芸能界蛭子目線 蛭子能収(えびす・よしかず) 竹書房

2015年4月発行のマンガ含みの本です。
今読むとしみじみします。複雑な気持ちにもなります。
路線バスの旅は終わりました。
この本では、太川さんの奥さんも登場します。

マンガの絵はうまくない。(ヘタとは言いにくい)
その点で、漫画家志望の人には希望を与えてくれる絵です。

記事は、今となっては過ぎたことです。
(現在がどんどん過去になっていきます。)

筆者の写真は、どこにでもいるくたびれたおじさんの姿です。
その点で、平均的な日本人です。
罪のない善人の顔立ちです。
芸能界に染まらない中途半端な位置にいる人です。(後半の孤独感は、冷たく、でも事実として、よく伝わってきました。)

バス旅で歩いて体重10kg減の話が良かった。
太川さんとの行動比較話も良かった。
仕事の内容がだんだん低次元のものになっていく。下り坂を落ちている感じというのが良かった。
セリフ「わたしは無力である」が良かった。
経済的な余裕がないと卑屈になるお話しも良かった。

印象に残ったのは「NHKは王様」

ひな壇の芸人は楽屋では疲れ切っている。
芸能人は、チヤホヤされるか、けなされるかのどちらかひとつとあります。どちらも生きにくい。

夜の付き合いは、キツク、オソロシイ。朝帰りばかりです。
有名になってお金持ちになるって何なのだろう。失うものも大きい。

芸能界の裏話がおもしろかったり、悲しかったりします。

そうか、そうだなと、思わせてくれる1冊でした。

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