2019年12月30日

2019年 今年観て良かった映画など

2019年 今年観て良かった映画など

カメラを止めるな! 邦画DVD 2018年公開
 話題になった映画です。ようやく、返却されたDVDを見つけたので借りました。
 仕掛けのある映画なのであまり書けませんが、伏線の張り方も上手で、見終わったあとは、さわやかな気持ちになりました。前半30分ぐらいは、ホラーとかスリラーとか、血まみれのグロテスクでしたが、その後は喜劇でした。今年観て良かった映画です。

人魚の眠る家 邦画DVD 2018年公開
 良かった。いい映画でした。前半から中盤は重苦しく暗い。退屈な時間帯もありますが、ラスト付近で、次々と感動の波が押し寄せてくるようにつくられています。それまではあまりしゃべらなかった登場人物たちがしゃべりだして、霧に隠れていた真実が、霧が晴れて見えるようになります。すごいなあ。

相棒DVD シーズン5 2006年(平成18年)10月~翌年3月
第11話
 2時間半スペシャルです。設定には無理があるのですが、今年観て良かったドラマでした。
 国会議員の婚約者(離婚歴あり。ろうあの娘あり)が、連れ子の娘を誘拐されて、犯人から娘を開放する代わりにこれから再婚して夫になる国会議員の射殺を求められます。

こんな夜更けにバナナかよ 邦画DVD 2018年公開
 筋ジストロフィー(筋肉が徐々に壊れていく)男性、障害者の暮らしが土台です。実話です。映画は、ラブストーリーをからめて、人生を考えるヒューマンな面、治療に取り組むドキュメンタリーな部分が重ねてあります。いい映画でした。今年観て良かった1本です。ラスト近くにある、とあるシーンは最高でした。

きみはいい子 邦画DVD 2015年公開
 小説は読んだことがあります。母親が幼児を集合住宅の密室で虐待する内容でした。
 映像は、終始暗い雰囲気ですすんでいきます。観ているほうの気持ちも沈みます。
 家庭環境に恵まれない子どもばかりです。こどものために歯を食いしばって戦ってくれるおとながいない。児童相談所も頼りない。学校も事なかれ主義の人ばかり。こどもが逃げ込む場所がいる。
 そのうち、子どもは闘うことを覚えます。そして、親はこどもに負けるときがきます。子どもは家を合法的に出て行きます。
 荒れた教室の映像を観ていると、とりあえず、(子どもたちが)生きていればいいという気持ちになります。
 後半に近づくに従って、じーんと感動の波が近づいてきます。
 映画を観たなーという気分に浸れました。今年観て良かった1本です。


この記事へのトラックバックURL

http://kumataro.mediacat-blog.jp/t137517
※このエントリーではブログ管理者の設定により、ブログ管理者に承認されるまでコメントは反映されません
上の画像に書かれている文字を入力して下さい