2024年02月08日

添い寝(そいね)

添い寝(そいね)

 旅先のホテルで、小学校低学年の男の孫とベッドで添い寝をすることがあります。
 孫がいっしょに寝たがります。孫には甘い祖父なので、孫からは慕われています。よくなついてくれています。
 初めての添い寝の時は、夜中に孫がベッドから転落しました。(とはいえ、おおごとにはなりません)
 その後の宿泊では転落することもなく熟睡しているようすです。
 隣で小さなこどもが寝ていると、自分も気持ちが落ち着きます。
 孫が生まれたときの姿を覚えているので、大きくなったなあという実感があります。

 自分が小学生だったころ、たまにおねしょをしていました。
 夜中にオヤジがこっちへこいと呼ぶので、オヤジのふとんでふたりで寝ました。
 わたしは、いばりんぼうで権力的なオヤジがキライでしたが、濡れたふとんで寝るのはイヤでした。
 オヤジのふとんはあったかくて、気持ちが良かったことを今でも覚えています。
 中学の時にオヤジが病気で死んでからもう50年以上がたちました。
 時が過ぎるのは早いものです。いろいろありましたが、やれやれです。残りの人生という時間を楽しんで、孫たちにいいじいさんだったと惜しまれながら(おしまれながら)、この世にサヨナラしたいものです。  

Posted by 熊太郎 at 07:22Comments(0)TrackBack(0)熊太郎の語り