やばい老人になろう さだまさし PHP研究所

 もう今は亡き人たちのお話でした。
 さださんのルーツ(祖父母)から始まって、さださんがお世話になったお年寄りたちの話です。
 一般人からみたら、ヘンな人たちです。でも、さださんをつくってくれた人たちです。

 やばいの定義として、
 1 知識豊富
 2 痛みを共有してくれる
 3 ひとつスゴイものをもっている
 とあります。そういう、人たちです。並みの人たちではありません。

 無難にすまそうとするのは「愛」じゃない。むしろ、「薄情」

 作者が人々から叩かれまくったというような記述があるのですが、そうかなと首をかしげた。あまり知らないから、そうなのだろう。そういうときに彼を支えてくれた年寄りたちです。ちょっと、老人をもちあげる本でもあります。

 九州地方に住んでいたことがあるので、知っている地名が出てくると親しみがわきます。

 ロシアでの祖母のお話はかなりおもしろい。

 さださんが、ドラマチックな歌「精霊流し」で、父親の借金を返済した話は良かった。

 九州人のはちゃめちゃさが、わたしは、怖い。破滅型です。作者はそれを「ロッカー」と呼ぶ。

 曲作りの様子は、臨場感(その場にいるような感じ)があって、この本はいい本です。
 作者は天才です。

 三世代同居を推奨する内容でした。書かれていることを実行することは、むつかしい。

 良かった文節です。「49歳で、ようやく小説を書くようになった」、「外国のこどもは、国の未来を心配するが、日本のこどもは、自分ファースト」、「この国は、教育を見失った」

 調べた言葉です。「洗い張り:和服の洗濯。ばらしてきれいにする」、「ロシアの匪賊:盗賊」、「歌のポピュラリティ:大衆性、人気、広く知られていること」、「挽歌:いなくなった人を歌う」、「気障り:相手の言動を不快に感じること」、「アンチテーゼ:反対理論」

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