2012年08月25日

電車男 中野独人

電車男 中野独人 新潮社
 
 とても売れました。最初に書店で手にとったとき、これは本なのか。パソコンの電子掲示板がそのまま表示されていました。読んでみるか、電車男。起承転結があるようでない。ひたすらハッピー路線が驀進(ばくしん)していく。
 ずいぶん前、パソコン操作のQ&Aを柱にして、ドラマの脚本ができないだろうかと発想したことがあります。しかし被写体がパソコン画面ばかりでは話にならないと思いました。それが偶然「電車男」という形で突然変異的に映像が生まれました。画期的です。
 けなげで奥手なひとりのオタク系男性を同類のまわりの人たちが支えていこうとする。エルメスという女性も積極的です。これはひとえに電車男の人柄に魅力があるからです。本当の彼は安定した職業と、そこそこの容貌をもった人なのでしょう。そしてなによりも誠実でまじめな人柄なのでしょう。


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