2015年08月20日

ゆるい生活 群洋子

ゆるい生活 群洋子(むれようこ) 朝日新聞出版

 作者は、70歳ぐらいの方かと思っていましたが、違っていました。60歳ぐらいの方です。お若い。
 これまでにも同作者の本を、台湾旅行記を始めとして、何冊か読んだことがあります。この方のエッセイは売れるので、売り上げにつながる出版社にとっては堅実な作家さんというイメージをもっています。今回の本はタイトルから、その自由な生活ぶりが書かれた本だろうと思っていましたが、これも違っていました。
 健康読本です。漢方薬によるめまいの治療、体質改善です。ダイエットも含まれています。体内から余分な水分を出すのです。
 漢方を始めて2年後ぐらいから体重が急速に落ちています。50キロちょいすぎ付近から、43キロまで落ちて、不安になった作者の食生活変更で、その後、48キロぐらいまで戻しています。
 50代になって、内臓、とくに胃が弱ってきているのに食べ過ぎであった。ことに甘いものを食べ過ぎであった。飲酒はされていません。たばこもたしなまれていません。和菓子をはじめとして、氷菓、ケーキ類が大好物だったそうです。
 からだから水を抜く漢方薬を使用されます。薬の名前は漢字がむずかしいので、ここに表記する気になれません。
 それからリンパマッサージを受けています。かなり痛いらしい。

 水の量については、首をかしげます。ふろあがりの1杯とか、支障がないような気がします。
水のほかにも減らすものがあります。仕事量です。7割にするそうです。

 作者は「禁和菓子」に挑みます。自分は和菓子を食べたいと思わないので、どうしてそんなに食べたいのかと不思議になるのですが、逆にアルコールを飲めない人からは、どうして毎日ビールを飲まなければならないのかと質問されます。
 思うに、人間は何かに依存しながら生きている。何かを絶てば、代わりに何かを始めなければ、精神状態が不安定になる気がします。

 エアコン、夏のクーラーのことが書いてあります。高齢の方はクーラー嫌いが多い。それで、室内で熱中症になって亡くなる方もいたと新聞で読んだことがあります。クーラーを上手に使う。一見もったいないように見えるけれど、窓を開けた状態で、28℃ぐらいで、送風の雰囲気で数時間使えばいいような気がします。逆に以前、プロ野球選手が、冷えた部屋で、分厚いふとんをかぶって寝ていたのをテレビで見たことがありますが、体調維持の効果のほどはわかりません。

(つづく)

 読み終えました。
 本の中のお話は、パンツの薄い、厚いという内容に始まり、この本はやはり女性向けであり、このまま男のわたしが読み続けて良いものかと躊躇しました。
 医師を盲信しないこと、「気」の話と続きます。人生のふりかえりとなり、人はスーパーマンではないから、だれしも老化が訪れる。老化の準備を徐々にしていく。これまで身につけたものを少しずつ手放していく。そんなお話です。老いを迎える。
 組織で働く人には、組織による健康管理のケアがありますが、単独で働く人は自己管理・自己負担でやっていかねばならない大変さが伝わってきます。
 2008年から6年間、リンパマッサージとか、漢方薬治療の経過ですが、読んでいると、迷信ではないかと疑心暗鬼になるときもあります。「暗示」という言葉が頭に浮かびます。上手に暗示にかかるのも手かもしれません。


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