2024年02月02日

指値(さしね) 株式取引

指値(さしね) 株式取引

(以下の部分は、1月27日土曜日に書きました)
 指値というのは、株式市場での株の取引で、この株価でこの株を買います。あるいは売りますという金額の設定をいいます。

 株の取引を始めたころは、価格設定が、なんだかめんどうくさくて、証券会社とのやりとりの電話のなかで、その場で買えそうな価格、売れそうな価格をその場で設定して、即決みたいなやりかたで売買をしていました。(わたしは、オンラインの電子取引ではなく、証券会社へ電話をかけて担当者と口頭でやりとりをして取引をしています。昭和時代のアナログ(昔風の手間と時間がかかるやりかたでよしとする。デジタル方式は合わない)な人間です。効率が悪くてもかまいません)

 その後、『(株というものは)買ったら安くなる。売ったら高くなる』という体験を何度かして、自分の気持ちの中で、この株価ならどう上下しても許せるという折り合いをつけるために、ふつうの指値方式(さしねほうしき)をとることに変更しました。
 この金額になったら買う。この金額になったら売るというやり方で、期限は、たいていは、週末金曜日の午後3時として、週の初めころに電話でお願いしています。
 魚釣りの気分に似ています。こちらから攻めていくのではなく、相手からやってくるのを待つのです。相手がやってこなかったらあきらめるのです。

 さて、2024年(令和6年)は、年明けから株価が急上昇してきました。新型NISA(ニーサ)の開始とか、中国の投資家が日本の株式市場に資金をつぎこんできたとかが理由のようです。
 自分としては、この時期、株を買うのではなく、株を売るほうの立場で挑んでいます(いどんでいます)。これまで保有していた株の利益確定です。指値を設定して、いくつかの株は日にちがかかりましたが売却できました。
 ひとつだけまだ売れない株があります。毎週チャレンジして、3週間うまくいきませんでした。自分なりにこれまでの投資経験から考えて、(まだ3年目ですが)、当該株式会社の2月発表の四半期決算発表の内容は良くないと予想しています。悪い決算発表後株価の下落が予想されるので、決算発表の日までに手離したい。

(その後のこと 2月1日木曜日に追記しました)
 昨日、売りたい株を売りたい株価で、指値を入れ続けた4週間目にやっと売却ができました。
 指値の金額設定の考察に時間を費やしました。最初に設定した指値の額を、自分が思い描くギリギリまで下げました。
 売却できたその日の取引期限時刻午後3時になる1分前か、30秒前のような感じで、取引が成立しました。スリルがありました。自分の株が売れたという実感がありました。
 午前9時のスタートからちょっと上げて、少し下げて、そのあと、ぐーっと株価が上昇して午前の取引が終わりました。それでもまだわたしが設定した指値には遠い。午後からの取引再開で、さらに右肩上がりで上昇していきました。すごい勢いでした。きょうはだめでも、あしたかあさってには指値に到達して売却できるかも。(翌日、株価は下がりました)
 株価はグングン上昇して、残り5分のとき、イケーイケーという気分になりました。残り時間少々で目標の数値でゴールテープを切ったときには胸に快感が広がりました。ヤッター!!

 来週、当該会社の四半期決算発表があります。自分が、当該銘柄の悪い決算とその後の株価下落を予想したことが吉だったか凶だったかは、今はまだわかりませんが、もう手離した株なので未練はありません。吉でも凶でもどちらでもかまいません。売却益でつくった今回の資金を別の銘柄に回す次のプランを思い描いているので、意識は未来にあります。

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