2013年10月26日

眠狂四郎殺法帖 映画 DVD

眠狂四郎殺法帖(ねむりきょうしろうさっぽうちょう) 映画 DVD

 1963年の作品です。カラーTVがまだなかった頃、「総天然色」と銘打った映画は人々が楽しみにする娯楽のひとつだったことでしょう。眠狂四郎は暗殺者ではなく、正義感たっぷりの善人でした。
 前半では、すぐに殺しあおうとする短絡さに気持ちが引く思いでしたが、意外な結末で、作品と製作者に愛情が湧きました。
 中村玉緒さんが若い。玉緒さんも風景も美しい。セリフの多いよくしゃべる映画です。はきはきしています。
 時代は常にヒーローの登場を待ちわびています。「半沢直樹」のシーンのように、玉緒さんが殿様に向かって土下座を求めるシーンが登場してびっくりしました。時代は繰り返されているのです。男尊女卑の差別的シーンが幾度か出てきました。それから、眠狂四郎が「ウザイ」というセリフを発したので、これもまた驚きました。「うっとおしい」という意味で、現代の若者・高校生言葉だと思っていました。
 心に残ったセリフのいくつかです。
 「刀だけでは思いはかなわない」(力だけでは、夢はかなわない。知力が必要です。)
 「もうこの世に美しいものはない」(金儲けが第一の主義に走る社会に対する風刺)
 「女の幸せ」。女性の幸せって何だろう。


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