2008年11月16日

大分県旧中津江村

大分県旧中津江村(現在日田市)

 昨日、静岡県のエコパを掲載したときに、ワールドカップに出場したカメルーンの選手たちが合宿した大分県旧中津江村へ3年前に行ったことを思い出したので記述してみます。
 目指したのは鯛生(たいお)金山でした。季節はちょうど今頃、11月下旬の3連休でした。その日は、豪雨でした。あいにく写真はありません。
 そのとき鯛生(たいお)金山にはふるさと創生1億円事業で製作された金の雌雄の鯛が展示されていたのですが、わたしたちが坑内で見学した数か月後に盗まれました。実はわたしはそのときに、警戒のゆるさを感じ、そのうち盗難に遭うのではないかと危惧したのでした。なにせ山奥で、人気(ひとけ)が無く、夜はだれも近寄ることもなかったことでしょう。
 行程では、車で阿蘇方面から菊池渓谷を北上してきて、道に迷い、さらに道を間違えてしまい、奥深い山間部の山肌に沿った林業関係者のみが通るような幅の狭い道を、空に上り詰めるような感覚で、豪雨に打たれながら、右へ左へとひたすらハンドルを切りつつ、対向車が来ませんようにと祈り、早くこの峠道を抜けたいとものすごい緊張感でした。上って下って道をはずれたところにようやく観光地の鯛生(たいお)金山がありました。
 真紅の紅葉が真っ盛りでした。激しい雨に打たれながら木々の葉が濡れて揺れていました。
 どこもかしこも山また山で、いったいどこにカメルーンの選手たちが練習したグランドがあるのかは見当もつきませんでした。

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