最愛の子ども 松浦梨英子 文藝春秋

 20ページまで読みました。高校生の話で、生徒が多いので、登場人物が多い。このページにくるまでにメモを繰り返して疲れました。ひと休みします。

 女子高生同士を夫婦と見立て、また、別の女子高生をその夫婦の子どもと見立てる。疑似家族です。

 神奈川県下の私立玉藻学園、女子高かと思いましたが、男女共学校です。ただし、女子クラスと男子クラスに別れています。お金持ちの家の子どもたちです。

 北海道への修学旅行があります。ちょっと、思い出しくもない自分の修学旅行、学生時代がよみがえってきて、フラッシュバックです。

 女子高生の生態が描かれています。今年読んだ、三浦しおん作「のの花通信」と共通する雰囲気があります。

 女子同士の同性愛の話です。女子向きの本です。

 物語の進行役、語り手がだれなのか、最後までわかりませんでした。主語が「わたしたち」と表記されています。そして、ときおり、作者が登場人物にのり移ってその心情を語るのです。不思議な感覚がありました。

 調べた単語として、「混淆:こんこう。様々なものが入り混じる」、「憫笑:びんしょう。あわれみのこもった笑い」、「フィクサー:資金、政治力、人脈をもった人物で正規の手続きを経ずに調整をする」、「リアーナ似:女性シンガーソングライター。中米の島の出身」、「鑑:かがみ。お手本。模範」、「挿む:はさむ」

 心に響いた表現として、「うちは、家族仲が悪い」、「生きるのって面倒臭い」、「手下連中が、さぁっと離れた」

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