2018年02月20日

上司が壊す職場 見波利幸

上司が壊す職場 見波利幸 日経プレミアシリーズ

 もうすぐ定年退職なので、いまさら読んでもしかたがないのですが、本屋で手にして、おもしろそうだったので買ってしまいました。

 管理職の立場の者を分析・評価・対策する内容です。逆の立場から物申させていただくと、メンタルヘルスの面で、長期間通院しても復職できないというのは、本当に治療する気があるのかと疑うのです。書中に一瞬だけ記事がありましたが、医療機関にとって都合の良い「顧客扱い」になっているのではないか。

 パワハラ上司は何人か観てきました。許される時代でした。もう、これからは、許されません。書中にありますが、マネジメント専門職をつくるべきでしょう。仕事の名職人イコール名監督者ではありません。
 昔は、耳に痛いことを言ってくれる人は大切にしなさいと教わりましたが、今は、良かれと思って、耳に痛いことを言うと、仕返しをされる時代です。

 マシンガンのように話す人は危ないというようなことが書いてあります。とくに、女性管理職にそのタイプが多いような気がします。

 完ぺきな人っていないと思う。

 最後は、「誠意」で締められています。

 人の真実を見抜く本です。案外、結婚相手の判断にも通じます。

 もう、どうしようもなくなったら、辞めるしかない。

 後半に、問題行動ある管理職との面談の仕方が書いてあります。相手に、ずばり本音を言わない手法です。本音をはっきり言って、けんか別れになってもいいというパターンもあると思います。はっきり言わないとお互い何を考えているのか、わかりあえないということが、年齢を重ねてわかるようになりました。

 採用試験を厳しく実施するとあります。ゆるい選抜は将来、問題行動ありの上司を生む。

 無関心はだめ。

 公務員社会は危うい。教員も同様

 最近の優良企業脱落の原因がここにある。

 AIについて書いてありますが、未来社会では、AIが人間グループを公平・公正にマネジメントするのかもしれません。

印象に残った言葉として、「チームの生産性」、「仕事量の多さや勤務時間の長さで組織が壊れるのではない。」、「大部分の上司は普通」、「面従腹背:めんじゅうふくはい。うわべだけ従う。内心反抗」、「独自のコード(ルール)」、「裏の顔をもつ幹部職員」


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