2012年11月01日

GANTZ(ガンツ) 映画

GANTZ(ガンツ) 映画 ケーブルTV録画

 何だろう。初めての「発想」との出会いがありました。地下鉄駅ホームから泥酔で線路に転落した男性を救うために命を落とした小学生時代に親友だったふたりが、あたかもあの世で生きている。死んだのに死んでいない。生きているのか。死んでいるのか。どのように設定された世界なのかから観る興味がどんどん湧いてきました。
 死後の世界ではあるけれど、玄野(くろの)、加藤、岸本(夏菜さんはとてもかわいらしい)たちは、実体のわからない化け物たちと戦います。殺さなければ殺される。殺しても最後は殺される雰囲気があります。くろのが、加藤の弟(最初は女性かと思いました。)のために加藤の命を救うことを目標とすることは作品の後半で理解できます。
 中休みの大学生活(現実生活)の意味をとれませんでした。死後の世界を明確に扱ったものではありません。敵が仏さまという設定は、仏像・寺社好きのわたしにとってはちょっとつらい。かれらは本来、人びとを救ってくれる存在です。最初にびびっときた「発想」も時間の経過とともに既存からの脱皮をしきれていないことに気づきます。それから、銃のような武器を使ったときの発射するタイミングが遅い。もっと早く撃てばよいのにと少しいらいらしました。とはいえ、面白い。途中で家族のひとりが、この映画は「前編」だと教えてくれました。今夜「後編」が放映されるので楽しみにしています。


GANTZ PERFECT ANSWER ケーブルTV録画

 物語の展開内容はよくわかりませんが面白い。
 死後の世界と現世があり、両者が入り混じります。
 テーマは「反戦」でしょう。殺し合いから生まれる憎しみによる復讐には終わりがない。最後は「愛」です。
 単純ではあるけれど緊迫感のある音楽というよりも「音」、めまぐるしく動作するアクション、前半は前編のほうがよかったと感じましたが、後半になるにつれ、内容は重くなり、心を揺さぶられました。


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