。
イヤホンのお店に行って、そのあと、東野幸治さんが大好きな冷やし中華を食べて、なごやかに初回のロケ番組が終わりました。日帰りの旅だそうで、次回の放送回が最後の回だそうです。2回だけの放送です。
今回は東野幸治さんの57歳の誕生日をお祝いするそうです。
東野さんは、最近おふたり目のお孫さんが生まれたそうです。子孫ができることはいいことです。めでたし、めでたしです。じいじと呼ばれる東野さんです。
(次の回に続く)
日帰りロケの旅なので、今回で終わりです。
にぎやかです。
持田香織さんのガッハッハという大きな笑い声、東野さんのちょっと斜に構えた(はすにかまえた)笑い方、そして、スタッフのおそらく田川さんの大きな笑い声、笑いの渦を巻きながら、録画が進行しているようすがわかります。半分、仕事ではなく遊びですな。ゆえに、番組タイトルの副題は、『プライベートでごめんなさい』になっています。
東野幸治さんはいつものことですが、自分の番組、自分の誕生日ですから、はっきり文句を言います。
ベトナム料理店の選択では、ナレーターの奥貫薫さんに関して容赦なく文句を言います。東野さんよりも奥貫薫さんのほうが目立っているからです。
奥貫薫さんは先日邦画、『ラヂオの時間』で出演シーンを観ました。30年ぐらい前の映画でしたが、奥貫薫さんは今もきゃぴきゃぴです。若い。
誕生日のお祝い品を買うために、宝石貴金属のジュエリーのお店に行って、ああだこうだ、なんだかんだと、ぐずぐずとした話をして、そのあと、背中に太いゴムを付けてエクササイズをする(体操をする)バンジーエクササイズをやって(けっこう楽しそうでした)、ベトナム料理を楽しみながら、57歳おめでとうの誕生日ケーキが出てきました。
なんか、いつものようにばか騒ぎで良かった。
ジュエリーのお店に行ったときに、東野幸治さんが庄司智春さんに電話をかけました。品川庄司の庄司智春さんは先日出川哲朗さんの充電バイクを使った、『充電させてもらえませんか?』の番組に出演されていたので、自分が送っている生活においてのつながりができたと嬉しく思う出来事でした。
次回は、メッセンジャーの黒田さんです。最近見ていないジミー大西さんもたまには見てみたい。
2024年09月30日
ペーパ・ムーン アメリカ映画 1973年
ペーパ・ムーン アメリカ映画 1973年(昭和48年) 1時間42分 動画配信サービス
真夏の時期に読んだ児童文学、『希望のひとしずく キース・カラブレーゼ 代田亜希子(だいた・あきこ訳 理論社』の243ページに、次のような文章があり、この映画を思い出して、映画を観ました。何十年も前に観たことがあるのかもしれませんが、内容についての記憶がまったくありません。
『そう、ただの紙のお月さま 厚紙の海のうえにうかんでる だけど、見せかけなんかじゃい あなたがわたしを信じてくれるなら……』
映画が始まってすぐに流れ始める優しい歌に本に書いてあったものと同じ歌詞がありました。歌詞は字幕で表示されました。
児童文学作品では、母親が昔この歌をこどもである自分に歌ってくれたとあります。
観(み)終えて、いい映画でした。
内容的にこどもさんには見せにくいものがあるので、大人が観るこどもがらみの映画でしょう。
全編白黒で、登場する詐欺師とみなしご役9歳の娘は現実世界では、実の親子です。ライアン・オニールとテータムオニール親子です。
時代背景はいつだろう。
大統領が、フランクリンだという言葉が聞こえました。(フランクリン・ルーズベルト 1933~1945年が大統領だった)
道路は土で舗装されていません。
走っているのは大きなクラシックカーです。
テレビはなく、ラジオはある。
設定は、1930年(日本だと昭和5年)ぐらいに思えます。(ルーズベルトの任期そして、後述の禁酒法の時代からの、わたしの推測です)
少女アディ:9歳。父親はだれだかわからない。これまでに出会ったおじさんたちを順番に父親だと決めつけてみるがどれも違うらしい。
母親が死んで、簡単な土葬の葬式をしているシーンから始まります。
母親は、どうも飲み屋で働いていて男相手にお金を稼いでいたような設定です。
詐欺師モーゼ(ライアン・オニール):少女アディ(テータムオニール)の母親と付き合いがあった。
交通事故で飲酒運転の車にひかれて亡くなった母親の葬儀に顔を見せたら、同席していた人たちから、少女アディをお金持ちの叔母のところへ連れて行ってくれと頼まれて引き受けた。
母親を車でひいた交通事故の加害者から詐欺でお金をせしめるつもりでアディを預かった。
詐欺師に連れられた少女で気の毒なのですが、話の中身はそうはいきません。
したたかで強い少女なのです。アディ自身もからんで、詐欺師と組んで、詐欺をしながら旅を始めます。なかなかしぶとい娘です。
『(あなたはわたしの)パパなの?』
『ちがう』
この時代、どこも親のいない子どもばかりです。ほかに15歳の黒人の女の子もいます。ふたりは、いいコンビニなります。
黒人の女の子は、お金に飢えています。お金をたくさんくれるいい雇い主に付きたい。
貧困生活があります。タバコ映画でもあります。9歳のアディが喫煙者です。
おとなの男と女の性風俗もあります。お金がらみの交渉があります。
『(詐欺師モーゼに向かってアディが、あなたは、わたしの)パパだ!』
おもしろい。お金をめぐって、9歳の娘アディが、詐欺師のモーゼを脅します。(おどします)
詐欺師モーゼは、ウソつきの聖書売りですが、ふたりが組んで、だんだん詐欺で手に入れる額が大きくなります。事業拡大です。やり方も複雑で巧妙です。被害者は、アディが9歳の少女だから油断してだまされます。
アディは、『女』になりたい願望が強い。お化粧して、装飾品を身に付けて、きれいになりたい。
なかなかおもしろい。
伏線として、移動サーカスのコーナーで、『(つくりものの紙の)お月さまのところに座ってください(少女アディひとりだけでの記念写真撮影です)』
カネ、カネ、カネ、貧困、性風俗、そんな話が続きます。
元気な女の子です。お化粧をしてきれいなレディになりたい。
観ている途中で、最後は、『別れ』になるのだろうと予想しました。(予想ははずれました。それはそれで、とても良かった)
9歳のアディは小さくても、『女』なのです。
アディは、詐欺師のモーゼに対して愛情があります。
酒の密売の話が出ます。
禁酒法の時代です。1920年~1933年(日本だと大正9年から昭和8年)
ドタバタ騒ぎがあっておもしろい。
白黒映像は気になりません。
思えば、わたしがこどもの頃、テレビは白黒でした。おとなになったときも職場の独身寮で白黒テレビを見ていました。
すごいなあ。大きなクラシックカーで追いかけっこです。
酒の密売人の弟が保安官だそうです。悪人同士には協力関係があります。権力とお金をひとり占めです。
すごい! 9歳の女児が、車を運転します。
それを見ていたら、邦画、『幸せの黄色いハンカチ』で、自動車学校の仮免で学校をやめたという設定の桃井かおりさんが、北海道で武田鉄矢さんが買った赤い新車を運転して田んぼに突っ込んでいったシーンを思い出しました。あの映画も良かった。
札束がときおり映像に出てきます。
時は流れて、今は、電子マネーの時代になりました。
メッセージとして、どんな生活環境であっても、生きていく。
生きるという強い意思のある映画でした。
大統領の話が何度か出てくるのですが、その趣旨はわたしにはわかりません。なにか意味があるのでしょう。
いいラストシーンでした。
人生は思い出づくりです。
金(カネ)じゃない。
アディは、伯母宅でリッチ(大金持ち)な生活をするのではなくて、詐欺師モーゼとケンカしながらの旅を選択しました。
カネじゃない。
人生をエンジョイ(楽しむ)しよう!
ラストシーンの奥まで続く長い道は、人生を意味しているということがわかる、わかりやすい映画でした。楽しい映画でした。
真夏の時期に読んだ児童文学、『希望のひとしずく キース・カラブレーゼ 代田亜希子(だいた・あきこ訳 理論社』の243ページに、次のような文章があり、この映画を思い出して、映画を観ました。何十年も前に観たことがあるのかもしれませんが、内容についての記憶がまったくありません。
『そう、ただの紙のお月さま 厚紙の海のうえにうかんでる だけど、見せかけなんかじゃい あなたがわたしを信じてくれるなら……』
映画が始まってすぐに流れ始める優しい歌に本に書いてあったものと同じ歌詞がありました。歌詞は字幕で表示されました。
児童文学作品では、母親が昔この歌をこどもである自分に歌ってくれたとあります。
観(み)終えて、いい映画でした。
内容的にこどもさんには見せにくいものがあるので、大人が観るこどもがらみの映画でしょう。
全編白黒で、登場する詐欺師とみなしご役9歳の娘は現実世界では、実の親子です。ライアン・オニールとテータムオニール親子です。
時代背景はいつだろう。
大統領が、フランクリンだという言葉が聞こえました。(フランクリン・ルーズベルト 1933~1945年が大統領だった)
道路は土で舗装されていません。
走っているのは大きなクラシックカーです。
テレビはなく、ラジオはある。
設定は、1930年(日本だと昭和5年)ぐらいに思えます。(ルーズベルトの任期そして、後述の禁酒法の時代からの、わたしの推測です)
少女アディ:9歳。父親はだれだかわからない。これまでに出会ったおじさんたちを順番に父親だと決めつけてみるがどれも違うらしい。
母親が死んで、簡単な土葬の葬式をしているシーンから始まります。
母親は、どうも飲み屋で働いていて男相手にお金を稼いでいたような設定です。
詐欺師モーゼ(ライアン・オニール):少女アディ(テータムオニール)の母親と付き合いがあった。
交通事故で飲酒運転の車にひかれて亡くなった母親の葬儀に顔を見せたら、同席していた人たちから、少女アディをお金持ちの叔母のところへ連れて行ってくれと頼まれて引き受けた。
母親を車でひいた交通事故の加害者から詐欺でお金をせしめるつもりでアディを預かった。
詐欺師に連れられた少女で気の毒なのですが、話の中身はそうはいきません。
したたかで強い少女なのです。アディ自身もからんで、詐欺師と組んで、詐欺をしながら旅を始めます。なかなかしぶとい娘です。
『(あなたはわたしの)パパなの?』
『ちがう』
この時代、どこも親のいない子どもばかりです。ほかに15歳の黒人の女の子もいます。ふたりは、いいコンビニなります。
黒人の女の子は、お金に飢えています。お金をたくさんくれるいい雇い主に付きたい。
貧困生活があります。タバコ映画でもあります。9歳のアディが喫煙者です。
おとなの男と女の性風俗もあります。お金がらみの交渉があります。
『(詐欺師モーゼに向かってアディが、あなたは、わたしの)パパだ!』
おもしろい。お金をめぐって、9歳の娘アディが、詐欺師のモーゼを脅します。(おどします)
詐欺師モーゼは、ウソつきの聖書売りですが、ふたりが組んで、だんだん詐欺で手に入れる額が大きくなります。事業拡大です。やり方も複雑で巧妙です。被害者は、アディが9歳の少女だから油断してだまされます。
アディは、『女』になりたい願望が強い。お化粧して、装飾品を身に付けて、きれいになりたい。
なかなかおもしろい。
伏線として、移動サーカスのコーナーで、『(つくりものの紙の)お月さまのところに座ってください(少女アディひとりだけでの記念写真撮影です)』
カネ、カネ、カネ、貧困、性風俗、そんな話が続きます。
元気な女の子です。お化粧をしてきれいなレディになりたい。
観ている途中で、最後は、『別れ』になるのだろうと予想しました。(予想ははずれました。それはそれで、とても良かった)
9歳のアディは小さくても、『女』なのです。
アディは、詐欺師のモーゼに対して愛情があります。
酒の密売の話が出ます。
禁酒法の時代です。1920年~1933年(日本だと大正9年から昭和8年)
ドタバタ騒ぎがあっておもしろい。
白黒映像は気になりません。
思えば、わたしがこどもの頃、テレビは白黒でした。おとなになったときも職場の独身寮で白黒テレビを見ていました。
すごいなあ。大きなクラシックカーで追いかけっこです。
酒の密売人の弟が保安官だそうです。悪人同士には協力関係があります。権力とお金をひとり占めです。
すごい! 9歳の女児が、車を運転します。
それを見ていたら、邦画、『幸せの黄色いハンカチ』で、自動車学校の仮免で学校をやめたという設定の桃井かおりさんが、北海道で武田鉄矢さんが買った赤い新車を運転して田んぼに突っ込んでいったシーンを思い出しました。あの映画も良かった。
札束がときおり映像に出てきます。
時は流れて、今は、電子マネーの時代になりました。
メッセージとして、どんな生活環境であっても、生きていく。
生きるという強い意思のある映画でした。
大統領の話が何度か出てくるのですが、その趣旨はわたしにはわかりません。なにか意味があるのでしょう。
いいラストシーンでした。
人生は思い出づくりです。
金(カネ)じゃない。
アディは、伯母宅でリッチ(大金持ち)な生活をするのではなくて、詐欺師モーゼとケンカしながらの旅を選択しました。
カネじゃない。
人生をエンジョイ(楽しむ)しよう!
ラストシーンの奥まで続く長い道は、人生を意味しているということがわかる、わかりやすい映画でした。楽しい映画でした。
2024年09月26日
出川哲朗の充電バイクの旅 長野 TVer(ティーバー)
出川哲朗の充電バイクの旅 TVer(ティーバー) ネットもテレ東
出川哲朗の充電させてもらえませんか? 長野松本城をめざして ゲスト サバンナの高橋茂雄、品川庄司の庄司智春
進め!真夏の長野縦断116キロ!神秘の戸隠神社奥社から目指すは名城“松本城”チョイと戸倉上山田温泉ではいい気分ですが初登場サバンナ高橋が超能天気すぎ!ヤバイよヤバイよ
かなりの山奥にある神社からスタートです。
わたしは、映像を観るだけで十分です。観るだけで行った気分になれます。
以前の放送で同じような地域のロケがありました。覚えています。もう7年も前だそうです。
調べたら感想メモが残っていました。
出川哲朗の充電バイクの旅 長野県戸隠神社(とがくしじんじゃ)から諏訪大社 2018年放送分 ゲストは、ケンコバさん(ケンドーコバヤシ)と鬼奴さんでした。番組制作会社のスタッフのひとりで、いつも出川さんの後ろから電動バイクでついてくる土方さん(ひじかたさん)のドジが光っています。ふつうだったら、叱られるのですが、笑いにつながるので許せてしまいます。蛭子能収さん(えびすよしかずさん)みたいです。
戸隠神社(とがくしじんじゃ)での芸能の神さまのくだりとか、お札のお賽銭がなかなか賽銭箱に入らなかったところが笑えました。
鬼無里(きなさ)にあるきなさ中学校・小学校の文化祭風景が楽しかった。全校生徒が17名しかいないそうです。最後の校長先生の言葉が良かった。『本当にいい思い出になりました』
今回の放送でも、小学校が来年の3月でなくなるというような話が流れていました。
6学年全体で22人しか児童がいないそうです。
人口がどうしても減っていくのでしょう。
学力競争がない世界だと感じました。
おそばやさんがたくさんあります。
どういうわけが、どんどん通り過ぎてから、おそばやさん探しが始まりました。
善光寺の近くで結婚式です。みんなで記念撮影をしました。
善光寺は行ったことがあるので、映像を見ながら、ああ、あのあたりを歩いたなあとなつかしかった。
川中島あたりを通過します。
以前、太川陽介さんとえびすよしかずさんの路線バスの旅で、えびすよしかずさんがバスの中で、(川中島の戦いというのは)源氏と平家の戦いだったよねと言ったので笑いました。武田信玄と上杉謙信の戦いです。(昨夜のバス・鉄道対決旅の放送では、久しぶりに太川陽介さんが勝利を手にしました。良かった。応援していました。最後に、敵の村井美樹さんが、涙を流しながら太川陽介さんをハグして祝福しました。いいシーンでした。川中島の合戦で、上杉謙信が武田信玄に塩を送ったことを思い出しました。敵であっても正々堂々と応援するのです)
民家で充電をさせていただきます。
田舎の家は、敷地が広くて、家屋がでかい。
今回の担当は、谷川ディレクターです。
高橋茂雄さんは、日帰りで帰られてしまいました。可もなく不可もなく、おとなしい感じで終わりました。
(次週に続く)
品川庄司の庄司智春さんは充電の依頼でたいへん苦労されました。
まずは、玄関先でいきなり、『ミキティー』とご自身のギャグ・キャッチフレーズを大きな声で言う(出川さんからの指令です)ことがいけなかった。聞いた方はびっくりします。変な人が訪ねて来たと勘違いします。やめたほうがいい。最近出川さんは、ゲストに類似の(ゲストの持ちネタ)指令を出しますがやめたほうがいい。ゲストも頼まれた民家の人も、双方にとって、迷惑な行為です。
あわせて、山の中、いなかのロケです。人口は少ないけれど、歴史は100年以上続いている地域です。血縁・地縁の関係で集落を形成して暮らしているおとなしい人たちです。他人相手での人慣れをしていません。特殊サギの警戒もしなければなりません。テレビに出て、私生活が全国に公開されることにはリスク(危険性)があります。そんなことを考えながら映像を見ていました。
庄司智春さんは、ちゃんとした人でした。常識人です。
スタッフは、いわゆる<撮れ高(とれだか。成果)>を考えるのでしょう。そうそうおもしろいシーンはありません。また、意図的に仕掛けてつくったシーンはバレます。見ていて楽しめません。
たしか庄司智春さんの奥さんであるミキティーさんもこの充電バイクの番組にゲストで出演されたことがあります。
調べてみました。当時の感想メモが残っていました。
出川哲朗の充電させてもらえませんか? ■行くぞ!北関東最強パワスポ街道113キロ■茨城の御岩神社から<笠間稲荷>通ってつくば神社へ■さらば森田&藤本美貴が大奮闘も哲朗は大ピンチ!ヤバイよヤバイよSP
(前半ゲスト 藤本美貴さん)
わたしは、藤本美貴さんという方は知りませんが、品川庄司さんの庄司智春さんが、『ミキティー』と大きな声で叫ぶギャグは知っています。
今回ご本人を見て、美しくてかわいらしい奥さんでうらやましいと思いました。
もう中学一年生と8歳、4歳のお子さんがおられるそうなので、それなりの強いお母さんであられるのでしょう。
今回のロケでは、庄司智春さんが温泉に入っておられましたが、出川さんが言うとおり、ギリシアの彫刻のような筋肉質の体をされていました。ご立派です。
どこも山の中の風景です。
そして、庄司智春さんは、『ミキティー』と大きな声を出すことが仕事です。何度も何度もそうされます。(おつかれさまです)
庄司智春さんが、充電を断られるたびに、思い出すこの番組のフレーズがあります。
『人情が頼りの旅です』
されど、善意を悪用する人が増えました。
充電バイク旅は、かなりの田舎(いなか)まで行きます。平常生活に波風を立てたくない暮らしをしている人たちが多い地域です。テレビ出演は断られることが多いでしょう。
途中の温泉施設の建物に入って行ったら、壁にミキティーさんの防火を呼びかけるポスターが貼ってありました。ポスターの奥さんと庄司智春さんとのツーショットです。珍しいと思いましたが、庄司智春さんによると、ロケ先でよく奥さんのポスターを見かけるので珍しいことではないそうです。
その後の、パンケーキのお店での、ふたりが飲みたかったアイスコーヒーが、ランチの提供で切れていたお話がおもしろかった。
パンケーキも特別な感じのもので感心しました。おいしそうです。
最後は、松本城のそばで撮影でした。
あの位置よりも、もう少し歩いて右に曲がったあたりのほうが、正面にお城が見えて絵づらとしては良かったと思います。
庄司智春さんは、奥さんをふだんは、『ミキちゃん』と呼び、ラインのやりとりをよくされていることが映像を見ていてわかりました。
仮面夫婦という言葉がありますが、長い結婚生活を送っていても仲良し夫婦というのはいます。それは、それなりにお互いが相手を気遣う(きずかう)努力をしているからだと思うのです。
どちらかいっぽうだけがめんどうなことを負担する生活をしていると夫婦関係は冷たくなります
出川哲朗の充電させてもらえませんか? 長野松本城をめざして ゲスト サバンナの高橋茂雄、品川庄司の庄司智春
進め!真夏の長野縦断116キロ!神秘の戸隠神社奥社から目指すは名城“松本城”チョイと戸倉上山田温泉ではいい気分ですが初登場サバンナ高橋が超能天気すぎ!ヤバイよヤバイよ
かなりの山奥にある神社からスタートです。
わたしは、映像を観るだけで十分です。観るだけで行った気分になれます。
以前の放送で同じような地域のロケがありました。覚えています。もう7年も前だそうです。
調べたら感想メモが残っていました。
出川哲朗の充電バイクの旅 長野県戸隠神社(とがくしじんじゃ)から諏訪大社 2018年放送分 ゲストは、ケンコバさん(ケンドーコバヤシ)と鬼奴さんでした。番組制作会社のスタッフのひとりで、いつも出川さんの後ろから電動バイクでついてくる土方さん(ひじかたさん)のドジが光っています。ふつうだったら、叱られるのですが、笑いにつながるので許せてしまいます。蛭子能収さん(えびすよしかずさん)みたいです。
戸隠神社(とがくしじんじゃ)での芸能の神さまのくだりとか、お札のお賽銭がなかなか賽銭箱に入らなかったところが笑えました。
鬼無里(きなさ)にあるきなさ中学校・小学校の文化祭風景が楽しかった。全校生徒が17名しかいないそうです。最後の校長先生の言葉が良かった。『本当にいい思い出になりました』
今回の放送でも、小学校が来年の3月でなくなるというような話が流れていました。
6学年全体で22人しか児童がいないそうです。
人口がどうしても減っていくのでしょう。
学力競争がない世界だと感じました。
おそばやさんがたくさんあります。
どういうわけが、どんどん通り過ぎてから、おそばやさん探しが始まりました。
善光寺の近くで結婚式です。みんなで記念撮影をしました。
善光寺は行ったことがあるので、映像を見ながら、ああ、あのあたりを歩いたなあとなつかしかった。
川中島あたりを通過します。
以前、太川陽介さんとえびすよしかずさんの路線バスの旅で、えびすよしかずさんがバスの中で、(川中島の戦いというのは)源氏と平家の戦いだったよねと言ったので笑いました。武田信玄と上杉謙信の戦いです。(昨夜のバス・鉄道対決旅の放送では、久しぶりに太川陽介さんが勝利を手にしました。良かった。応援していました。最後に、敵の村井美樹さんが、涙を流しながら太川陽介さんをハグして祝福しました。いいシーンでした。川中島の合戦で、上杉謙信が武田信玄に塩を送ったことを思い出しました。敵であっても正々堂々と応援するのです)
民家で充電をさせていただきます。
田舎の家は、敷地が広くて、家屋がでかい。
今回の担当は、谷川ディレクターです。
高橋茂雄さんは、日帰りで帰られてしまいました。可もなく不可もなく、おとなしい感じで終わりました。
(次週に続く)
品川庄司の庄司智春さんは充電の依頼でたいへん苦労されました。
まずは、玄関先でいきなり、『ミキティー』とご自身のギャグ・キャッチフレーズを大きな声で言う(出川さんからの指令です)ことがいけなかった。聞いた方はびっくりします。変な人が訪ねて来たと勘違いします。やめたほうがいい。最近出川さんは、ゲストに類似の(ゲストの持ちネタ)指令を出しますがやめたほうがいい。ゲストも頼まれた民家の人も、双方にとって、迷惑な行為です。
あわせて、山の中、いなかのロケです。人口は少ないけれど、歴史は100年以上続いている地域です。血縁・地縁の関係で集落を形成して暮らしているおとなしい人たちです。他人相手での人慣れをしていません。特殊サギの警戒もしなければなりません。テレビに出て、私生活が全国に公開されることにはリスク(危険性)があります。そんなことを考えながら映像を見ていました。
庄司智春さんは、ちゃんとした人でした。常識人です。
スタッフは、いわゆる<撮れ高(とれだか。成果)>を考えるのでしょう。そうそうおもしろいシーンはありません。また、意図的に仕掛けてつくったシーンはバレます。見ていて楽しめません。
たしか庄司智春さんの奥さんであるミキティーさんもこの充電バイクの番組にゲストで出演されたことがあります。
調べてみました。当時の感想メモが残っていました。
出川哲朗の充電させてもらえませんか? ■行くぞ!北関東最強パワスポ街道113キロ■茨城の御岩神社から<笠間稲荷>通ってつくば神社へ■さらば森田&藤本美貴が大奮闘も哲朗は大ピンチ!ヤバイよヤバイよSP
(前半ゲスト 藤本美貴さん)
わたしは、藤本美貴さんという方は知りませんが、品川庄司さんの庄司智春さんが、『ミキティー』と大きな声で叫ぶギャグは知っています。
今回ご本人を見て、美しくてかわいらしい奥さんでうらやましいと思いました。
もう中学一年生と8歳、4歳のお子さんがおられるそうなので、それなりの強いお母さんであられるのでしょう。
今回のロケでは、庄司智春さんが温泉に入っておられましたが、出川さんが言うとおり、ギリシアの彫刻のような筋肉質の体をされていました。ご立派です。
どこも山の中の風景です。
そして、庄司智春さんは、『ミキティー』と大きな声を出すことが仕事です。何度も何度もそうされます。(おつかれさまです)
庄司智春さんが、充電を断られるたびに、思い出すこの番組のフレーズがあります。
『人情が頼りの旅です』
されど、善意を悪用する人が増えました。
充電バイク旅は、かなりの田舎(いなか)まで行きます。平常生活に波風を立てたくない暮らしをしている人たちが多い地域です。テレビ出演は断られることが多いでしょう。
途中の温泉施設の建物に入って行ったら、壁にミキティーさんの防火を呼びかけるポスターが貼ってありました。ポスターの奥さんと庄司智春さんとのツーショットです。珍しいと思いましたが、庄司智春さんによると、ロケ先でよく奥さんのポスターを見かけるので珍しいことではないそうです。
その後の、パンケーキのお店での、ふたりが飲みたかったアイスコーヒーが、ランチの提供で切れていたお話がおもしろかった。
パンケーキも特別な感じのもので感心しました。おいしそうです。
最後は、松本城のそばで撮影でした。
あの位置よりも、もう少し歩いて右に曲がったあたりのほうが、正面にお城が見えて絵づらとしては良かったと思います。
庄司智春さんは、奥さんをふだんは、『ミキちゃん』と呼び、ラインのやりとりをよくされていることが映像を見ていてわかりました。
仮面夫婦という言葉がありますが、長い結婚生活を送っていても仲良し夫婦というのはいます。それは、それなりにお互いが相手を気遣う(きずかう)努力をしているからだと思うのです。
どちらかいっぽうだけがめんどうなことを負担する生活をしていると夫婦関係は冷たくなります
2024年09月23日
ツィゴイネルワイゼン 邦画 1980年
ツィゴイネルワイゼン 邦画 1980年(昭和55年) 2時間24分 動画配信サービス
タイトルは聞いたことがありますが、映画は、初めて観ました。
シュールレアリスム(超現実主義。じっさいには、目には見えない世界である思考、意識、夢などを絵にする)の映画だと思いました。
怪談話、妖怪、スリラー、ホラー、性風俗、まあ裏世界の雰囲気がただよっています。
この映画が製作された日本の時代によくあった男尊女卑(だんそんじょひ。妻は給仕(きゅうじ。召使(めしつかい)のようなもの)、女性蔑視(べっし。男子が女子をさげすむ)、女性差別、映像には、障害者の人権侵害にも触れるようなシーンもあります。半世紀ぐらい前、日本はそういう時代でした。
鈴木清順監督(弟さんがNHKアナウンサーだった鈴木健二さんだったことは知りませんでした)、原田芳雄さん、大谷直子さん、藤田敏八(ふじたとしや)の三人さんを中心にストーリーは流れていきます。ほかに、身体障害者役の旅芸人さんたち3人が出ていて、なかなかいい演技を披露されています。春歌(しゅんか。性風俗の楽曲、歌)がおもしろい。
死体、裸体、芸者、カニ、ウナギ、毒薬、(赤い)人骨など、芸術作品なのか、映画の趣旨はわかりにくい。
不倫、不貞(ふてい。浮気)、夫婦間のイザコザ、人間生活の裏側を表に引っ張り出します。
パブロ・デ・サラサーテ:スペイン出身の作曲家、ヴァイオリニスト。1844年(日本は江戸時代)-1908年(明治41年)64歳没。ツィゴイネルワイゼンのヴァイオリン演奏者。
映画では、レコードに、本人の話し声が入っているという話が出ます。録音中に入ったらしい。
ゆうれいが出たよーーみたいなシーンがところどころにあります。
宮澤賢治作品、『銀河鉄道の夜(死者の霊が列車にのってあの世へ行く)』の雰囲気を感じました。
キツネにだまされた。
ツィゴイネルワイゼンという曲は、人間の悲しみ(哀しみ)を表現してあるように受け止めました。
ニワトリの絵は、江戸時代の画家若冲(じゃくちゅう)という人の絵に見えました。ち密な描画です。
『あなた、あたしの骨が好きなんでしょ。透き通った(すきとおった)桜の花びらみたいな骨が取れると思っているんでしょ……』(毒が骨にしみこんで骨が赤くなるというような話でした)
なんだか、きもい。(気持ち悪い。グロテスク)
腐り(くさり)かけがいい。なんでも腐っていくときが一番うまいそうです。
BGM(バックグランドミュージック)が独特です。鈴の音です。それから、柱時計が時を打つ音。
絵画のような描写の映像です。現実+幻想の世界です。
男は、動物、野獣扱い。
人間の一番美しい姿は、ガイコツ。
鎌倉の切通し(きりどおし。鎌倉幕府防衛のための狭い通路)の風景がたびたび出てきます。
列車は江ノ電でしょう。
グロいけれど笑えます。
シュールレアリスムの世界です。
主人公の中砂(なかさご。原田芳雄さんが演じている)さんが亡くなりました。山の中で死んでいました。事故死扱いです。麻酔薬みたいなものを吸って死んだそうです。
中砂さんは、暴れん坊な人なので、観ていて、なんだかほっとしました。
だけど、そこからまだ長時間の上映時間が残っています。
どう話をつなげていくのだろう。
『皮と肉を除いて、ガイコツだけを残すのは可能かね?』(不可能だそうです)
こども3人の旅芸人のセリフが良かった。
『今、オニとすれ違いましたよ』
5年の時が流れました。
中砂(なかさご)があなた(青地あおち。中砂の友人のドイツ語教授)に貸したあれを返してくださいというやりとりが何度か続きます。
本そして、ツィゴイネルワイゼンのレコード(額に隠してありました。隠したのは、青地の妻です)
すれ違いから、女の愛情を屈折した状態で表現してある映画なのか。
シーンは最初に戻ります。
鏡。
怪談話か。小泉八雲(こいずみやくも。ラフかディオ・ハーン)を思い出します。
死んでいるほうは、あたしじゃなくて、あなたのほうなんです。
洋画、『シックスセンス』を思い出しました。
鈴木監督も原田芳雄さんも亡くなってしまいました。
映像を通じて、永遠に生きいかれる人たちです。
タイトルは聞いたことがありますが、映画は、初めて観ました。
シュールレアリスム(超現実主義。じっさいには、目には見えない世界である思考、意識、夢などを絵にする)の映画だと思いました。
怪談話、妖怪、スリラー、ホラー、性風俗、まあ裏世界の雰囲気がただよっています。
この映画が製作された日本の時代によくあった男尊女卑(だんそんじょひ。妻は給仕(きゅうじ。召使(めしつかい)のようなもの)、女性蔑視(べっし。男子が女子をさげすむ)、女性差別、映像には、障害者の人権侵害にも触れるようなシーンもあります。半世紀ぐらい前、日本はそういう時代でした。
鈴木清順監督(弟さんがNHKアナウンサーだった鈴木健二さんだったことは知りませんでした)、原田芳雄さん、大谷直子さん、藤田敏八(ふじたとしや)の三人さんを中心にストーリーは流れていきます。ほかに、身体障害者役の旅芸人さんたち3人が出ていて、なかなかいい演技を披露されています。春歌(しゅんか。性風俗の楽曲、歌)がおもしろい。
死体、裸体、芸者、カニ、ウナギ、毒薬、(赤い)人骨など、芸術作品なのか、映画の趣旨はわかりにくい。
不倫、不貞(ふてい。浮気)、夫婦間のイザコザ、人間生活の裏側を表に引っ張り出します。
パブロ・デ・サラサーテ:スペイン出身の作曲家、ヴァイオリニスト。1844年(日本は江戸時代)-1908年(明治41年)64歳没。ツィゴイネルワイゼンのヴァイオリン演奏者。
映画では、レコードに、本人の話し声が入っているという話が出ます。録音中に入ったらしい。
ゆうれいが出たよーーみたいなシーンがところどころにあります。
宮澤賢治作品、『銀河鉄道の夜(死者の霊が列車にのってあの世へ行く)』の雰囲気を感じました。
キツネにだまされた。
ツィゴイネルワイゼンという曲は、人間の悲しみ(哀しみ)を表現してあるように受け止めました。
ニワトリの絵は、江戸時代の画家若冲(じゃくちゅう)という人の絵に見えました。ち密な描画です。
『あなた、あたしの骨が好きなんでしょ。透き通った(すきとおった)桜の花びらみたいな骨が取れると思っているんでしょ……』(毒が骨にしみこんで骨が赤くなるというような話でした)
なんだか、きもい。(気持ち悪い。グロテスク)
腐り(くさり)かけがいい。なんでも腐っていくときが一番うまいそうです。
BGM(バックグランドミュージック)が独特です。鈴の音です。それから、柱時計が時を打つ音。
絵画のような描写の映像です。現実+幻想の世界です。
男は、動物、野獣扱い。
人間の一番美しい姿は、ガイコツ。
鎌倉の切通し(きりどおし。鎌倉幕府防衛のための狭い通路)の風景がたびたび出てきます。
列車は江ノ電でしょう。
グロいけれど笑えます。
シュールレアリスムの世界です。
主人公の中砂(なかさご。原田芳雄さんが演じている)さんが亡くなりました。山の中で死んでいました。事故死扱いです。麻酔薬みたいなものを吸って死んだそうです。
中砂さんは、暴れん坊な人なので、観ていて、なんだかほっとしました。
だけど、そこからまだ長時間の上映時間が残っています。
どう話をつなげていくのだろう。
『皮と肉を除いて、ガイコツだけを残すのは可能かね?』(不可能だそうです)
こども3人の旅芸人のセリフが良かった。
『今、オニとすれ違いましたよ』
5年の時が流れました。
中砂(なかさご)があなた(青地あおち。中砂の友人のドイツ語教授)に貸したあれを返してくださいというやりとりが何度か続きます。
本そして、ツィゴイネルワイゼンのレコード(額に隠してありました。隠したのは、青地の妻です)
すれ違いから、女の愛情を屈折した状態で表現してある映画なのか。
シーンは最初に戻ります。
鏡。
怪談話か。小泉八雲(こいずみやくも。ラフかディオ・ハーン)を思い出します。
死んでいるほうは、あたしじゃなくて、あなたのほうなんです。
洋画、『シックスセンス』を思い出しました。
鈴木監督も原田芳雄さんも亡くなってしまいました。
映像を通じて、永遠に生きいかれる人たちです。
2024年09月22日
NHKBSドラマ 団地のふたり 第3回放送
NHKBSドラマ 団地のふたり 第3回放送 毎週日曜日午後10時放送
第3回放送の感想です。(9月15日日曜日放送分です)
認知症の高齢者女性が登場します。
30代、40代のときに、リーダーシップを発揮して輝いていた人でも、老齢期を迎えて認知症になる人はいます。人格が変わってしまいます。場合によっては、施設でないと生活ができなくなります。
介護するほうも老齢です。50代から60代に加えて、70代から80代の介護者もいます。娘だったり、息子だったり、配偶者だったりもします。かなりきつい。めんどうをみるほうも身体的にヨロヨロの状態であることが多い。
ドラマでは、仲村トオルさんのお母さんが認知症で、徘徊(はいかい。どこかへ行ってしまう。いなくなってしまう。行き先の目的地はない)があるし、息子である仲村トオルさんを他人扱いします。だけど、大昔のことははっきり覚えているという状態です。
いくつかの素材を散りばめながらのユーモアドラマです。平和です。みなさん善人です。悪人は出てきません。
ドラマのなかで、サイモンとガーファンクルの、『サウンド・オブ・サイレンス』が流れたのですが、先日、東京渋谷のPARCO劇場で観た、江口のりこさんと松尾諭さん、松岡茉優さんと千葉雄大さんが出ていた、『ワタシタチはモノガタリ』という舞台劇でも同じ曲が流れていました。縁を感じました。
ごはんづくりのドラマでもあります。おいしいごはんが映像に出てきます。お寿司、から揚げ、卵焼き…… おいしそう。
小泉今日子さんがドラマの中で離婚した理由のひとつに、料理がじょうずにできなかったということが本人の口から出ます。これまたドラマの中でのお話ですが、小林聡美さん(こばやしさとみさん)は、料理がとてもお上手(おじょうず)だそうです。
小泉今日子さんが中学生時代に恋をした相手が、カスカベくん(春日部くん。仲村トオルさん)で、まあ、いろいろエピソード(思い出話)が出ます。おもしろい。
しかしなんというか、仲村トオルさんはドラマのなかで55歳になったとはいえ(実年齢59歳)、しゅっとして背が高くてかっこいいのです。されど、なんというか、小泉今日子さんは、テレビで見ると太くなりました。どちらかといえば、四角い体つきです。まあ、女性は、歳をとると太くなることが多いわけで…… (いらぬことですが、由紀さおりさんも同様です)。まあ、男の場合も、太ったり、頭の髪がなくなったりもします。
おもしろいなあ。平和です。ユーモアがあります。女の人たちの団地物語です。
自分自身も二十代のころに、住宅都市整備公団の単身向け団地で一年間だけですが暮らしたことがあります。映像で見る建物と同じ構造でした。向かい合わせの部屋で、ひとつの棟に、階段が何本もありました。エレベーターはありませんでした。古い建物です。このタイプの建物は、もうほとんど建て替えられて、今はあまり残っていないと思います。
認知症は元には戻らない。(ほかの病気でもたいていは、年寄りの場合、もとには戻りにくい)
認知症になったらどうするか、親が認知症になる前に、親子で話をしておいたほうがいいです。
割り切ったほうがいい。在宅で親をみるのも限界があります。本人に一筆(いっぴつ)、『在宅介護が無理になったら、施設に入るよ』ぐらい書いてもらっておいたほうがいい。
認知症になってしまって、手に負えなくなって、本人が、施設には絶対入らないと言い張られたら、めんどうをみる者はつらいです。
介護退職の話が出ます。仲村トオルさんは、認知症になった母親のめんどうをみるために介護を理由に早期退職をして母親と団地でふたり暮らしを始めたそうです。
仲村トオルさんの奥さんは夫が退職したことを怒って、離婚話が出て、今は別居状態というような話がありました。
まあ、いろいろあります。
その後、仲村トオルさんの母親は、認知症対応の介護施設へ入所されました。
BGM(バックグラウンドミュージック)のバイオリンの音色(ねいろ)が優しい。
第3回放送の感想です。(9月15日日曜日放送分です)
認知症の高齢者女性が登場します。
30代、40代のときに、リーダーシップを発揮して輝いていた人でも、老齢期を迎えて認知症になる人はいます。人格が変わってしまいます。場合によっては、施設でないと生活ができなくなります。
介護するほうも老齢です。50代から60代に加えて、70代から80代の介護者もいます。娘だったり、息子だったり、配偶者だったりもします。かなりきつい。めんどうをみるほうも身体的にヨロヨロの状態であることが多い。
ドラマでは、仲村トオルさんのお母さんが認知症で、徘徊(はいかい。どこかへ行ってしまう。いなくなってしまう。行き先の目的地はない)があるし、息子である仲村トオルさんを他人扱いします。だけど、大昔のことははっきり覚えているという状態です。
いくつかの素材を散りばめながらのユーモアドラマです。平和です。みなさん善人です。悪人は出てきません。
ドラマのなかで、サイモンとガーファンクルの、『サウンド・オブ・サイレンス』が流れたのですが、先日、東京渋谷のPARCO劇場で観た、江口のりこさんと松尾諭さん、松岡茉優さんと千葉雄大さんが出ていた、『ワタシタチはモノガタリ』という舞台劇でも同じ曲が流れていました。縁を感じました。
ごはんづくりのドラマでもあります。おいしいごはんが映像に出てきます。お寿司、から揚げ、卵焼き…… おいしそう。
小泉今日子さんがドラマの中で離婚した理由のひとつに、料理がじょうずにできなかったということが本人の口から出ます。これまたドラマの中でのお話ですが、小林聡美さん(こばやしさとみさん)は、料理がとてもお上手(おじょうず)だそうです。
小泉今日子さんが中学生時代に恋をした相手が、カスカベくん(春日部くん。仲村トオルさん)で、まあ、いろいろエピソード(思い出話)が出ます。おもしろい。
しかしなんというか、仲村トオルさんはドラマのなかで55歳になったとはいえ(実年齢59歳)、しゅっとして背が高くてかっこいいのです。されど、なんというか、小泉今日子さんは、テレビで見ると太くなりました。どちらかといえば、四角い体つきです。まあ、女性は、歳をとると太くなることが多いわけで…… (いらぬことですが、由紀さおりさんも同様です)。まあ、男の場合も、太ったり、頭の髪がなくなったりもします。
おもしろいなあ。平和です。ユーモアがあります。女の人たちの団地物語です。
自分自身も二十代のころに、住宅都市整備公団の単身向け団地で一年間だけですが暮らしたことがあります。映像で見る建物と同じ構造でした。向かい合わせの部屋で、ひとつの棟に、階段が何本もありました。エレベーターはありませんでした。古い建物です。このタイプの建物は、もうほとんど建て替えられて、今はあまり残っていないと思います。
認知症は元には戻らない。(ほかの病気でもたいていは、年寄りの場合、もとには戻りにくい)
認知症になったらどうするか、親が認知症になる前に、親子で話をしておいたほうがいいです。
割り切ったほうがいい。在宅で親をみるのも限界があります。本人に一筆(いっぴつ)、『在宅介護が無理になったら、施設に入るよ』ぐらい書いてもらっておいたほうがいい。
認知症になってしまって、手に負えなくなって、本人が、施設には絶対入らないと言い張られたら、めんどうをみる者はつらいです。
介護退職の話が出ます。仲村トオルさんは、認知症になった母親のめんどうをみるために介護を理由に早期退職をして母親と団地でふたり暮らしを始めたそうです。
仲村トオルさんの奥さんは夫が退職したことを怒って、離婚話が出て、今は別居状態というような話がありました。
まあ、いろいろあります。
その後、仲村トオルさんの母親は、認知症対応の介護施設へ入所されました。
BGM(バックグラウンドミュージック)のバイオリンの音色(ねいろ)が優しい。