6才のボクが大人になるまで 洋画DVD

6才のボクが大人になるまで 洋画DVD 2014年11月公開

 実際の本人の成長に合わせて撮影された映画だと読みました。姉がいて、両親がいるところからスタートなので、全員が本人さんだろうかと疑問をもちました。
 姉サマンサ、弟メイソンで、メイソンくんが7才から始まります。最後は18才、高校卒業までです。ふたりとも本人で、姉は本作の監督・脚本者の実子です。実父母役も本人で、だんだん歳をとっていきます。
 
 人生とは何かと、哲学的な映画です。そして、答えはありません。
 映画のなかの設定は、実父母のもとで暮らせない姉弟です。最初の離婚があって母に引き取られて、結局母親は3回結婚します。2回目の夫にはふたりの連れ子がいて、夫にはDV、虐待をする性質があります。両親が不仲だと子どもは苦労します。
 血のつながっていない男から、「ここは俺の家だ。俺がルールだ。従えないなら出ていけ」と言われたら、力のない子どもはたまりません。
 肉体単純労務者の男性の話が良かった。こどもたちの実母のアドバイスに従います。努力は報われる。(夜間大学に通って勉強する。きちんと就職して働いて役付きになる)

 小さい頃は口うるさい姉も成長するに従って静かになります。実父役はおしゃべりです。外国人の父親ってこんなにしゃべるものなのか。うるさい実父ですが、こどもたちには好かれています。大好きな車GTOなのに、ツードアで、3人が乗るときには乗りにくそう。母親がしきりにシートベルトの着用にこだわることが不思議でした。

 子どもたちは映像の中では急速に成長していきます。色恋にも目覚めます。実父は子どもたちに避妊するよう説きます。なにせ、実父はあからさまで明るい。されど、離婚して、再婚して赤ちゃんがいます。
 
 ラストの女子大生の言葉、「チャンスはきっといつもすぐそこにあるもの」という趣旨は、大学に合格したメイソン君にわたしにラブコールしてという女子の求愛の言葉だったと思いたい。


 最近、映画「男はつらいよ」をずーっと観ているのですが、劇中に出てくるさくらさんとひろしさんのお子さんである満男ちゃんは、あかちゃんのときからずーっと同じ子役さんで、第2作昭和44年~第26作昭和55年の間に成長していくわけで、これもまた記録だと思うのです。