2010年09月28日

スウィングガールズ DVD

スウィングガールズ DVD

 何度見ても楽しめます。痛快です。笑えます。音楽を中心において、東北弁で本音丸出しのあけっぴろげな言動の女子高生たち。落ちこぼれていた彼女たちが、やる気になって、へたくそな演奏が上達していく過程、ひとつにまとまっていく気持ち、日の目を見なかったこどもたちが日の目を見る。そういったところに、この映画の魅力があります。
 ビッグバンドジャズの明るい響きが心地よい。ことに「シング・シング・シング」は太鼓のリズムにのって、体が自然に動き出します。
 男子先生の行動に若干暗めな面もありますが、マツタケを取りにいってイノシシがダウンするシーンとか食中毒が回復して復帰したブラスバンド部員に立場を奪われてみんなで大泣きするシーンなどが、心に残ります。


(2011年4月24日再鑑賞)
若干の暗さがあるものの、話や映像のつなぎ方がうまい映画です。
最後の「シング・シング・シング」は圧巻です。

物語をつくる秘訣として「好き」があります。
わたしは演奏することが好き。
わたしは誰々が好き。
単純なことをテーマにして物語をつくりあげていくと感動が生まれる。


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